大型新造クルーズ船「飛鳥Ⅲ」へデジタルサイネージソリューションを提供
三菱HCキャピタル株式会社(代表取締役 社長執行役員:久井 大樹/以下、当社) は、郵船クルーズ株式会社が運航する新造クルーズ船「飛鳥Ⅲ」へ、デジタルサイネージとキャビン用テレビのサービスソリューション(以下、本ソリューション)の提供を開始しました。船内共有スペースに設置するデジタルサイネージと全客室に設置するキャビン用テレビ計868台を提供、「飛鳥クルーズ」として初の本格的なデジタルサイネージ導入になります。
本ソリューションは、当社がデジタルサイネージおよびキャビン向けテレビ機器のリースと保守・構築支援、グループ会社であるMHCトリプルウィン株式会社がコンテンツ配信システムの提供を担い、それらをワンストップで提供するサービスです。客室のテレビや船内各所に設置されたデジタルサイネージを通じて、リアルタイムなイベント告知や運航情報などの提供が可能です。
郵船クルーズは「つなぐ、ちから。」をコンセプトに、「飛鳥クルーズ」などを通じた非日常空間の創出に取り組んでおり、本ソリューションを通じて船内のパブリックスペースにおける空間価値の向上に貢献します。また、デジタルサイネージの強制視認性を生かし、目的地の観光やグルメ情報を発信することで、船と各地域を結び付け、お客さまのマイクロツーリズム*1を促進するメディアとしての機能も担います。
三菱HCキャピタルは、「2023~2025年度中期経営計画」において、事業戦略に「ビジネスモデルの進化・積層化」を掲げ、デジタルやデータ活用による高付加価値サービスの提供や新ビジネスの開発に取り組んでいます。2024年10月には、神戸新聞社とともに神戸エリアの大学・高等専門学校の学内にデジタルサイネージを設置し、県内企業の認知度向上コンテンツなどを配信する実証実験を行う*2など「デジタルサイネージを通じた地域の安心・安全な街づくり」に貢献するサービスの提供に向けた取り組みを進めています。
本ソリューションの提供を契機に、デジタルサイネージの活用領域を拡大し、社会課題の解決に向けて取り組んでいきます。



*1 生活拠点から1~2時間程度の移動圏内の「地元」で観光する近距離旅行の形態のこと。
*2 2024年10月28日開示ニュースリリース「三菱HCキャピタルと神戸新聞社が神戸市内の大学など
でデジタルサイネージを活用した実証実験を開始」
https://www.mitsubishi-hc-capital.com/investors/library/pressrelease/pdf/2024102801.pdf
■飛鳥Ⅲについて
飛鳥Ⅲは、全長230m、総トン数52,265トン、乗客定員740名、全381室がバルコニー付きの豪華客船です。フレンチやイタリアン、和食など多彩なレストラン、展望大浴場・露天風呂やスパ、
フィットネス、カジノ、数々のアート作品など、上質な船旅を演出する施設が充実しています。
詳細は、公式サイトをご参照ください。飛鳥クルーズ公式サイト
■デジタルサイネージソリューションの概要

各社役割 |
三菱HCキャピタル: デジタルサイネージおよび周辺機器のハードウェア機器提供、 ハードウェア保守、取りまとめ MHCトリプルウィン: コンテンツ配信システムの提供 |
設置場所・契約台数 |
全客室および船内共有スペース(予備機器含め計868面) |
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