“混雑”という難題に向き合い、今後の方策を議論。交通の研究専門誌「運輸と経済」最新号が2026年5月12日(火)発売

身近なストレス要因ともなり得る公共交通の混雑。社会問題としてどのように考え、解決していくべきか。混雑緩和に向けて、あらゆる論点を提示した一冊。

一般財団法人 交通経済研究所

一般財団法人 交通経済研究所(東京都新宿区、理事長:高橋眞)は、「混雑を考える」をテーマとした交通の研究専門誌「運輸と経済」5月号を、2026年5月12日(火)に発売しました。

新生活がスタートする春、電車やバスの通勤(通学)・帰宅ラッシュ、あるいはゴールデンウィークの旅行先で、慣れない混雑に直面した方も多いのではないでしょうか。

「運輸と経済」最新刊では、東京だけでなく地方でも起こり得る交通の“混雑”に着目。座談会、交通事業者へのインタビュー、5本の論稿を通して、混雑の現状把握・分析、混雑のメカニズム、実際の施策の紹介、そして今後採り得る方策について議論しました。

「運輸と経済」2026年5月号表紙/写真:編集室撮影

当研究所HP、Amazonでもご購入いただけます。

「運輸と経済」とは https://www.itej.or.jp/unkei

“混雑”という難題に向き合った特集

座談会では、首都圏に路線を持つ小田急電鉄にご登壇いただき、混雑の実態を報告いただくとともに、情報提供による混雑緩和への取り組みをご紹介いただきました。富山大学・本田教授からは、富山県内の生活路線であり、休日はインバウンドの旅客も多数利用するというあいの風とやま鉄道をはじめ、地方の混雑状況や課題について、写真とともにご紹介いただきました。

東京地下鉄(東京メトロ)へのインタビューでは、ベビーカーを使う子育て世代や、大きな荷物を持って乗車する場合にも役立つ、アプリや駅ディスプレイでのリアルタイム混雑情報の提供、そして有料サービスによる“座れる”情報の可視化についてもご紹介いただきました。

さらに巻頭ページでは小田急電鉄、東京メトロの取り組みについて、カラーでご紹介しています。

論稿では、高速バスターミナルや空港の保安検査場での混雑についても、その課題や対応策を紹介しており、混雑や密を回避したい利用者にとって有益な情報とともに、混雑への向き合い方を整理し、広い視点で考察した一冊となっています。

目次(特集「混雑を考える」)

目次(特集「混雑を考える」)

●巻頭言「混雑緩和」宇都宮 浄人(関西大学教授)

●座談会「混雑を考える―鉄道の混雑緩和に向けて―」

八山 晋一郎/落合 康文(小田急電鉄)

本田 豊(富山大学教授)

羽藤 英二(東京大学大学院教授)

宇都宮 浄人(関西大学教授)

●論稿

「交通混雑の経済理論」文 世一(同志社大学大学院教授)

「鉄道混雑緩和に向けた価格メカニズムの応用―実証研究の紹介と日本への含意―」松本 涼佑(鉄道総合技術研究所)

●インタビュー「情報提供による混雑緩和―地下鉄をもっと使いやすく―」

小澤 諒太/吉野 秀行/三浦 宏平(東京地下鉄)

●論稿

「高速バスターミナルにおける混雑と対応―鉄道駅や空港との比較―」成定 竜一(高速バスマーケティング研究所)

「空港の混雑対策」荒井 幹雄(JAL航空みらいラボ)

「混雑・渋滞問題は古いのか!? ~世界4位の渋滞都市 熊本の「公共交通2倍」に向けて~」太田 恒平(トラフィックブレイン)

連載では海外の混雑事情も紹介

欧州鉄道フォトライター・橋爪氏による「欧州鉄道よもやま話」では今回、欧州の鉄道混雑を取り上げています。国によっては長期の有給休暇を取得し、のんびり過ごすこともあるというヨーロッパで、休暇が重なる時期の様子などを現地写真とともにお届けします。なお本連載の写真は、誌面に記載のパスワードを入力いただくと、カラー版もご覧いただけるようになっています。

オムニバス形式の「研究室紹介」では毎回、大学研究室の研究テーマを研究者自身に紹介いただいています。今回は福山大学工学部の大畑先生に登場いただき、都市とライフスタイルに関する研究について執筆いただきました。

目次(連載)

目次(連載)

●観光列車ビジネスの全貌

「JR九州「ななつ星」は一体いくら稼いでいるのか」大坂 直樹(経済ジャーナリスト)

●欧州鉄道よもやま話

「欧州繁忙期混雑事情」橋爪 智之(欧州鉄道フォトライター)

●鉄道がつくった街・人・文化

「鉄道と電話・電報」岩成 政和(鉄道研究家)

●キーワードで紐解く交通事業者の財務戦略

「旅客・貨物の事業環境やビジネスモデル」姫野 良太(JPモルガン証券)

●交通経済学入門の入門

「交通事業者に頑張ってもらうには」竹内 健蔵(東京女子大学教授)

●研究室紹介

「どんな場所で暮らしたいですか? ─都市とライフスタイルとの関係─」大畑 友紀(福山大学講師)

●はちやの本棚―乗りものは読みもの―

「点と線、紙の月」蜂谷 あす美(旅の文筆家)

「運輸と経済」とは

月刊の交通経済・経営の専門誌。1947年の創刊より今日まで、交通全般にわたる調査・研究の発表の場として、交通研究の発展に寄与してきました。学究と実務の双方が、相互に理解を深め刺激しあいながら発展していく一助となることを目指し、研究者に限らず、事業者や行政担当の方など幅広い分野の方にご執筆・ご登場いただいております。

書名:「運輸と経済」

発行:一般財団法人 交通経済研究所

発行日:毎月一日

仕様:B5判/約110頁

定価:1,100円(税抜価格1,000円)

※研究所HP( https://trec.itej.or.jp/kounyu )、またはAmazonでも購入いただけます(Amazonの購入ページは、各号発売日以降に開設いたします)。

会社情報

会社名:一般財団法人 交通経済研究所

所在地:東京都新宿区信濃町34番地

事業内容:調査・研究事業、情報サービス事業、日本交通学会事務局

HP:https://www.itej.or.jp/

「運輸と経済」公式X:https://x.com/ITEJ_unyukeizai

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会社概要

URL
https://www.itej.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都新宿区信濃町34番地
電話番号
-
代表者名
朝岡正貴
上場
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資本金
-
設立
1946年05月