横浜丸中青果、基幹システムを刷新し業務効率化と情報共有を推進
PRESS RELEASE
2014年4月8日横浜丸中青果株式会社
都築電気株式会社
横浜丸中青果、基幹システムを刷新し業務効率化と情報共有を推進
横浜丸中青果株式会社(代表取締役社長 原田篤、本社:横浜市、以下、横浜丸中青果)は、
青果の生産・消費状況に迅速に対応し、横浜市民・神奈川県民の皆様に更なる安定供給のために、
都築電気株式会社(代表取締役社長:日浦秀樹、本社:東京都港区、以下、都築電気)の業務
ソリューション「KitFit(キットフィット)マルシェ」を採用したことを発表します。
◆背景
現行の自社開発の基幹システムでは、取り扱い数の増加による伝票制限数オーバーや
システム保守要員確保などの課題が予見されてきており、その回避が喫緊の課題でした。
新たに自社開発も検討しましたが、現状機能の踏襲にとどまり、将来を見据えたシステム構築
は困難だと判断し、三井物産株式会社様のアドバイスを得てRFP(要件定義書)を作成しました。
今回、この要件定義に対応できるソリューションベンダーの都築電気とともに、基幹システムを
刷新しております。
◆新システム要件のポイント
1.青果卸業務が統合されたソリューション
・基本的な機能を備え迅速かつ低コストで導入可能であること
2.細かなカスタマイズが可能
・市場独自の販売方法や商習慣に対応可能であること
3.簡単な操作性
・年齢や担当者の操作レベルを考慮し、誰でも使いやすい操作性であること
4.複数拠点とのシステム連携
・横浜市中央卸売市場にある本場(横浜市神奈川区)と南部市場(横浜市金沢区)に加え、
湘南藤沢地方卸売市場での卸売業務を開始予定であったため、合計3拠点のシステム連携が
可能であること
5.データ分析が容易
・売上傾向や商品毎の利益分析が容易なこと
6.旧システムからのデータ移行
7.青果卸売業の業界・業務ノウハウがあること
・旧システムからのデータ移行や迅速なシステム構築にあたっては、
業界・業務に精通したベンダーであること
◆システム概要と効果
荷受、分荷、出荷、請求、支払といった、一連の業務プロセスを総合的に管理する基幹システムとして
都築電気の青果市場向け統合ソリューション「KitFitマルシェ」を導入しました。
本システムの特徴は、業務の進捗状況の見える化機能であり、リアルタイムで進捗状況や数字を把握、
意思決定に必要な予兆を迅速にとらえ、現場への的確な指示が出せる事です。
また、運用に合わせ画面や伝票のカスタマイズも柔軟に対応が可能というのも他のシステムに無い
特長の一つです。
操作性については、慣れたオペレータが素早く入力作業ができるプロモードから、入力の補助メッセージ
などが表示されるビギナーモードなど、利用者自身が習熟度に合わせて3つの入力モードを選べるように
なっている点を評価しました。利用者自身が使い勝手を設定でき、その結果、ヘルプデスクのサポート
負荷も軽減できると考えました。
伝票類の出力も普通紙出力に変更したことによりスマートかつスピーディになり、帳票の電子化・
カット紙化も図りました。
現場では、システムのパフォーマンスが向上し、二度打ちなどの無駄な手作業が省けその分、
顧客や生産者とのコミュニケーションなど付加価値の高い業務に、より多くの時間を使えるように
なっています。
電算部門では、システムのバッチ作業の時間短縮や自動化によりシステムオペレータの作業時間は、
約1/3まで削減できています。
今後は、さらに効率を高め、スマートデバイスを活用したユビキタス環境を構築し、出先や自宅など
からでも作業ができるようにしたいと考えています。
また、自然災害や事故などが発生した場合でも青果物の安定供給を目指し、BCP対策強化とともに、
本システムを強固なファシリティを備えたデータセンターに移設し、プライベートクラウド運用を
進めてまいります。
●横浜丸中青果について
1931年(昭和6年)、全国で3番目、東日本では最初の中央卸売り場として開設された横浜市
中央卸売市場(神奈川県)において、1947年(昭和22年)の創業以来、65年以上にわたり、
野菜・果物の卸売を行ってきております。
横浜市民、神奈川県民への青果物の安定供給という使命を全うしながら、近年変化する生産
状況や消費状況へ迅速に対応。中間流通業として農産物流通の発展、進化に向けた新たな
取組みを進めています。
会社名 :横浜丸中青果株式会社
代表者 :原田 篤 (はらだ あつし)
会社サイト :http://www.yokohama-marunaka.co.jp/
本社所在地 :〒221-0045 神奈川県横浜市神奈川区山内町1
連絡先 :Tel: 045-461-6161(代表)
●都築電気について
創業82周年を迎えたシステムインテグレーターで、「ICTソリューションサービス事業」と
「電子デバイス事業」を2つの柱としています。「ICTソリューションサービス事業」では
製造業・流通業をはじめ金融・公共・医療まで業種別体制で、企画、構築(設計・施工・開発)、
運用サポートまで一貫した提案を行い、経営課題の解決をお手伝いします。
また、ツヅキグループでは「14社・2,321名、国内102拠点・海外3拠点」で約2万社のお客様を
サポートしています。
会社名 :都築電気株式会社(東証2部)
代表者 :日浦 秀樹 (ヒウラ ヒデキ)
会社サイト :http://www.tsuzuki.co.jp/
製品サイト :KitFit marche(マルシェ) http://kitfit.jp/marche/
所在地 :〒105-8665 東京都港区新橋6丁目19番15号 東京美術倶楽部ビル
連絡先 :Tel: 03-6833-7777(大代表) Fax: 03-6833-7802
●報道機関からのお問合せ先
都築電気株式会社 経営企画室 コーポレートコミュニケーション担当 北浦
電話:03-6833-7780、E-Mail:keiki@tsuzuki.co.jp
●製品(KitFitマルシェ)のお問合せ先
都築電気株式会社 マーケティング本部 販売推進統括部 営業推進部
電話:03-6833-7709、E-Mail:webinfo@tsuzuki.co.jp
●商標表記について
・KitFitは、都築電気の商標です。
・その他文中の社名や商品名は、各社の商標または登録商標です。
●その他
・掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますので
ご了承願います。
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