ブルガリの新作メンズウォッチ「ブルガリ オクト」10月1日発売!
Bulgari OCTO (ブルガリ オクト)
その完璧なるフォルム
何世紀、何文明にも亘って培われてきた不朽の価値を伝える新作クリエーション
従来のメンズ・ウォッチ基準から脱却
独特の個性を放つ、カリスマ的存在。ラウンドでもスクエアでもなく、丸と四角の二つの基本形をバランス良く共生させた八角形 (オクタゴン)。完成度の高いフォルムの象徴。ラウンド型ベゼルによって縁取られた八面型は、純粋な古典主義の美的慣習を持つ、大胆でありながらも繊細な運命を示唆。OCTOの力強い個性と共に、ラグジュアリー・メンズ・ウォッチの未来に新基準を齎します。
この至ってコンテンポラリーな時計こそ、様々な価値を秘めています。数々のシンボルや意味を持つとされる古来の グラフィック形状であるオクタゴンは、文明や文化の歴史と密接な関係を持っています。東から西へと大陸を越えて きた丸と四角を組み合わせた形状は、多くの象徴的価値を内包しながら、バランス、調和、パワー、永遠性といった概念と結び付いてきました。中世ヨーロッパの錬金術師達は、四角と丸のコンビネーションを「完璧を表現するもの」、「天と地の関係を表現するもの」と捉えていました。四角は人間を、丸は神を具現化するという考え方に基づき、二つの形には関連性があると結論付けたのです。
遍在する八角形
八角形は、ヨーロッパからアジアに至る数々の建造物においてその足跡を残してきました。とりわけイタリアに多く存在しますが、“永遠の都”ローマ周辺に点在する古代建築に加えて、最も代表的な建物の一つが「デル・モンテ城(Castel del Monte)」(プーリア州)と言えるでしょう。多くのシンボルを持つこの13世紀に建てられた壮大なお城は、数学と天文学の分野において洗練された英知を具現化しており、「学びの神殿」とも呼ばれます。
一方、イタリアから何千キロも離れた中国では、八角形は、まさに中国の歴史、文明、信条の基礎を成すものでした。紀元前一千年代初め頃に編纂された『易経』の中心的役割を担う八角形は、世界情勢やその後の進化を占うものとして用いられました。8つの面はそれぞれ天と地で起こる事象を象徴し、絶え間なく変化する天地の事象を表しました。『易経』は今日に至るまで中国の思考パターンを強く形作る、複雑な宇宙進化論に由来します。陰陽の原理(太陽と月、男性と女性、能動的と受動的など)に対抗もしくは補足するものという考えに基づき、また、この二元性を体系的に細分化することで、『易経』は64の形象を示し、起こり得る変化を占うのです。
神聖ローマ帝国中期、四角と丸は建築原理に則って表現される象徴的な結び付きを表しました。15世紀に建てられた、中国北京市にある祭祀建造物「天壇(Temple of Heaven)」は、天と地、神と人間といった中国の宇宙進化論の根底に流れる関係を象徴するものとして建立。「天壇」は南が方形、対して北は「天は丸く、地は四角い」という古代中国の考え方により、円形となっていました。
数学者にとっての無限大から宇宙の全体性まで
グラフィカルな形にもシンボリックな意味が多く隠されています。ラテン語でoctoとなる数字の8は、いつの時代、いつの文明においても、力強く普遍的な価値を伝えてきました。数学者にとって“8”は永遠に不変な無限大を、中国の『易経』では宇宙全体を、またアジア文化圏に於いてはより広範な繁栄や力の具現化を象徴してきました。OCTOには、こうした象徴的な内容が非常に濃い形で混在します。そして、時計である以上に美や感情的価値に満ちた広い見地を 求め、純粋な“時計”という概念を超えるのです。一方では落ち着き、完璧さ、不朽性、永遠性、他方では専門知識や 時計学に於ける熟練といった豊かな価値を伝えることで、明瞭で幾何学的なシンプルさを有するOCTOは多くの複雑な側面を持ちます。
この度登場する、純粋でパワフルな新作ウォッチ「ブルガリ オクト」は、そのカリスマ性、個性、そして非常にグラフィカルな洗練された様式に満ち溢れ、ウォッチメーキングに於ける男性的価値を見事に映し出します。時計としての伝統、且つベーシックな機能を提供する、控え目でクラシカルな読取り機能に、そのコンテンポラリーな美的調和が組み合わさります。OCTOの形状はこうしたタイプの時計が持つ従来基準を破り、調和を生む非常に洗練された大きさと共に、独特の時計学的特性を主張しながら根本からイメージを一新します。
一際優れたケースとエンジン
