「人」と「ロボット」の共存最適化を目指した業務・システムの変革に着手
AI、RPAなどの先端技術を取り入れた業務効率化を徹底追求
ソフトウェアの品質保証・テストを提供する株式会社SHIFT(本社:東京都港区、代表取締役社長:丹下 大、東証マザーズ:3697、以下「SHIFT」)は、自社の企業規模拡大に伴い肥大する間接的な時間や労力の削減と、更なる業務の効率化を目指し、SHIFTが有する従来の業務効率化ノウハウに加え、AIやRPAなど先端技術を取り入れた新たな変革活動を推進いたします。
■取り組み開始の背景
SHIFTは、業務の可視化・標準化により、従来開発者の仕事とされていたソフトウェアテストを業務分解し、業務知識を伴う判断が必要な部分とそれ以外に分けることで、非IT人材が活躍出来るフィールドを創出してまいりました。また、SHIFT設立より持つ業務改善コンサルティングのノウハウを活かした業務効率化の徹底も追求し、それまで、個人の知見に大きく左右されていたテスト業務を、体系立てたテストの方法論と、自社開発のソフトウェアテスト管理ツール「CAT(Computer Aided Test)(※1)」を駆使し、高品質でコストパフォーマンスの高いソフトウェアテストサービスとして提供することで、業界を問わず多くのお客様からのご支持をいただいてまいりました。
一方で、自社の急激な成長に伴う新規顧客やプロジェクト、従業員数の加速度的な増加に伴い、メンバー間のコミュニケーションや業務の連携、活用する業務支援ツールなどに合わせた、オペレーションの効率化とレベルアップが必要となる時期にも差し掛かっております。
また、IT業界に目を向けると、経済産業省の調査では国内のIT人材の不足は今後も深刻化し続け、2020年にはおよそ30万人、2030年にはおよそ59万人が不足するとされております(※2)。限られた労働力で最大限の成果を生み出すために、それぞれの能力に合った業務分担・業務プロセスの見直しと改善、人材育成の推進がSHIFTのみならず、IT業界、ひいては日本国内において早急に解決すべき課題であると考えております。
このような背景から、SHIFTは今後の市場環境の変化から避けては通ることの出来ない業務の生産性向上の必要性に早期から着目し、非IT人材の活用、業務自動化などの技術や手法を活用することで、自社のみならずIT業界全体の労働環境改善に貢献すべく、SHIFTの専門領域から改善策の発信に取り組んでまいります。
※1 「CAT(Computer Aided Test)」サービスサイト
https://www.catcloud.net/index.html
※2 出典:[経済産業省]報告書概要版(IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果)、p.7
http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/27FY/ITjinzai_report_summary.pdf
■プロジェクトの具体的な取り組みと狙う効果
今回の取り組みでは特に、「人」と「ロボット」の共存最適化やAIやRPAなどの先端技術の導入・活用を目指した取り組みを進めてまいります。SHIFTのコアコンピタンスである業務分析(可視化・標準化)ノウハウを活用し、人とロボットそれぞれの特性を活かしつつ「人が実施すべき業務」と「ロボットが実施すべき業務」を的確に切り分けることで、パフォーマンスの最適化を図ります。主な取り組みは以下の通りです。
【1】[ネコレジ]検証用スマートフォン端末の管理
【2】[AICO(アイコ)]AI搭載のチャットUIを活用し、社内問合わせに解答
グループ会社の SHIFT PLUS(本社:高知県高知市、代表取締役:松島弘敏、以下「SHIFT PLUS」)が提供する、AIを搭載した自動解決チャット「AICO」を、SHIFTでソフトウェアテストに従事する1,000名を超えるテストエンジニアの業務環境向上に活用いたします。特に、月間約60名を超える新規採用テストエンジニアからの質問に対し、従来担当部署が1件ずつ対応していた業務を代替いたします。スピーディな対応で問合せ時の両者のストレスを軽減し、対応の効率化・標準化を目指してまいります。
