【自家iPS細胞の社会実装へ】iPSポータル × NTTデータ“Bio Resource Reserve事業“で資本業務提携締結

~高度セキュリティとデータ基盤で、未来の再生医療に備えるインフラを共同構築~

株式会社iPSポータル

 株式会社iPSポータル(本社;京都市左京区、代表取締役 小林正和 以下、「iPSポータル」という。)は、株式会社NTTデータ(本社;東京都江東区、代表取締役社長 鈴木 正範 以下、「NTTデータ」という。)に第三者割当による株式を発行し、両社はiPSポータルが展開するBio Resource Reserve事業(以下、「BRR事業」という。)に関する新たな業務提携契約を締結致しました。

 iPSポータルとNTTデータは、2018年11月に締結した"NTTデータとの創薬研究やライフサイエンス分野でのAI、IoT技術(以下、「IoT技術等」という。)を活用に向けた資本業務提携"につき、ライフサイエンス分野におけるIoT技術等の活用についての研究開発を行い、iPS細胞を活用した研究に関する様々な課題解決を進めて参りました。今回はこれをより具体的な内容にて前進するものとなります。

 具体的には、iPSポータルが来春より開始を予定するBRR事業(※1)を推進するに際して、最も重要な課題の1つであるBRR事業におけるデータプラットフォームの作成と、強固な情報セキュリティの構築を進めて参ります。自家iPS細胞を樹立し保管する事業においては、その検体の同一性が肝要であるとともに、その細胞情報についても重要な情報として保管する必要があると考えております。NTTデータについては、グループ全体で、一貫した高いレベルの情報セキュリティを維持するための体制を構築されているとともに、PHR(パーソナルヘルスレコード)のような機密性の高い情報を扱うため、最新のセキュリティ技術の研究・導入も行っています。

 NTTデータとともに、BRR事業で運用するシステム開発を行い、医療・健康情報分野における指針等に準拠した厳格なセキュリティ対策と情報管理を推進し、ライフサイエンス分野全体の発展に寄与するプラットフォーム構築を進めて参ります。

 

※1: 自分の治療に用いる細胞の原料となるiPS細胞(Bio Resource)を作成して原料として保管する(Reserve)ことを可能にする事業。

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 株式会社iPSポータル 経営戦略部

 TEL:075-707-1057 / MAIL:RSD@ipscell-portal.com


会社概要

株式会社iPSポータル

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URL
https://ipsportal.com/
業種
サービス業
本社所在地
京都府京都市左京区田中門前町103番地5 ルイ・パストゥール医学研究センタービル
電話番号
075-707-1057
代表者名
小林 正和
上場
未上場
資本金
9900万円
設立
2014年07月