【パパフロ通信・第二弾】浴育調査:将来のイクメンも、父親好きな娘も「パパフロ」から誕生!
資生堂「スーパーマイルド」パパフロ応援委員会では、教育評論家の尾木直樹先生監修のもと、18歳から29歳までの男女600名を対象にインターネットによる「浴育に関する意識調査」第二弾を2011年8月に実施しました。(20歳から55歳までの小学生以下の子どものいる男女900名を対象に第一弾調査を2011年8月に実施、9月に発表しました。)
育児を積極的に率先して行う男性、育児を楽しんで行う男性を意味する「イクメン」というキーワードの誕生以降、父親たちのライフスタイルの変容、育児参加が注目されてきました。そうした中、父親が気軽に参加できる育児として「パパフロ」を実践している男性が増加しています。 「パパフロ」とは、父親と子どもとの入浴を指すワードで、入浴という日常的な行為が子どもとの貴重なコミュニケーションの場として見なおされています。
今回の調査では、「イクメン」の実態をさらに掘り下げ、「パパフロ」にテーマを絞って、子どもの頃の父子入浴体験や、現在の父親との関係などの項目で調査を実施、分析結果をまとめ、パパフロ通信第二弾として発表します。
<調査概要>
調査対象:全国の18~29歳の男女600名
調査時期:2011年8月
調査方法:インターネット調査
■調査まとめ
<将来のイクメンも、父親好きな娘も「パパフロ」から誕生!>
・幼少期に‘パパフロ’をしていた18歳以上の女性の72%が「父親が好き」
・9歳以降も‘パパフロ’をしていた男女の4割が「父親に仕事の相談をする」
・幼少期に‘パパフロ’をしていた男性の7割が「将来子どもと入浴したい」
・幼少期の‘パパフロ’で、娘からの好感度、敬愛度アップ
・イクメン予備軍に実態調査、幼少期の‘パパフロ’経験が「イクメン」を育てる
■調査結果
Ⅰ幼少期の父親との入浴の思い出、第1位は「おしゃべり」83.5%
・父子入浴の思い出は、全体で8割が「おしゃべり」と、成長した
後も、お風呂での父親とのコミュニケーションが記憶に残って
いることが分かる。
Ⅱ幼少期の父親との入浴は「楽しい思い出」と回答した女性67.7%
・父子入浴は「楽しい思い出」と回答した男性57.0%に対して、
女性は67.7%と10ポイントも高くなった。
・思春期で父親との関係がどうしても薄くなりがちな女性は、幼少期
の入浴の思い出が懐かしく記憶に残っているのかもしれない。
Ⅲ幼少期に父子入浴をしていた女性の71.9%が現在「父親が好き」と回答。
父子入浴をしていなかった女性の回答48.7%に大差。
Ⅳ幼少期に父子入浴をしていた女性の71.9%が現在「父親を尊敬している」と回答。
父子入浴をしていなかった女性の回答39.7%と大差。
・父と娘の信頼関係の基盤が幼少期の父子入浴にあるのかもしれない。
Ⅴ父親との入浴時期が「9歳~15歳まで」と回答した男女のうち44.2%が父親に
現在「仕事の相談や話をする」と回答。
入浴時期が「8歳以下まで」だった男女の27.9%に比べ、16ポイントも上回る。
特に男性においては、「9歳~15歳まで」と回答した40.0%が父親に現在
「仕事の相談や話をする」と回答、「8歳以下まで」だった男性の20.6%に比べ、
19ポイントも上回る。
・父子入浴をしていた子どもは、成長後も、父親を社会の先輩として具体的な
アドバイスを求める対象として見ていることがうかがえる。
Ⅵ幼少期に父子入浴をしていた男性の73.1%が将来「子どもができたら一緒に
入浴したい」と回答。父子入浴をしていなかった男性の回答63.3%を超える。
・幼少期の父子入浴体験は、その子が父親になったときの子どもとの関わりにも
関係しているといえる。
■専門家の見解
教育評論家・法政大教授
尾木直樹
「パパフロ」が育てる父親への“信愛”
今や「イクメン」は急速な広がりを見せており、その効果は予想以上に大きいことが前回の現役パパたちへの実態調査を通してくっきりと浮き彫りになった。
今回の調査は、実際に「パパフロ」を体験した子どもたちが18歳~29歳になった現在、当時をどう振り返っているのか、その実態や意識を分析したものである。
驚くべきことには、やはり「パパフロ」は子どもの父子関係に決定的とも言える影響を与えていたことである。とりわけ幼少期に「パパフロ」を体験していた女性においては、大人になった現在、「父親が好き」「父親を尊敬している」との回答がいずれも71.9%と高い。これに対して、父子入浴して来なかった女性の回答では、48.7%、39.7%と低く、前者とは23.2ポイント、32.2ポイントもの落差を見せている。
この傾向は、男性においても同様で、「パパフロ」体験をしていた年齢が「9歳~15歳まで」と「8歳以下まで」のグループに、「現在父親に仕事の相談をするかどうか」質問したところ、「する」との回答は40.0%と20.6%。2倍もの開きを示している。
これらのことから、男女を問わず、成人した段階で「パパフロ」の体験率とその質は父親への“信愛感”形成に大きすぎるほどの影響力を持っていることがわかる。
実際には、男女とも「おしゃべり」(83.5%)を楽しんでいるにすぎないのだが、その行為と時間の長短は現在の良好な父子関係のみならず、将来「子どもができたら一緒に入浴したい」(73.1%)と自らの父親像の形成にまで影響を及ぼしている。
いい意味での「世代間連鎖」を生んでいるようである。
この調査では、前回以上に「パパフロ」の偉力が実証されたと言ってもよい。