連結従業員数2,000名を超え、今後さらに増加していく中、人事・労務・総務・採用・経理・販売管理・情報システム部門などのバックオフィス業務における定常的作業の一部を、RPAの導入により自動化いたします。対象は、繰り返されるデータ入力や照合業務、情報システム部門によるPC端末のキッティング作業などであり、今後さらに自社での活用領域を広げ、ロボットの活用が適切な部分はロボットに任せ、人はより付加価値の高い領域に集中できるような業務改革を目指してまいります。
■本プロジェクトの今後の展開について
人材不足に改善の兆しが見えず年々深刻化する中、限られた人的リソースで成果を最大化させるための対策は、多くの企業で大きな課題として顕在化が進んでおります。AIやロボット、RPAなどの今日頻繁に話題に取り上げられる新たな技術は、人が使いこなし、有効に活用することで初めて高い生産性を発揮しますが、必ずしもそれら技術の導入企業に技術活用に関するノウハウがあるわけではありません。SHIFTは、適切な業務分析のもと、企業さらには個々の従業員の生産性向上に向けた研究・取り組みを、引き続き継続してまいります。将来的には、これらの活動で得た経験とノウハウを自社の新たなサービスとして展開し、スマートで無駄のない社会の実現に向け、企業価値の向上に努めてまいります。
<株式会社SHIFT 会社概要>
株式会社SHIFTは「すべてのソフトウェアにMade in Japanの品質を」をコーポレートビジョンとする、ソフトウェアの品質保証・テストの専門企業です。国内5兆円の市場規模を持ちながら、同業他社はわずか数社というブルーオーシャン市場において、金融機関などのエンタープライズ領域におけるミッションクリティカルな基幹システムから、ECサイト、スマートフォン向けのアプリ・ゲーム検証まで幅広い分野のお客様に対する品質保証サービスを主力事業としています。
・社名 :株式会社SHIFT
・代表取締役社長 :丹下 大
・設立 :2005年9月
・本社所在地 :〒106-0041 東京都港区麻布台2-4-5 メソニック39MTビル
・事業内容 :ソフトウェアの品質保証、テスト事業
・URL :コーポレートサイト http://www.shiftinc.jp/
サービスサイト http://softwaretest.jp/
SHIFTは、業務の可視化・標準化により、従来開発者の仕事とされていたソフトウェアテストを業務分解し、業務知識を伴う判断が必要な部分とそれ以外に分けることで、非IT人材が活躍出来るフィールドを創出してまいりました。また、SHIFT設立より持つ業務改善コンサルティングのノウハウを活かした業務効率化の徹底も追求し、それまで、個人の知見に大きく左右されていたテスト業務を、体系立てたテストの方法論と、自社開発のソフトウェアテスト管理ツール「CAT(Computer Aided Test)(※1)」を駆使し、高品質でコストパフォーマンスの高いソフトウェアテストサービスとして提供することで、業界を問わず多くのお客様からのご支持をいただいてまいりました。
一方で、自社の急激な成長に伴う新規顧客やプロジェクト、従業員数の加速度的な増加に伴い、メンバー間のコミュニケーションや業務の連携、活用する業務支援ツールなどに合わせた、オペレーションの効率化とレベルアップが必要となる時期にも差し掛かっております。
また、IT業界に目を向けると、経済産業省の調査では国内のIT人材の不足は今後も深刻化し続け、2020年にはおよそ30万人、2030年にはおよそ59万人が不足するとされております(※2)。限られた労働力で最大限の成果を生み出すために、それぞれの能力に合った業務分担・業務プロセスの見直しと改善、人材育成の推進がSHIFTのみならず、IT業界、ひいては日本国内において早急に解決すべき課題であると考えております。
このような背景から、SHIFTは今後の市場環境の変化から避けては通ることの出来ない業務の生産性向上の必要性に早期から着目し、非IT人材の活用、業務自動化などの技術や手法を活用することで、自社のみならずIT業界全体の労働環境改善に貢献すべく、SHIFTの専門領域から改善策の発信に取り組んでまいります。
※1 「CAT(Computer Aided Test)」サービスサイト
https://www.catcloud.net/index.html
※2 出典:[経済産業省]報告書概要版(IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果)、p.7
