モリタ環境テック、爆発抑制装置 初号機を納入

破砕設備の安全性とランニングコストの低減を実現

モリタホールディングス

破砕機などを製造する株式会社モリタ環境テックは、新型の爆発抑制装置「ハイパーガード®」を2018年6月に開発。その1号機をフジメタルリサイクル株式会社(所在地:東京)様へ納入しました。

微小圧力を瞬時に検知し消火薬剤を放射微小圧力を瞬時に検知し消火薬剤を放射


切断機や破砕機などの開発・製造を手掛ける株式会社モリタ環境テック(本社:千葉、代表取締役:中野中経)は、廃棄物処理施設や資源リサイクル施設等で使用する破砕設備の安全性と、ランニングコストの低減を目指し、新型の爆発抑制装置「ハイパーガード®」を2018年6月に開発。その1号機をフジメタルリサイクル株式会社(所在地:東京)様へ納入しました。


≪爆発抑制装置の詳細はこちら≫

https://www.morita119-kt.com/products/shredder/hyper_guard/index.html


「ハイパーガード®」の特徴
爆発抑制装置「ハイパーガード®」は、廃家電や廃車などを破砕する破砕機内で生じた爆発を抑制する装置です。

廃棄物処理業や資源リサイクル業にとって欠かせない破砕設備は、搬入される廃棄物中の危険物等による爆発や火災事故が多数発生していることを受け、モリタ環境テックが開発に着手しました。

破砕機に紛れ込んだボンベ(可燃性ガス)をはじめ、油類、塗料類に起因した爆発に至る微小圧力を瞬時に検知する機構と、当社独自の高速開放機構を兼ね備えたこれまでにない爆発抑制装置で、破砕機及び集じん装置の被害を低減します。

爆発抑制の仕組み爆発抑制の仕組み

設置現場で消火薬剤の詰め替えが可能に
これまでの爆発抑制装置は、使用後に、専門の工場で消火剤の詰め替えを実施しなければならないことが課題でした。「ハイパーガード®」はこの課題を解決し、消火剤の詰め替えが設置現場ですみやかに実施することができ、かつ、容器弁の繰り返し使用も可能に。


破砕設備の停止期間(操業停止期間)を大幅に短縮することができ、ランニングコストの低減を実現しました。

取付けについて
「ハイパーガード®」は、モリタ製破砕機だけでなく、他社製破砕機にも取付けが可能です(仕様によっては取り付けができない場合もあります)。モリタ製の破砕機の場合、新規・既存、どちらの場合でも取付けできます。
 

集じんダクトに取付け集じんダクトに取付け

販売価格は2,500万円(税抜)から。


主要諸元
消火容器:高速放出消火容器
圧力センサ:ダイヤフラム型
空気圧縮機:0.98MPa
電源:200V/220V(動力用)、100V(制御用)
 

≪モリタ環境テックWebサイト≫
https://www.morita119-kt.com/

≪爆発抑制装置「ハイパーガード®」≫
https://www.morita119-kt.com/products/shredder/hyper_guard/index.html

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会社概要

URL
https://www.morita119.com
業種
製造業
本社所在地
東京都港区芝5-36-7 三田ベルジュビル19階
電話番号
03-6400-3485
代表者名
金岡真一
上場
東証1部
資本金
47億4612万円
設立
1932年07月