Gracenoteがデータ分析でリオ五輪メダリストを予測

予測では、メダル数トップ3はアメリカ、中国、ロシア。メダル数を減らす国はスペイン、アルゼンチン、イタリア、ウクライナ。

Gracenote Japan

リオ五輪開催まであと100日。世界最大のエンタテインメント・ビッグデータ企業Gracenoteが、最新のスポーツデータ分析技術を活用し五輪メダリストを予測します。
(米国現地時間2016年4月26日発表)−− 米Tribune Media Company (NYSE:TRCO)の子会社でエンターテインメントデータの世界最大企業Gracenote®は、最新のスポーツデータ専門技術で「もしリオ五輪が本日開催されたら、どの国のどのアスリートがメダルを獲得するか」を予測する分析を行いました。

2012年のロンドン五輪以降に実施された五輪出場資格試合のパフォーマンスデータと、100年以上分の大規模なオリンピックデータベースを活用して、Gracenote Sportsは金・銀・銅各メダルの獲得数を国別に予測します。当社の「メダル獲得数予測ランキング (Virtual Medal Table)」は、複雑なデータモデルを体系化しわかりやすいランキング形式にまとめることで、五輪コンテンツをウェブサイト、モバイル、放送で配信する世界各国のメディア向けに活用頂けるよう提供しています。

Gracenote スポーツ部門ゼネラルマネージャーのノア・フィッシュバックは、「エンターテインメントデータのグローバル企業として、2016年リオ五輪関連ニュースを配信するメディア企業を支援する独自のソリューションを提供します。Gracenoteのデータソリューションを実装することで、結果や成績などの事実情報や、予測情報、試合の見せ場となる情報を容易かつ効果的に視聴者・読者に届けることが可能になり、17日間に及ぶ五輪開催期間中のメディアエンゲージメントを高めることができます。」とコメントしています。

現時点で、Gracenoteのメダル獲得予測システムは以下のように予測します。
  • アメリカは合計102個(金42、銀29、銅31)のメダルを獲得する見込みで、今大会でもメダル獲得ランキング1位の見込み
  • 中国が合計78個(金31、銀26、銅21)獲得で2位の見込み
  • ロシアは合計66個(金22、銀22、銅22)獲得で3位の見込み
  • 開催国ブラジルは合計25個(金9、銀8、銅8)を獲得の予想。ブラジルにとって最高記録。

 

 
Gracenote Sportsデータ分析部門責任者のサイモン・グリーブは次のようにコメントしています。
「ほんの些細な事故や怪我が出場国のメダル獲得数全体に影響を与えるため、メダル獲得の勝者と敗者を予測するのは容易ではありません。様々なデータ信号、高度分析、独自アルゴリズムを駆使することで五輪競技に出場する各選手のパフォーマンスが予測できるため、結果として出場国のメダル獲得数の予測も可能になります。各国オリンピック委員会はGracenoteのメダル獲得分析を採用することで、強化すべき選手や出場すべき大会の選定、そしてリソース配分など投資対効果を考慮した効果的な意思決定をすることができます。」

夏季五輪でトップ3の人気競技は、競泳、体操競技、陸上です。Gracenoteのメダル数予測システムによると、アメリカは陸上で31メダル、競泳で24メダル、体操で8メダルの獲得が見込まれこの3競技でトップ成績を収める公算が高くなっています。この3競技に限ってみると、アメリカに次いでオーストラリアが18メダル(競泳で17メダル、陸上で1メダル)、ケニアが陸上で17メダル獲得する見込みです。さらに、リオ五輪でトップの成績を残すと見込まれるのはアメリカ、オーストラリア、中国からの代表選手であるとGracenoteは予測。これらの選手はこれまでも常に勝者となってきた選手たちですが、Gracenoteは新選手の登場も期待できると予想します。以下は好成績が予測される選手とその予測内容です。
  • マイケル・フェルプス(米):金メダル5個(競泳男子  100メートルバタフライ、200メートルバタフライ、200メートル個人メドレー、400メートルメドレーリレー、800メートルフリーリレー)、銅メダル1個(400メートル自由形)
  • シモーネ・バイルズ(米):金メダル4個(体操競技女子 平均台、床、個人総合、団体総合)、銀メダル(跳馬)
  • ケイティ・レデッキー(米):金メダル4個(競泳女子200メートル自由形、400メートル自由形、800メートル自由形、800メートルフリーリレー)
  • エミリー・シーボム(豪):金メダル3個(競泳女子100メートル背泳ぎ、200メートル背泳ぎ、400メートルフリーリレー)、銀メダル(400メートルメドレーリレー)
  • 馬龍(中):金メダル2個(卓球男子 シングルス、団体)

 Gracenoteの分析予測システムではロシアはメダル獲得数3位と予測されているにも関わらず、その数は2012年のロンドン五輪より13個減らし66個となる見込みです。この数字は1991年ソ連崩壊後のアトランタ五輪(1996年)で過去最低を記録したメダル数63個に次ぐ不振です。その他成績の低下が予測される国々は、スペイン、アルゼンチン、イタリア、ウクライナ、ベラルーシとなっています。
  • アルゼンチンのメダル獲得予測数は2個。1992年のバルセロナ五輪以来の成績不振。
  • スペインのメダル数は、4大会連続で減少の予測。
  • イタリアは直近5大会中最低メダル数を記録した2008年北京五輪での27個から4個減らす見込み。
  • ウクライナは19メダル獲得の予想。最低記録となった2012年ロンドン五輪の20個よりさらに1個減らす見込み。
  • ベラルーシは、メダル獲得数最低記録のロンドン五輪よりさらに5個少ない合計7個の予想。

 当社のメダル獲得数予測ランキング表(Virtual Medal Table)の機能や分析方法など詳細については、以下のリンクをご覧下さい。
http://sportsdemo1.gracenote.com/documentation/vmt

Gracenoteは2015年5月にスポーツデータ企業Infostrada SportsとSportsDirectの2社を買収しスポーツ部門Gracenote Sportsを新設しました。この買収によってGracenoteは音楽、テレビ・映画、スポーツ等のエンターテインメントデータをワンストップで提供する世界初の企業となり、現在世界中のトップ企業へデータソリューションを提供しています。スポーツデータについては、世界中で4,500以上のプロフェッショナルリーグと競技大会に関するリッチデータ、そして1896年の近代オリンピック開始以降、五輪に関するヒストリカルデータの全詳細を収集しています。

Gracenote Sportsプロダクト情報サイト:http://sportsdemo1.gracenote.com/#home

Gracenote について
Gracenote, Inc. は世界の代表的なエンターテインメント製品に音楽・TV/映画・スポーツメタデータを提供しています。当社の音楽・TV/映画のコンテンツ認識技術は業界標準となっています。2億曲をカバーする音楽メタデータ、85カ国以上で提供するTV 番組表データ、4,500以上のプロリーグと競技大会をカバーするスポーツデータ提供する世界最大のエンターテインメントデータ提供企業です。Tribune Media Company (NYSE:TRCO)の子会社として米国カリフォルニア州エメリーヴィルに本社を置き世界各国でビジネスを展開しています。下記サイトもご覧下さい。

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本社所在地
東京都渋谷区道玄坂1丁目10番5号 渋谷プレイス8階
電話番号
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代表者名
ブライアン・ハミルトン
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
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