メルク、優れた就労環境が評価され、「トップ・エンプロイヤー・ジャパン2017」に認定

メルク株式会社（本社東京、代表取締役会長兼社長ラルフ・アナセンツ）およびメルクセローノ株式会社（本社東京、代表取締役社長レオ・リー）はこの度、企業文化やキャリア開発・人材育成、従業員処遇などの就労環境の優れた企業を評する「トップ・エンプロイヤー・ジャパン 2017」に認定されたことを発表しました。
メルクおよびメルクセローノが認定されたのは今回が初となります。 

「トップ・エンプロイヤー」は、第三者機関であるTop Employers Instituteが毎年世界中の企業を調査し、優れた就労条件の提供、組織のあらゆる階層での人材育成・開発の実施、雇用環境の最適化に継続的に努めている企業を認定するものです。メルクおよびメルクセローノはこれらの高い水準をすべて満たし、優れた就労条件を有するリーダー企業であることが認められ、トップ・エンプロイヤーとしての認定の獲得に至りました。 

本認定について、メルク株式会社代表取締役会長兼社長ラルフ・アナセンツは、次のように述べています。「人事部門を始めとした当社の社員に対する様々な取り組みにより、世界中で優れた労働環境を提供している企業の仲間入りを果たしました。グローバルでは2018年に創業350年を迎えるメルクグループには、社員の好奇心を育む寛容な労働環境と互助の企業文化があります。当社の社員は皆、困難を乗り越え偉大な発見をすることに喜びを見出します。また、当社では社員が業務に対し真摯に取り組む姿勢がよりよい業績をもたらすと考えており、この企業文化を持続させる機会も継続的に提供しています」 

また、メルクセローノ株式会社代表取締役社長レオ・リーは、次のように話しています。「今回の認定を受けたことを誇りに思っています。ベストエンプロイヤーとしてメルクグループのミッションを実践するには、優れた人材が活躍できる職場環境が不可欠です。多様な人材の育成に尽力する当社のこれまでの取り組みがこのような形で評価されたことを大変嬉しく思います。これからも、当社の社員が、メルクグループの一員であることを誇りに思う職場環境の創造を怠ることなく、様々な取り組みを強化してまいります」 

また、メルクは同じくアジア太平洋地域でも「トップ・エンプロイヤー・アジアパシフィック 2017」に認定されました。同地域では、日本の他、中国、インド、韓国、台湾、タイの各国でも認定を受けました。
 
Top Employers Instituteによる評価基準は次の通りです。メルクはこの基準をすべて達成したことでトップ・エンプロイヤーの認定を受けました。 

・人材戦略
・要員計画
・入社時オリエンテーション
・能力開発
・業績管理
・リーダーシップ開発
・キャリア開発および後継者育成
・報酬・福利厚生制度
・企業文化 

メルクについて
Merck（メルク）はヘルスケア、ライフサイエンス、パフォーマンスマテリアルズの分野における世界有数のサイエンスとテクノロジーの企業です。がんや多発性硬化症を治療するためのバイオ医薬品療法から、科学研究と生産に関する最先端システム、スマートフォンや液晶テレビ向けの液晶材料にいたるまで、約5万人の従業員が人々の暮らしをより良くする技術の一層の進歩を目指しています。2015年は66カ国で128億ユーロの売上高を計上しました。
メルクは1668年に創業された世界で最も歴史の長い医薬・化学品会社で、創業家が今でも、上場企業が率いるグループの株式の過半数を所有しています。メルクの名称およびブランドのグローバルな権利は、ドイツのダルムシュタットに本社を置くメルクが保有しています。唯一の例外は米国とカナダで、両国ではEMDセローノ、ミリポアシグマ、EMDパフォーマンスマテリアルズとして事業を行っています。 

メルク株式会社はメルクの日本法人として1968年に設立。液晶や顔料などの化学品の研究開発・製造・販売や、試薬・分析機器などバイオサイエンス基礎研究や医薬品製造、創薬にかかわるライフサイエンス関連製品・サービスを手がけています。2011年に日本ミリポア株式会社を吸収合併、2014年にはグループ傘下にAZエレクトロニックマテリアルズを統合。パフォーマンスマテリアルズとライフサイエンスの両分野で高付加価値製品とソリューションを幅広く提供しています。
メルク株式会社についての詳細は、http://www.merck.co.jp/をご覧ください。 

メルクセローノ株式会社は、ドイツ・ダルムシュタットに本社を置くメルクのバイオ医薬品部門の日本法人で、2007年10月1日に発足し、がん及び不妊治療領域を重点領域としています。
メルクセローノ株式会社の詳細については www.merckserono.co.jpをご覧ください。