日本医療チームがルワンダで初めて帝王切開を実施

現地在住日本人のために日本人医療チームをルワンダへ派遣

 

 愛知県、岐阜県で13の施設を運営する産婦人科医療グループ・「ベルネット」の医療法人葵鐘会(愛知県稲沢市、理事長:山下守)は、東アフリカのルワンダにあるラ・クロワ・デュ・シュド病院(同国キガリ市)へ医師・助産師からなる医療チームを派遣し、2018年12月10日に共同で帝王切開手術を行いました。日本の医療法人がルワンダで共同手術を行ったことは、初の試みとなります。

 また、当会は、1880年創業のドイツの老舗ぬいぐるみメーカー『シュタイフ』と、世界で初めて産婦人科グループとしてパートナーシッブを結んでおり、各クリニックでは、出産お祝いのギフトとして生まれたばかりの赤ちゃんに初めてのお友達『マイファーストシュタイフ』をブレゼントしており、ここルワンダでも生まれた赤ちゃんへ、ルワンダ第1号となるシュタイフベアをプレゼント致しました。
 ルワンダは、1994年に起こったジェノサイド(大量虐殺)の事件後、カガメ大統領の強力なリーダーシップの下、国を挙げて、産業振興に努めて来ており、潜在性のあるアフリカ諸国の中でも、近年目覚しい経済発展を遂げています。同国は国家戦略として、ITと医療を戦略的重点分野と位置づけており、葵鐘会が周産期医療分野で貢献することを見据え、現地の主要な病院を複数視察し、保健省を含めた現地医療関係者との間で意見交換を継続的に行っています。これまでの現地調査を受け、ジェノサイドの影響で40代の人口が少なく、本来は教育すべき立場にある人材が不足していることや、人口増加に伴って産科・小児科のニーズが高いことがわかり、ハード面以上にソフト面(人材育成)の強化の必要性を強く実感してきました。
 同国保健省からは、できるだけ早く医療の質や母子保健の向上を目指し、人材育成を含め協力してほしい、と強く要請されております。今回、葵鐘会では、日本人医師、助産師、看護師が現地のメディカル・ライセンスを取得し、現地での妊婦健診や帝王切開手術を行い、安心・安全な分娩につながる日本式周産期医療サービスの現地での展開に向け、第一歩を踏み出すこととなりました。
 母子保健は重点分野であることもあり、今後は、医療提携先を決め、継続的に共同で医療活動を行い、 現地医療チームへ手技など直接指導しながら、医療協力を推進していく方針です。
 葵鐘会は、日本式周産期医療の海外展開を視野に入れ、ベトナム・カンボジア・ミャンマーなどの東南アジアやバングラデシュ、モンゴルなどにおいて、母子保健医療の向上に向けた医療人材育成を行うなど、積極的に医療協力を行っております。
 

 

医療法人葵鐘会について

 当グループは、日本最大規模の周期医療機関として、愛知県と岐阜県内で13の産婦人科を主体としたクリニックを「ベルネット」の愛称で連携を図り、どこでも高いレベルの医療とサービスを受けられる環境を提供することで、地域医療の発展と高度化に貢献しています。
 ベルネットの各クリニックでは、1つのクリニックに2人以上の産科医師が常駐しており、緊急時には近隣の施設の医師が駆けつけて連携し地域に根ざした医療サービスを提供しながら、グループ経営におけるメリットを最大限に活かし、高い医療レベルで患者さんのご希望に合わせた分娩スタイルを提供する体制を構築しています。
医師数は2018年12月現在で179名、看護師は418名です。

 


医療法人葵鐘会 理事長プロフィール

医療法人葵鐘会 理事長
医学博士 山下
略歴
名古屋大学医学部卒業、
稲沢市民病院産婦人科勤務、
名古屋大学病院産婦人科勤務 
2007年12月 医療法人葵鐘会 理事長就任

所属学会
日本産婦人科学会、日本周産期・新生児医学会、日本受精・着床学会

 


専門
周産期、婦人科腫瘍、麻酔科
日本産婦人科学会認定専門医、母体保護指定医、麻酔認定医


本件に関する報道各社からのお問合せ先
医療法人葵鐘会
経営戦略部 
担当:永友一成、中上富雄
電話:052-265-5741 
E-mail:prd@kishokai.jp

 
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