登録学校数全国635校。学校向けデジタルアンケートサービス「デジアン」
教育分野におけるDX推進を後押し、共通アンケートのデジタル化を実現

株式会社miraNEX(ミラネックス|本社:神奈川県横浜市、代表取締役:中村聡、以下miraNEX)と、株式会社frame and surface(フレームアンドサーフェス|本社:神奈川県横浜市、代表取締役:正司真大、以下FAS)は、学校現場におけるアンケート業務の負担軽減と業務効率化を目的に、学校向けデジタルアンケートサービス「デジアン」を提供しています。
既に関東圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)の私学中学高校の635校が登録しており、大手学習塾や教育系出版社、模試事業者などにおいても採用されています。
「デジアン」は、これまで紙・FAX・メールなど、事業者ごとに異なる形式で行われてきた学校向けアンケート業務をデジタル化し、教育現場の負担軽減と業務効率化を目的としたサービスで、中学校・高等学校(中高一貫校を含む)を対象に、複数の教育関連事業者から依頼されるアンケートを一元的に回答できるシステムを提供しています。
<多くの先生が抱えるアンケート回答の負担>
①アンケート件数が多い
アンケートを依頼してくる塾や教育系メディアの数が多いため、同じ内容の回答を紙に記入しなければならない。しかも、1社毎にアンケートの設問数が非常に多い。
②学内情報の集計が大変
男女別や科・コース・クラス別、進路先別など、アンケート単位で集計する観点が異なるので、その都度集計が発生し膨大な労力がかかる。
※集計が終わった後に、「「実は以前回答したことと同じ内容だった!」ということも。
③依頼されるアンケートの回答期日がバラバラ
各社から紙やFAXで送られてきて、かつそれぞれに締切日も異なるので、日程を管理するのが大変。
④紙に書いたものは修正できない
自校の情報なので間違いが許されないが、紙に書いた内容は修正できないので、公開(発送)する際、プレッシャーがある。
教育現場では、授業運営や生徒指導、進路指導、保護者対応、校務分掌など、学校の先生が担う業務だけでも多忙を極めています。そうした中で、学習塾や出版社、模試事業者などから届くアンケート依頼は、設問内容や回答方法、提出期限がそれぞれ異なり、その都度確認や対応が必要となるため、先生方の大きな業務負担となっていました。
当社のアンケートでも、「対応したい気持ちはあるものの十分な時間を確保できない」「本来の教育活動に集中できない」といった声も多く聞かれています。
一方で、アンケートを依頼する事業者側においても、回収状況の確認や督促、回答データの入力・集計・分析など、一連の業務に多くの人的・時間的コストがかかっているという課題を抱えていました。調査を継続するほど負担は増大し、調査品質やスピードの維持が難しくなるケースも少なくありません。
こうした課題は、学校や事業者といった個別の現場に限った問題ではなく、非効率なプロセスが慣習として続いてきた結果、教育に関わる多くのプレイヤーが、本来注力すべき教育の質向上やサービス改善に十分な時間やコストを割けないという構造的な損失を生み出してきました。学校では教育活動や生徒と向き合う時間が圧迫され、事業者側でも新たな価値創出への投資が難しくなるなど、結果として教育分野全体にとっての機会損失につながっていると考えられます。
「デジアン」は、2025年12月現在、全国635校の登録があり、関東圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)の私学中学高校においては、約70%で利用が広がっています。
また、日能研や中萬学院などの大手学習塾、大学通信や声の教育社などの教育系メディア、首都圏中学模試センターなどの模試事業などで構成される「共通アンケートグループ」においても採用されており、学校と事業者双方にとって、持続可能なアンケート運用を支える仕組みとして活用が進んでいます。
※「デジアン」
https://fas.co.jp/digien_forschool/
会社概要
●会社名:株式会社frame and surface

●会社名:株式会社miraNEX

所在地:神奈川県横浜市西区北幸1-11-1 水信ビル7F
代表取締役:中村 聡
※「デジアン」は、株式会社frame and surfaceが提供し、miraNEXが開発・運用を担っています。
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