_________________________________
※本リリースに含まれる調査結果、ならびに画像をご掲載頂く際は必ず
「資生堂スーパーマイルド『パパフロ応援委員会』調べ」と明記下さい。
育児を積極的に率先して行う男性、育児を楽しんで行う男性を意味する「イクメン」というキーワードの誕生以降、父親たちのライフスタイルの変容、育児参加が注目されてきました。そうした中、父親が気軽に参加できる育児として「パパフロ」を実践している男性が増加しています。 「パパフロ」とは、父親と子どもとの入浴を指すワードで、入浴という日常的な行為が子どもとの貴重なコミュニケーションの場として見なおされています。
今回の調査では、「イクメン」の実態をさらに掘り下げ、「パパフロ」にテーマを絞って、子どもの頃の父子入浴体験や、現在の父親との関係などの項目で調査を実施、分析結果をまとめ、パパフロ通信第二弾として発表します。
<調査概要>
調査対象:全国の18~29歳の男女600名
調査時期:2011年8月
調査方法:インターネット調査
■調査まとめ
<将来のイクメンも、父親好きな娘も「パパフロ」から誕生!>
・幼少期に‘パパフロ’をしていた18歳以上の女性の72%が「父親が好き」
・9歳以降も‘パパフロ’をしていた男女の4割が「父親に仕事の相談をする」
・幼少期に‘パパフロ’をしていた男性の7割が「将来子どもと入浴したい」
・幼少期の‘パパフロ’で、娘からの好感度、敬愛度アップ
・イクメン予備軍に実態調査、幼少期の‘パパフロ’経験が「イクメン」を育てる
■調査結果
Ⅰ幼少期の父親との入浴の思い出、第1位は「おしゃべり」83.5%
・父子入浴の思い出は、全体で8割が「おしゃべり」と、成長した
後も、お風呂での父親とのコミュニケーションが記憶に残って
いることが分かる。
Ⅱ幼少期の父親との入浴は「楽しい思い出」と回答した女性67.7%
・父子入浴は「楽しい思い出」と回答した男性57.0%に対して、
女性は67.7%と10ポイントも高くなった。
・思春期で父親との関係がどうしても薄くなりがちな女性は、幼少期
の入浴の思い出が懐かしく記憶に残っているのかもしれない。
Ⅲ幼少期に父子入浴をしていた女性の71.9%が現在「父親が好き」と回答。
父子入浴をしていなかった女性の回答48.7%に大差。
Ⅳ幼少期に父子入浴をしていた女性の71.9%が現在「父親を尊敬している」と回答。
父子入浴をしていなかった女性の回答39.7%と大差。
・父と娘の信頼関係の基盤が幼少期の父子入浴にあるのかもしれない。
Ⅴ父親との入浴時期が「9歳~15歳まで」と回答した男女のうち44.2%が父親に
現在「仕事の相談や話をする」と回答。
入浴時期が「8歳以下まで」だった男女の27.9%に比べ、16ポイントも上回る。
特に男性においては、「9歳~15歳まで」と回答した40.0%が父親に現在
「仕事の相談や話をする」と回答、「8歳以下まで」だった男性の20.6%に比べ、
19ポイントも上回る。
・父子入浴をしていた子どもは、成長後も、父親を社会の先輩として具体的な
アドバイスを求める対象として見ていることがうかがえる。
Ⅵ幼少期に父子入浴をしていた男性の73.1%が将来「子どもができたら一緒に
入浴したい」と回答。父子入浴をしていなかった男性の回答63.3%を超える。
・幼少期の父子入浴体験は、その子が父親になったときの子どもとの関わりにも
関係しているといえる。
■専門家の見解
教育評論家・法政大教授
尾木直樹
「パパフロ」が育てる父親への“信愛”
今や「イクメン」は急速な広がりを見せており、その効果は予想以上に大きいことが前回の現役パパたちへの実態調査を通してくっきりと浮き彫りになった。
今回の調査は、実際に「パパフロ」を体験した子どもたちが18歳~29歳になった現在、当時をどう振り返っているのか、その実態や意識を分析したものである。
驚くべきことには、やはり「パパフロ」は子どもの父子関係に決定的とも言える影響を与えていたことである。とりわけ幼少期に「パパフロ」を体験していた女性においては、大人になった現在、「父親が好き」「父親を尊敬している」との回答がいずれも71.9%と高い。これに対して、父子入浴して来なかった女性の回答では、48.7%、39.7%と低く、前者とは23.2ポイント、32.2ポイントもの落差を見せている。
この傾向は、男性においても同様で、「パパフロ」体験をしていた年齢が「9歳~15歳まで」と「8歳以下まで」のグループに、「現在父親に仕事の相談をするかどうか」質問したところ、「する」との回答は40.0%と20.6%。2倍もの開きを示している。
これらのことから、男女を問わず、成人した段階で「パパフロ」の体験率とその質は父親への“信愛感”形成に大きすぎるほどの影響力を持っていることがわかる。
実際には、男女とも「おしゃべり」(83.5%)を楽しんでいるにすぎないのだが、その行為と時間の長短は現在の良好な父子関係のみならず、将来「子どもができたら一緒に入浴したい」(73.1%)と自らの父親像の形成にまで影響を及ぼしている。
いい意味での「世代間連鎖」を生んでいるようである。
この調査では、前回以上に「パパフロ」の偉力が実証されたと言ってもよい。
_________________________________
※本リリースに含まれる調査結果、ならびに画像をご掲載頂く際は必ず
「資生堂スーパーマイルド『パパフロ応援委員会』調べ」と明記下さい。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像