『対人関係の良好度と「作文力」の関係が明らかに』「作文力」の高い子どもは、友だちが多く、友だち作りも得意と判明! “友だちを作るのが得意だ”と答えた割合が「作文力」の低い子どもと比べ2倍にも
通信添削学習サービス「ドラゼミ」が作文力に関する意識調査を実施
近年、学校教育においてダンスの必修化やアクティブ・ラーニングの導入など、表現力の習得が重視されており、その中でも「作文力」は国語の分野における表現力を磨くために非常に重要となっています。
「作文力」とは、単に文章を書く力だけではなく、自分の想いを「言語化する力」のことを言います。「作文力」を鍛えることで、子どもたちが自分のことを客観的に観察し、正確に表現できるようになり、同時に相手のことも正確に理解できるようになります。それは、世の中の出来事を冷静に判断できる力にも繋がります。当社では、立命館小学校校長顧問 陰山英男先生監修の下、「作文力」を構成する“語彙力・表現力・思考力・観察力・構成力”を推し量る10個の項目を設定し、親子関係・友人関係と「作文力」との相関性について調査しました。
調査結果サマリー |
<「作文力」が高い子どもは、家族と仲が良い傾向に>
「作文力」の高い子どものうち、家族と「とても仲が良い」「やや仲が良い」と答えた子どもの割合は94%となり、「作文力」の低い子どもの74%と比べ20%の開きがあった。
<「作文力」が高い子どもが、家族と話す話題1位は“学校の授業や行事”2位は“友人”の話であることが判明>
次いで多い話題が “友人の話”であり、「作文力」の低い子どもの39%と比べ31%も多い70%が該当した。
<「作文力」が高い子どもは、友だちの数が多い傾向に>
「作文力」の高い子どものうち、“友だちが多い”に「とてもあてはまる」「ややあてはまる」と答えた子どもの割合は70%となり、「作文力」の低い子どもの38%と比べ32%の開きがあった。
<「作文力」が高い子どもは、友だち作りが得意な傾向に>
「作文力」の高い子どものうち、“友だちを作るのが得意だ”に「とてもあてはまる」「ややあてはまる」と答えた子どもの割合は66%となり、「作文力」の低い子どもの34%と比べ約2倍の差があった。
<「作文力」が高い子どもは、友人関係の満足度が高い傾向に>
「作文力」の高い子どものうち、友人関係の満足度について「とても満足している」「満足している」と答えた割合は85%となり、「作文力」の低い子どもの59%と比べ26%の開きがあった。
※作文力調査10項目については後述
「作文力」の高い子どもほど、親子関係が良好なことが判明 |
■子どもの「作文力」と親子関係との相関性について
子どもの「作文力」と親子関係との相関性について調査したところ、「作文力」が高い子どもほど、家族との会話の頻度が高く関係が良好なことが分かりました。●「作文力」が高い子どもは、家族と「とても仲が良い」「やや仲が良い」割合が高い傾向に
「作文力」の高い子どものうち、家族と「とても仲が良い」「やや仲が良い」と答えた子どもの割合は94%となり、「作文力」の低い子どもの74%と比べ20%の開きがありました。
●「作文力」が高い子どもが、家族と話す話題1位は“学校の授業や行事”2位は“友人”の話であることが判明
「作文力」の高い子どもが家族と「毎日」「毎日ではないが頻繁に」会話する話題として一番多いのは、“学校の授業や行事などの話”であり、「作文力」の低い子どもの36%と比べ2倍となる72%が該当しました。次いで多い話題が “友人の話”であり、「作文力」の低い子どもの39%と比べ31%も多い70%が該当しました。
▼“学校の授業や行事などの話”をする頻度
▼“友人の話”をする頻度
「作文力」の高い子どもほど、友人関係が良好なことが判明 |
■子どもの「作文力」と友人関係との相関性について
子どもの「作文力」と友人関係との相関性について調査したところ、「作文力」が高い子どもほど、友だちが多く友人関係が良好なことが分かりました。
●「作文力」が高い子どもは、友だちの数が多い傾向に
「作文力」の高い子どものうち、“友だちが多い”に「とてもあてはまる」「ややあてはまる」と答えた子どもの割合は70%となり、「作文力」の低い子どもの38%と比べ32%の開きがありました。
●「作文力」が高い子どもは、友だち作りが得意な傾向に
「作文力」の高い子どものうち、“友だちを作るのが得意だ”に「とてもあてはまる」「ややあてはまる」と答えた子どもの割合は66%となり、「作文力」の低い子どもの34%と比べ約2倍の差がありました。
●「作文力」が高い子どもは、友人関係の満足度が高い傾向に
「作文力」の高い子どものうち、友人関係の満足度について「とても満足している」「満足している」と答えた割合は85%となり、「作文力」の低い子どもの59%と比べ26%の開きがありました。