http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/27FY/ITjinzai_report_summary.pdf
■プロジェクトの具体的な取り組みと狙う効果
今回の取り組みでは特に、「人」と「ロボット」の共存最適化やAIやRPAなどの先端技術の導入・活用を目指した取り組みを進めてまいります。SHIFTのコアコンピタンスである業務分析(可視化・標準化)ノウハウを活用し、人とロボットそれぞれの特性を活かしつつ「人が実施すべき業務」と「ロボットが実施すべき業務」を的確に切り分けることで、パフォーマンスの最適化を図ります。主な取り組みは以下の通りです。
【1】[ネコレジ]検証用スマートフォン端末の管理
検証業務に使用するスマートフォン・タブレットなど、約1,700台の端末貸出・返却を無人で行うセルフレジシステム「ネコレジ」を開発。従業員には、専用の個人認証カード「Nekoca」を配布し、端末利用状況をデータとして蓄積するだけでなく、情報セキュリティ面での強化にも貢献いたします。現在までに、従来手作業で行っていた端末管理業務の工数、貸出時の待ち時間などを75%削減しております。
【2】[AICO(アイコ)]AI搭載のチャットUIを活用し、社内問合わせに解答
グループ会社の SHIFT PLUS(本社:高知県高知市、代表取締役:松島弘敏、以下「SHIFT PLUS」)が提供する、AIを搭載した自動解決チャット「AICO」を、SHIFTでソフトウェアテストに従事する1,000名を超えるテストエンジニアの業務環境向上に活用いたします。特に、月間約60名を超える新規採用テストエンジニアからの質問に対し、従来担当部署が1件ずつ対応していた業務を代替いたします。スピーディな対応で問合せ時の両者のストレスを軽減し、対応の効率化・標準化を目指してまいります。
【3】RPA(Robotic Process Automation)による業務の自動化
連結従業員数2,000名を超え、今後さらに増加していく中、人事・労務・総務・採用・経理・販売管理・情報システム部門などのバックオフィス業務における定常的作業の一部を、RPAの導入により自動化いたします。対象は、繰り返されるデータ入力や照合業務、情報システム部門によるPC端末のキッティング作業などであり、今後さらに自社での活用領域を広げ、ロボットの活用が適切な部分はロボットに任せ、人はより付加価値の高い領域に集中できるような業務改革を目指してまいります。
■本プロジェクトの今後の展開について
人材不足に改善の兆しが見えず年々深刻化する中、限られた人的リソースで成果を最大化させるための対策は、多くの企業で大きな課題として顕在化が進んでおります。AIやロボット、RPAなどの今日頻繁に話題に取り上げられる新たな技術は、人が使いこなし、有効に活用することで初めて高い生産性を発揮しますが、必ずしもそれら技術の導入企業に技術活用に関するノウハウがあるわけではありません。SHIFTは、適切な業務分析のもと、企業さらには個々の従業員の生産性向上に向けた研究・取り組みを、引き続き継続してまいります。将来的には、これらの活動で得た経験とノウハウを自社の新たなサービスとして展開し、スマートで無駄のない社会の実現に向け、企業価値の向上に努めてまいります。
<株式会社SHIFT 会社概要>
株式会社SHIFTは「すべてのソフトウェアにMade in Japanの品質を」をコーポレートビジョンとする、ソフトウェアの品質保証・テストの専門企業です。国内5兆円の市場規模を持ちながら、同業他社はわずか数社というブルーオーシャン市場において、金融機関などのエンタープライズ領域におけるミッションクリティカルな基幹システムから、ECサイト、スマートフォン向けのアプリ・ゲーム検証まで幅広い分野のお客様に対する品質保証サービスを主力事業としています。
・社名 :株式会社SHIFT
・代表取締役社長 :丹下 大
・設立 :2005年9月
・本社所在地 :〒106-0041 東京都港区麻布台2-4-5 メソニック39MTビル
・事業内容 :ソフトウェアの品質保証、テスト事業
・URL :コーポレートサイト http://www.shiftinc.jp/
サービスサイト http://softwaretest.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像