研究内容を見て理系学生に直接スカウト!理系採用を革新するLabBaseを運営する東大発ベンチャーPOLが総額5000万円の資金調達を実施。研究室のインフラへ。
サービスリリースから2ヶ月で登録学生700人、利用企業20社。ユーザーの3分の1が東大生。
当社が提供する、ダイレクトリクルーティングが可能な研究室所属学生の研究データベース「LabBase」は、2017年2月のサービスリリース以来、トップ校を中心に急速に登録学生数が伸びており、登録学生は700人以上(2017年4月時点)、そのうち33%が東大生、20%が東北大生、残りが北海道大学、東京工業大学、筑波大学、早稲田大学、慶應大学などの所属学生と、理系が強いトップ大学の学生を中心にご利用いただいております。ご利用企業もAmazon Web Service、Sansan、電通デジタル、日産化学工業を筆頭に、約20社にご利用いただいています。
■教授の親をもつ現役の理系東大生が創業
POLの代表取締役を務める加茂は、現役の理系東大生であり、研究と就活の両立に苦しむ先輩を見て彼らを助けたいと思い、LabBaseを創り始めました。POLのメンバーの多くは、20歳〜22歳の学生と非常に若いですが、取締役を務める吉田行宏氏(元ガリバーインターナショナル専務取締役)や、岡田健太郎氏(元notari開発責任者)など、経験豊富なメンバーもいます。
■POLが目指しているのは、「研究室のインフラ」
POLは、単なる就活サービス/採用サービスを創りたい訳ではありません。就活以外にも、研究者や研究室所属学生の課題を解決するサービスを次々にリリースし、『研究室 × IT = LabTech』領域で圧倒的No.1を目指しています。
海外先進国に比べて、日本のアカデミアはまだまだIT化が進んでおらず、課題が山積みです。私たちは、研究者の研究環境をより良いものにすることで、科学の発展に寄与したいと考えています。 また、閉鎖的だったアカデミアをオープンにすることによって、ヒト・モノ・カネ・情報の産学連携など、外部との関わりも促進したいと考えています。
■資金調達の詳細
今回の資金調達では、B2BのSaaSビジネスやHR分野に知見が明るいBEENEXTとDraper Nexus、アカデミアに知見やつながりがあるBeyond Next Ventures、学生向けマーケティングに力を入れておりクライアント候補となる企業とのつながりも強いCyberAgent Ventures、その他様々な知見を持ったエンジェル投資家と、POLの事業加速に必要なノウハウやつながりを持った投資家から総額5000万円の調達を行うことになりました。調達した資金は、主に強いエンジニアとデザイナーのチームを創り、LabBaseのサービス改善と新規サービスの構築のために使いたいと考えております。
(写真左からBEENEXT 前田 ヒロ、POL 加茂 倫明、POL 吉田 行宏、CyberAgent Ventures 北尾 崇)
■LabBaseサービス概要
LabBaseでは、研究室所属学生の研究プロフィールを検索・閲覧して、直接スカウトメッセージを送ることができます。研究プロフィールは、従来のESと異なり「学生時代に頑張ったこと」や「自己PR」などの項目はなく、「研究概要」「研究の意義」「執筆論文」「スキル(プログラミング、実験など)」等の項目が主になっています。また、スカウトには「あなた(スカウトを送る相手)にマッチしそうな職種の仕事詳細」も添えて送るため、学生側からすると「この会社に入ったらどんな仕事ができるのか」がイメージしやすく、より会社のリアルが伝わってミスマッチが減ります。
■会社概要
商号:株式会社POL(ポル)
代表者:代表取締役CEO 加茂 倫明
所在地:東京都中央区京橋2-11-3 服部ビル602号
設立:2016年9月23日
事業内容:理系学生に特化した新卒採用サービス
資本金:5,000,000円(資本準備金含む)
URL: http://www.pol.co.jp
■取材のお問い合わせ先
企業名:株式会社POL
広報担当:野口
Email:info@pol.co.jp
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