建築家・工務店向け『住宅地づくりガイドブック』の無料配布を開始、東京R不動産が事業サポートも実施
住宅地づくりから始めて、地域づくりをビジネスに。資金やリスクを負担せず、分譲事業に取り組むためのガイドブック。空き家対策から、地域の価値向上まで、持続的に取り組むための新しい方法を提供します。
東京R不動産では、地域に根差す活動をする建築家や工務店が、住宅地づくりを通して地域づくりに取り組む手法をまとめたガイドブックの無料配布を開始しました。これは住宅地をつくる際に必要だった、資金やリスクの負担、免許取得などが不要な事業モデルを提供するものであり、地域の建築家や工務店がそうした負担なく、地域の魅力づくりに取り組めることを目指したものです。このモデルの活用により建築家や工務店が事業を行うことで、人口減少や空き家問題といった課題の解消にも貢献することが期待されます。
地域で活動する建築家や工務店のための、新しい事業手法
このガイドブックで伝えるのは、地域に根差した活動をする建築家や工務店が、宅地分譲など住宅地づくりに取り組むための、新しい事業手法です。
これを活用することで、地域に魅力的な住宅地を生み出すこと、そして地域の価値向上や活性化に取り組むことに、地域の建築家や工務店が事業として取り組むようになることを目指しています。
人口減少期を迎え、経済成長が前提ではなくなった社会の中で、それぞれの地域に根差す主体が地域づくりに取り組むことは、地域の持続性を考える上で非常に重要だと考えられます。そんな地域の主体の中でも、魅力的な空間を生み出すスキルを持つ建築家や工務店が、事業として地域づくりに取り組むことにより、地域に新たな魅力をつくり出し、住み手を集め、循環を生み出すための手法を提供するのが、この『地域の建築家・工務店のための住宅地づくりガイドブック』です。
資金やリスクの負担、宅建業の免許も不要な方法
工務店や建築家の中には、これまでも宅地分譲などを行う事業者がいました。しかしその際に以下のような3つのハードルがあり、参入できる事業者が限定されるという課題がありました。
<住宅地づくりにおけるハードル>
・土地を買い取る資金の負担
・売れ残りリスクの負担
・宅地建物取引業免許の取得
このガイドブックではこれらのハードルを回避し、資金やリスクの負担も、宅建業の免許取得も不要な手法を提供しています。それによりさまざまな地域で、建築家や工務店が、住宅地づくりに取り組み、地域の魅力向上に取り組むことができるようになります。特に建築家は小さな事業者が多いため、資金的な体力の必要がない手法は有効であると考えています。
また立地として、郊外や地方で特に親和性が高く、人口減少や空き家問題といった課題の解消にも貢献することが期待されます。
事業手法の解説から、事例まで紹介するガイドブック
ガイドブックの中には、建築家や工務店が事業手法を活用するための解説だけでなく、土地所有者への提案や、住宅の買い手とのコミュニケーションを想定したポイントの説明、進め方のフローや、事例の紹介などの情報が詰め込まれています。
それにより事業の手法について理解するだけでなく、事業に取り組むことの事業者にとっての意味や、地域・社会にとっての意義、事業としての可能性や、注意すべきポイントなどが把握できるようになっています。
東京R不動産で事業実施のサポートも
さらに東京R不動産でも、このガイドブックを読んで事業に取り組む建築家や工務店をサポートします。案件づくりから、集客の戦略立案、進行のサポート、情報提供などを行うことで、初めての事業者でも住宅地づくりに取り組むことができる環境を提供します。
このガイドブックは、国土交通省の「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」(令和5年度)に採択されたプロジェクトとして制作しています。東京R不動産では、空き家対策からエリアリノベーションによる地域活性化まで取り組んでおり、住宅地づくりだけでなく、そうした分野でのサポートも可能です。
ガイドブック送付の申し込みページ
建築家や工務店が、地域づくりを事業にする方法、考えました|東京R不動産
東京R不動産
新しい視点で物件を発見・紹介するウェブサイト。空間の魅力を独自の視点で紹介し、ファンを獲得。リノベーションや空間つくりも携わる。地域の活性化や空き家対策等にも力を入れている。
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