【開催レポート】日本在住の外国人を招いた「体験×学び×交流」イベント wagaya Connect を初開催
wagaya Japanが取り組む、新たな共生社会づくりイベント
外国人専門不動産ポータルサイト「wagaya Japan」を展開する、wagaya Japan株式会社(日本エイジェントグループ、東京本部:東京都千代田区、代表:乃万 春樹)は、2025年9月7日に清澄庭園 涼亭(東京都江東区)にて、日本在住の外国人を対象とした「wagaya Connect vol.1」を開催しました。

■wagaya Connectとは
「wagaya Connect」とは、wagaya Japan株式会社が主催する
日本在住の外国人と地域住民が、互いに安心して生活するために必要な文化・社会交流の機会を創出し、互いに理解し合う共生社会の実現を目指すイベントです。
「体験×学び×交流」を通じて外国人と地域をつなぎ、地方自治体や不動産事業者と連携しながら、「日本×外国人」の象徴となる取り組みへと発展を続けてまいります。
今回は記念すべき第一回目の開催となりました。
■イベント概要
・名称:wagaya Connect
・主催:wagaya Japan株式会社
・実施日/時間:9月7日(日)
・開催場所:清澄庭園 涼亭
・参加人数:25名

本イベントは「学び」と「体験」の二部構成で実施。
前半の「学び」パートでは、座学およびクイズ形式を通じて、日本における外国人の住まい探し、ゴミ出し・騒音などに関する生活マナー、防災、そして最新の法改正について解説を行いました。
説明は弊社の外国人スタッフがやさしい日本語と英語で担当し、配布資料も国籍に応じた多言語で作成。参加者が開催後も復習・参照できるよういたしました。
参加者からは、
「歴史ある日系企業からの情報なので、信頼して学ぶことができた」
「外国人と日本人が共に働く現場を理解しているスタッフからの説明は説得力があった」
といった声が寄せられました。
SNS等で容易に情報が得られる一方で、正確性が担保されていない情報も多い現状を踏まえ、行政が発行する公式資料(注1)を使用・配布することで、信頼性の高い情報発信に努めました。
(注1)生活文化局発行「防災リーフレット」[東京都生活文化スポーツ局:多文化共生推進ページ](https://www.seikatubunka.metro.tokyo.lg.jp/chiiki_tabunka/tabunka/tabunkasuishin/0000000144.html)

後半の「体験」パートでは、お団子づくり、抹茶体験、扇子への名入れ、折り紙などを通じて、日本文化を五感で学ぶ機会を提供しました。各体験では文化的背景や由来を紹介し、参加者が文化の意義を理解し、継承の一端を担う契機となることを目的としました。
参加者からは、
「扇子への名入れは漢字を学びながら楽しむことができた」
「スタッフが丁寧に折り紙を教えてくれたので、初めてでも理解しやすかった」
などの声が寄せられ、異文化を通じた相互交流のきっかけとなりました。
最後に参加者へアンケートを実施。
回答者の半数が「防災関連イベントの開催を希望」と回答し、近年注目される南海トラフ等の自然災害への関心の高さがうかがえました。
また、「日本で困っていること」として最も多かったのは「家探しや家賃の支払い」でした。住まいは生活の基盤であり、外国人が安心して暮らすための最も重要な要素です。
弊社では、外国人専門の不動産仲介チームをさらに拡大し、全国の不動産会社と協力しながら、外国人対応ノウハウの共有を推進することで、入居者様・大家様・管理会社・地域住民の方々の四方が良好な関係を築ける社会の実現を目指します。

■今後の展開
wagaya Japan株式会社は「wagaya Connect」を通じて、今後も「体験」「学び」「交流」を軸に、外国人と日本人がともに地域を支える関係を築ける場を提供してまいります。
地方自治体・不動産会社・教育機関との連携を強化し、全国展開を視野に活動を拡大します。次回第二回は2025年12月21日(日)に開催予定です。

■wagaya Connectコンセプト
〜小さなイベントから、大きなつながりを〜
つくる、遊ぶ、語る——その全部が一夜で体験できる小規模イベント。
毎回ちがうコンテンツだから、来るたびに新しい発見があります。
肩書きも国籍も関係なく、好奇心ひとつでOK。
やさしいアイスブレイクから始まり、ハンズオンで盛り上がり、最後は自由交流。気づけば輪の中、気づけば笑顔。
今日の“好き”が、誰かの“好き”とつながる場所。
■背景と開催の目的
日本に暮らす外国人は年々増加しており、法務省の統計によれば在留外国人数は2024年末時点で約376万人に達し、過去最多を更新しています。製造・介護・サービスなどの現場から、教育・観光・地域活動に至るまで、外国人は日本各地で地域社会を支える重要な一員となりつつあります。
一方で、文化や言語の違いから「知らない」ことに起因する生活上の課題も少なくありません。たとえば、ゴミ出しや騒音といった生活ルール、防災や法改正に関する情報は、外国人に十分に届かず、誤解や不安の要因となるケースがあります。特に災害大国である日本では、防災時の行動を誤ることが命に関わる可能性もあり、正確で分かりやすい情報提供が求められています。
外国人を単なる「お客様」ではなく、地域や日本をともに発展させていく「仲間」として迎え入れること。そのために必要なのは、生活ルールや制度を正しく理解する「学び」と、日本文化を肌で感じる「体験」、そして外国人と地域がつながる「交流」です。これらを通じて、外国人だけでなく日本人も相互に理解を深め合うことで、互いに安心して暮らし、支え合える地域社会を築くことができます。
本イベントは、こうした社会的課題に応える取り組みとして企画されました。
外国人と日本人が互いに理解し合い、共に地域の一員として活躍できる社会を実現するために、今後は地方自治体や地域企業とも連携し、全国規模での開催を目指してまいります。

■wagaya Japan概要
法人名: wagaya Japan株式会社 (wagaya Japan, Inc.)
代表者名: 代表取締役社長 乃万 春樹
本社所在地: 愛媛県松山市湊町1丁目2番地
東京本部:東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビル8階
大阪支店:大阪府大阪市北区大深町6-38 グラングリーン大阪 北館 JAM BASE 4F
URL:https://wagaya-japan.co.jp/
事業内容:
・日本最大級の外国人向け不動産ポータルサイト「wagaya Japan」の開発・運営
・外国人専門の不動産賃貸・売買仲介・管理事業
・グローバル人材紹介サービス「wagaya Jobs」の運営
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