はっきりとした輪郭と厳格なラインを持つ一際優れたケースの構造は、時計の力強さと厳然としたパワーを表現します。繊細な扱いが求められるミドルケース、ベゼル、ねじ留め式裏蓋といったパーツは、複雑な製造プロセスを経なければなりません。この3つのパーツは、組立て前の段階で最終仕上げを行なう必要があるため、工程は何段階にも亘ります。インハウスで製作される新作OCTO のケースは、合計110の面から成り立っています。ケース内部の作りもまた、“エクセレンス”という一つの基準によって導かれるこの新作モデル特有の全体的な完成度同様、ポリッシュ仕上げとサテン仕上げが交錯する中、全てが手作業で慎重に仕上げられます。
この象徴的なクリエーションの「エンジン」もまた、その完成度に相応しい優れた性能を持っています。このBulgari OCTOに搭載されるキャリバーBVL 193は、時間/分/秒表示、そして3時位置にはウィンドウタイプのデイト表示を 有します。この機械式ムーブメントは、ボールベアリング式の片方向回転スウィンギングウェイト(ローター)により、ゼンマイを自動的に巻き上げるという最適な巻上げ方式を採用し、ツインバレル(2つの香箱)を備えています。それは、高度な長周期の等時性を保証――即ち、長く安定した精度を保証します。11.5リーニュ(25.60ミリ)のキャリバーBVL 193は、毎時28,800振動(4Hz)、50時間パワーリザーブを保持します。ムーブメントを構成するパーツは、非常に 高品質な仕上がりを誇示し、軸はポリッシュ仕上げ、歯車にはサテン仕上げを施しています。同新作モデルは、OCTOシリーズの豊かで美しい機能とマッチする伝統的なアナログディスプレイを擁し、インハウスで製作したエレガントなブラックラッカーとポリッシュ仕上げのダイアルが、OCTO全体に漂う純粋さを際立たせます。
すぐに注目を集めるであろう「ブルガリ オクト (Bulgari OCTO)」 は、明白で特異なメッセージを伝えます。そして既に未来の一端を担っている時計の中で自らの地位を明確に示すため、従来の基準からの脱却を試みるのです。
「ブルガリ オクト」2012年10月1日発売!
ステンレススティールケース 価格:88万2000円(税込)
ピンクゴールドケース 価格:247万8000円(税込)
***10月1日(月)より7日(日)まで、JR品川駅中央改札外の港南口と高輪口を結ぶ自由通路のADビジョンに於いて「ブルガリ オクト」がご覧いただけます。
その完璧なるフォルム
何世紀、何文明にも亘って培われてきた不朽の価値を伝える新作クリエーション
従来のメンズ・ウォッチ基準から脱却
独特の個性を放つ、カリスマ的存在。ラウンドでもスクエアでもなく、丸と四角の二つの基本形をバランス良く共生させた八角形 (オクタゴン)。完成度の高いフォルムの象徴。ラウンド型ベゼルによって縁取られた八面型は、純粋な古典主義の美的慣習を持つ、大胆でありながらも繊細な運命を示唆。OCTOの力強い個性と共に、ラグジュアリー・メンズ・ウォッチの未来に新基準を齎します。
この至ってコンテンポラリーな時計こそ、様々な価値を秘めています。数々のシンボルや意味を持つとされる古来の グラフィック形状であるオクタゴンは、文明や文化の歴史と密接な関係を持っています。東から西へと大陸を越えて きた丸と四角を組み合わせた形状は、多くの象徴的価値を内包しながら、バランス、調和、パワー、永遠性といった概念と結び付いてきました。中世ヨーロッパの錬金術師達は、四角と丸のコンビネーションを「完璧を表現するもの」、「天と地の関係を表現するもの」と捉えていました。四角は人間を、丸は神を具現化するという考え方に基づき、二つの形には関連性があると結論付けたのです。
遍在する八角形
八角形は、ヨーロッパからアジアに至る数々の建造物においてその足跡を残してきました。とりわけイタリアに多く存在しますが、“永遠の都”ローマ周辺に点在する古代建築に加えて、最も代表的な建物の一つが「デル・モンテ城(Castel del Monte)」(プーリア州)と言えるでしょう。多くのシンボルを持つこの13世紀に建てられた壮大なお城は、数学と天文学の分野において洗練された英知を具現化しており、「学びの神殿」とも呼ばれます。
一方、イタリアから何千キロも離れた中国では、八角形は、まさに中国の歴史、文明、信条の基礎を成すものでした。紀元前一千年代初め頃に編纂された『易経』の中心的役割を担う八角形は、世界情勢やその後の進化を占うものとして用いられました。8つの面はそれぞれ天と地で起こる事象を象徴し、絶え間なく変化する天地の事象を表しました。『易経』は今日に至るまで中国の思考パターンを強く形作る、複雑な宇宙進化論に由来します。陰陽の原理(太陽と月、男性と女性、能動的と受動的など)に対抗もしくは補足するものという考えに基づき、また、この二元性を体系的に細分化することで、『易経』は64の形象を示し、起こり得る変化を占うのです。