■「作文力に関する意識調査」 調査概要
○調査対象と回収サンプル数
20代~50代の小学生~高校生のお子様を持つ男女約930名
○調査地域 :全国
○調査方法 :インターネット調査(マクロミル)
○調査期間 :2015年11月26日(木)~2015年11月30日(月)
○調査実施 :「ドラゼミ教育研究所」(http://www.shopro.co.jp/dora/)
※本リリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は、必ず『ドラゼミ教育研究所調べ』とご明記ください。
≪陰山英男先生監修:作文力調査10項目≫
上記の10の構成要素において、「とてもあてはまる」「ややあてはまる」 と回答した”個数”によって、作文力を定義した。
●作文力「高」⇒回答個数6個以上
●作文力「中」⇒回答個数2-5個
●作文力「低」⇒回答個数0-1個
≪陰山英男≫
立命館小学校校長顧問、立命館大学教育開発推進機構教授。
小学館の通信添削学習『ドラゼミ』のスーパーバイザー。
子どもたちの生活習慣改善と、「読み・書き・計算」を主とする徹底した反復学習で学力を飛躍的に向上させる指導理論は、「陰山メソッド」として多くの学校・家庭で成果をあげている。
12月21日(月)より「作文力.com」にて親子の作文に関する記事を公開 |
<作文力の高い子どもの母親に共通しているのは、○○○だった!>
「子どもの作文力を伸ばしたい!」と思って努力しているお母さんたちは、たくさんいらっしゃるはず…。
そんなお母さん方に向け日本を代表する言語学者、金田一秀穂氏が語る「子どもの作文力を高めるためのアドバイス」をご紹介いたします。
URL:http://sakubun.shopro.co.jp/hahaoya
<「褒めれば伸びる」はウソ?ホント?おうちの中の作文事情>
子どもの「作文力」を鍛えるために、親が家庭内でしてあげられることはないのでしょうか…?
子どもの「文章を書く習慣」は、日頃の親から子どもに対する接し方が影響していることが調査を通して分かりました。家庭内のコミュニケーションの重要性、また、親が子どもの「作文力」を鍛えるために普段から実践できることをご紹介いたします。
URL:http://sakubun.shopro.co.jp/ouchi
詳細は、通信添削学習サービス「ドラゼミ」の特設サイト「作文力.com」(http://sakubun.shopro.co.jp/)にて、2015年12月21日(月)より公開いたします。
<参考資料>
小学館の通信添削学習「ドラゼミ」のご紹介 |
■ドラゼミで身につく「作文力」に必要な5つのポイント
「作文力」とは、単に文章を書く力ではなく、自分の想いを「言語化する力」のことを言います。自分のことを客観的に観察し、正確に表現できるようになると、同時に相手のことも正確に理解できるようになります。それは、世の中の出来事を冷静に判断できる力を持っているということにもなります。ドラゼミでは「作文力」に必要な5つの力を、多彩な問題を通じて磨いていきます。
■ドラゼミが提供する要素別カリキュラム
-語彙力
言葉をたくさん覚えることは「作文力」を養う上でベースとなる力です。 毎月、さまざまな角度から語彙を増やす問題を出題します。
-観察力
身の回りにあるものを題材にし、実際に比べてみることで、観察力がより確実なものとして身につきます。
-思考力
しりとりを問題にして飽きさせないようにする工夫や、教室という身近な設定を問題にすることで、学習意欲を高めます。
-構成力
教材付属のパズルを使いながら図形の組み合わせを考える問題や、まんがのブランクの内容を考え、どういう順番で並べれば相手により伝わるかを考えさせる問題で構成力を磨きます。
-表現力
まんがを見て人物の気持ちを読み取り、心の中の言葉としてふさわしい言葉を考える問題は、表現力を育てるのに適しています。
【小学館の通信添削学習 ドラゼミとは】
『ドラゼミ』は創業90年以上の歴史を持つ出版社・小学館のノウハウを反映させた、通信教育学習(3歳~小学6年生対象)です。 小学生コースでは、「百ます計算」などでおなじみの陰山英男先生がスーパーバイザーを務め、学校の教科書以上の内容も取り入れたオリジナルカリキュラムで、作文の表現力や、図形問題に対する柔軟な発想力も伸ばしていきます。一人ひとりのお子さんの理解度に合わせた、きめ細かな添削指導も特長です。 ぷちドラゼミ(幼児向け通信教育)は、ドラえもんたちがたくさん登場するストーリー構成のテキストで、「学ぶ楽しさ」を伝えます。入学前の「もじ・かず」学習や、家庭学習の習慣づけにぴったりの教材です。
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