トヨタ自動車出資のGrab、現在の資金調達ラウンドにおいて20億米ドル(約2,200億円)を調達
● トヨタ自動車に次いで、OppenheimerFunds、Ping An Capital、Mirae Asset - Naver Asia Growth Fund、Cinda Sino-Rock Investment Management Company、All-Stars Investment、Vulcan Capital、Lightspeed Venture Partners、Macquarie Capitalを含む複数の投資機関が現在の資金調達ラウンドにおいてGrabへ出資
● 現資金調達ラウンドは東南アジアにおけるリーディングテクノロジーカンパニーというGrabの地位を確固たるものへ
● 現資金調達ラウンドは東南アジアにおけるリーディングテクノロジーカンパニーというGrabの地位を確固たるものへ
東南アジアにおいてオンデマンド交通システムとモバイルペイメントプラットフォームを提供する業界大手の Grab Holdings Inc.(以下、Grab)は本日、現在の資金調達ラウンドにおいて、20億ドルを調達したことを発表しました。
トヨタ自動車が出資する現在の資金調達ラウンドは、OppenheimerFunds、Ping An Capital、Mirae Asset - Naver Asia Growth Fund、Cinda Sino-Rock Investment Management Company、All-Stars Investment、Vulcan Capital、Lightspeed Venture Partners、Macquarie Capitalといった世界を代表する金融機関の参画によって、東南アジアにおけるリーディングテクノロジーカンパニーというGrabの地位をより明確にしました。
これらの主要投資機関からの出資は、Grabの長期的な成長機会への信頼であり、O2Oモバイルおよび交通プラットフォームを通じて、東南アジアの成長の可能性を解き放つGrabの持つ唯一無二の能力に対する信頼の証です。
Grabのミン・マー社長は、「このような名だたる大手金融機関を戦略的出資者及びパートナーとして迎えることができ光栄に思います。Grabは今日、東南アジアにおけるリーディングO2Oプラットフォームであり、何百万ものお客様や企業がオンラインへアクセスすることを可能にし、同地区におけるデジタル経済の成長を牽引しています。東南アジアの大きな成長を取り込もうと考える世界の多数の金融機関やパートナーから弊社への出資に大きな興味を持っていただけております」と述べました。
Grabは出資金を活用して、東南アジアで提供するO2Oサービスの領域を広げ、同地域における数百万の人々の日々の生活に欠かすことのできないスーパーアプリ最大手としての地位を強化します。現在、Grabユーザーは日々のニーズを満たすための一気通貫のソリューションを利用できます。例えば、Grabアプリを使ったGrabPayでの買い物の支払い、GrabFoodでの食事の注文、GrabExpressでの配達、そして様々な配車・交通サービスなどがあります。Grabはまた、パートナーシップを通じて、ユーザーが利用できる日々のサービスを拡大しようとしています。7月には、オープンプラットフォーム戦略を通じて、東南アジア地域で日々の生活に欠かせないスーパーアプリになるというビジョンを掲げ、ジャカルタにてオンデマンド食品デリバリーサービスであるGrabFreshのサービスの提供を開始しました。順次各都市へ拡大予定です。
Grabは特に今回の出資金の大部分を使い、インドネシアへの投資を続けます。同国においてGrabはオンデマンド配車サービス分野での最大手であり、業界の変革を牽引しています。Grabのプラットフォームには710万人以上のマイクロ起業家がおり、その半数以上はインドネシアに居住しています。Grabは現地のモバイル支払いプラットフォーム「OVO」との協業により、6,000万以上のダウンロード数を誇る同国最大のモバイル支払いエコシステムを作り上げました。GrabFoodは今年、インドネシアでジャカルタの1都市から28都市にサービスを飛躍的に拡大し、市場シェアを大幅に広げました。同国での総流通額(GMV)は2018年前期で4倍近くになり、同様に、インドネシアでのGrabExpressのGMVは前期で2倍以上に増加しました。
Grabについて
Grabは、東南アジアにおいて最も利用されるO2Oモバイルプラットフォームであり、消費者へ日々の生活に欠かせない重要なサービスを提供しています。お客様は交通、食、ショッピングのサービスを楽しみ、一元化されたE-ウォレットで簡単に支払いが可能です。Grabは全ての東南アジアの人々がデジタル経済の恩恵を受けるべきだと考えています。Grabは安全且つ安価な交通サービス、食品デリバリー、モバイルペイメント、金融といったサービスへのアクセスを提供しています。Grabは現在、シンガポール、インドネシア、フィリピン、マレーシア、タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジアにおいて事業展開しています。詳細はこちらhttp://www.grab.comをご覧ください。
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