神聖ローマ帝国中期、四角と丸は建築原理に則って表現される象徴的な結び付きを表しました。15世紀に建てられた、中国北京市にある祭祀建造物「天壇(Temple of Heaven)」は、天と地、神と人間といった中国の宇宙進化論の根底に流れる関係を象徴するものとして建立。「天壇」は南が方形、対して北は「天は丸く、地は四角い」という古代中国の考え方により、円形となっていました。
数学者にとっての無限大から宇宙の全体性まで
グラフィカルな形にもシンボリックな意味が多く隠されています。ラテン語でoctoとなる数字の8は、いつの時代、いつの文明においても、力強く普遍的な価値を伝えてきました。数学者にとって“8”は永遠に不変な無限大を、中国の『易経』では宇宙全体を、またアジア文化圏に於いてはより広範な繁栄や力の具現化を象徴してきました。OCTOには、こうした象徴的な内容が非常に濃い形で混在します。そして、時計である以上に美や感情的価値に満ちた広い見地を 求め、純粋な“時計”という概念を超えるのです。一方では落ち着き、完璧さ、不朽性、永遠性、他方では専門知識や 時計学に於ける熟練といった豊かな価値を伝えることで、明瞭で幾何学的なシンプルさを有するOCTOは多くの複雑な側面を持ちます。
この度登場する、純粋でパワフルな新作ウォッチ「ブルガリ オクト」は、そのカリスマ性、個性、そして非常にグラフィカルな洗練された様式に満ち溢れ、ウォッチメーキングに於ける男性的価値を見事に映し出します。時計としての伝統、且つベーシックな機能を提供する、控え目でクラシカルな読取り機能に、そのコンテンポラリーな美的調和が組み合わさります。OCTOの形状はこうしたタイプの時計が持つ従来基準を破り、調和を生む非常に洗練された大きさと共に、独特の時計学的特性を主張しながら根本からイメージを一新します。
一際優れたケースとエンジン
はっきりとした輪郭と厳格なラインを持つ一際優れたケースの構造は、時計の力強さと厳然としたパワーを表現します。繊細な扱いが求められるミドルケース、ベゼル、ねじ留め式裏蓋といったパーツは、複雑な製造プロセスを経なければなりません。この3つのパーツは、組立て前の段階で最終仕上げを行なう必要があるため、工程は何段階にも亘ります。インハウスで製作される新作OCTO のケースは、合計110の面から成り立っています。ケース内部の作りもまた、“エクセレンス”という一つの基準によって導かれるこの新作モデル特有の全体的な完成度同様、ポリッシュ仕上げとサテン仕上げが交錯する中、全てが手作業で慎重に仕上げられます。
この象徴的なクリエーションの「エンジン」もまた、その完成度に相応しい優れた性能を持っています。このBulgari OCTOに搭載されるキャリバーBVL 193は、時間/分/秒表示、そして3時位置にはウィンドウタイプのデイト表示を 有します。この機械式ムーブメントは、ボールベアリング式の片方向回転スウィンギングウェイト(ローター)により、ゼンマイを自動的に巻き上げるという最適な巻上げ方式を採用し、ツインバレル(2つの香箱)を備えています。それは、高度な長周期の等時性を保証――即ち、長く安定した精度を保証します。11.5リーニュ(25.60ミリ)のキャリバーBVL 193は、毎時28,800振動(4Hz)、50時間パワーリザーブを保持します。ムーブメントを構成するパーツは、非常に 高品質な仕上がりを誇示し、軸はポリッシュ仕上げ、歯車にはサテン仕上げを施しています。同新作モデルは、OCTOシリーズの豊かで美しい機能とマッチする伝統的なアナログディスプレイを擁し、インハウスで製作したエレガントなブラックラッカーとポリッシュ仕上げのダイアルが、OCTO全体に漂う純粋さを際立たせます。
すぐに注目を集めるであろう「ブルガリ オクト (Bulgari OCTO)」 は、明白で特異なメッセージを伝えます。そして既に未来の一端を担っている時計の中で自らの地位を明確に示すため、従来の基準からの脱却を試みるのです。
「ブルガリ オクト」2012年10月1日発売!
ステンレススティールケース 価格:88万2000円(税込)
ピンクゴールドケース 価格:247万8000円(税込)
***10月1日(月)より7日(日)まで、JR品川駅中央改札外の港南口と高輪口を結ぶ自由通路のADビジョンに於いて「ブルガリ オクト」がご覧いただけます。
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