タカハイノベーションパーク「TIP」のオープニングイベントは謎すぎる!
新垣隆氏の本格的なピアノ演奏と、明和電機のナンセンスマシーンが飯塚市のソレノイド工場でどんな化学反応を起こすのか?
タカハ機工㈱は、創業36年のDCソレノイドの専業メーカーである。同社の特徴は、ソレノイドの部品のすべてを金型からプラスチック射出成形、プレス、切削、巻線まで社内で一貫生産している。
2年前からソレノイドの知名度アップのために始めたソレノイドを使った発明品コンテスト「タカハソレノイドコンテスト(ソレコン)」は今年第3回目になり、日本テレビ「羽鳥慎一モーニングショー」をはじめ多くのTV番組にも取り上げられ、話題になっている。また、昨年は青少年の支援が評価され「ものづくり日本大賞」の九州経済産業局長賞も受賞している。
今回オープンする「TIP」は、多くのおもしろ発明品であるソレコン応募作品の中に、量産化の可能性を感じた同社が真剣にものづくりのベンチャーや中小企業の試作製作の支援をしたいという思いから
写真のような総レンガ作りの施設を建設した。敷地面積500㎡、延べ床面積180平方メートルの本施設は、天窓からの明かりも入り、屋内の九州杉を使った大きな梁には、本物そっくりのスズメもとまり、トイレにはソレノイドのしかけが施され、来る人にものづくりのワクワク感を演出する。また、手淹れのコーヒーが飲まれ、工業団地にありながらスターバックスのような雰囲気も感じさせる都会的な建物である。
新垣隆氏は有名なピアニストであり、即興で音楽を作る名人である。ものづくりも一瞬のひらめきと、積み重ねた技術力が要求される。明和電機代表取締役の土佐信道社長の軽妙なトークに、新垣氏がどのように巻き込まれるのかファン必見のライブショーである。土佐社長とタカハ機工はソレコン以前にもつながりがある。明和電機のナンセンスマシーンにはソレノイドが多く使用されており、また社長が甦らせた六甲オルゴールミュージアムの巨大自動演奏オルガン(1938年ベルギー製)にも多数のタカハ機工製ソレノイドが使用されている。
このイベントのポスターは地元飯塚市にある近畿大学産業理工学部の島川知蓮さんがデザインしている。
ソレコンのポスターコンテスト「ポスコン」に応募したのをきっかけに、同社とデザインで連携している。
ライブショーの最後には、タカハ機工ホームページにもソレノイド解説書の漫画を作画し、ソレコンの審査員でもある「シブ過ぎ技術に男泣き」で有名な漫画家の見ル野栄司氏がライブショーの様子の即興漫画を披露するというクリエイティブなエンディングも予定されている。
TIPでは3Dスキャナーの講習会など多彩なイベントが開催される
梁の上のスズメが屋内のムードを和ませる
このイベントは無料だが、ソレコン応援団や地元の大学生や関係者、タカハ社員と家族が中心に参加する。また席に限りがあるが、一般の希望者にも来週から応募を募集し、希望者多数の場合は抽選になることもある。
当日はタカハのustreamチャンネルでライブ配信もあるので、現地に行けない人もショーを楽しんでもらうことができる。
タカハ機工HP:http://www.takaha.co.jp/index.htm
ソレコン作品:http://www.takaha.co.jp/solcon/index.html
TIPオープニングPV:https://www.youtube.com/watch?v=6e-0HTqgBmc
タカハ機工facebook:https://www.facebook.com/solenoid.takaha
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