“触る”博物館 “Think Square”「とぶモノ展」を開催
~テーマは飛ぶ、翔ぶ、跳ぶ、さまざまな方法でとぶモノ~
知的好奇心を満たす博物館“Think Square”を運営するちそう株式会社(代表者:代表取締役 山本 智 以下、当社)は、1都3県の計4会場にて、「身近な生き物展」を3月より実施いたします。テーマは、「飛ぶ、翔ぶ、跳ぶ。集まれ! とぶモノ。」で、鳥やコウモリなど飛ぶ生き物や浮かぶヘリウムバルーン、ドローンなどさまざまな方法でとぶモノを展示します。
<キーワード>とぶモノ、触る博物館、知的好奇心、Think Square、シンクスクエア
<キーワード>とぶモノ、触る博物館、知的好奇心、Think Square、シンクスクエア
昨今、科学を取り巻く環境は厳しく※、ニュースでも研究者の雇用環境や不正問題などの課題が取り上げられる機会が多々あります。特に、経済活動に結び付きにくく、体制や資金を整えにくい基礎研究は、より厳しい環境にありますが、応用研究の下支えをしており、社会に還元できる価値を持つ可能性を秘めています。
そこで、現在の基礎研究の厳しい研究環境の改善に寄与するべく、まずは、社会に科学を知ってもらう、楽しんでもらうことから始めるために、当社は、「日常生活に、科学によって知的好奇心を満たす時間を創出する」をコンセプトとした標本に触る博物館“Think Square(シンクスクエア)”の企画・運営を2017年より開始しました。
Think Squareは、アクセスのよい場所にある空きスペースや空き店舗などを活用して展開。平日の開館時間は夕方16時から夜21時とし、会社帰りに気軽に立ち寄って楽しんでもらうことを想定しています。また、当展示では、来場者が疑似的に研究者体験ができるよう、さまざまな角度で観察、撮影でき、展示パネルでの問いかけと標本などの展示アイテムに自由に触れて体感することにより、思考を楽しむことを重視している点に特徴があります。
この展示スタイルは、前回展示「身近な生き物展」までに900名以上の方に楽しんでいただきました。今回は、さまざまな方法で「とぶ」生き物やメカなど「とぶモノ」の骨格・機構や動きを体感してもらい、空を飛んだり、滑空したり、浮き上がったりすることの面白さを楽しんでもらいたいと考えています。
また、これまで、Think Squareでは骨格標本や剥製など生き物の魅力を中心に取り上げてきましたが、今回の「とぶモノ展」では、生物学に加え、物理学、化学の分野に展示範囲を広げ、「とぶ」ことを総合的に体感してもらい、各分野を関連させて科学全体を楽しむことで、科学により魅力を感じてもらうことを目指しています。
Think Squareでは、今後、働き方改革が進み、自分のために使える時間が増えた方に、趣味の開発や思考を活性化させる機会の一つとして、科学への関心を高めると同時に、その魅力を提供していきたいと考えています。また、平日来場の際に得た体験や知識を、休日、家族で来場いただいた際に活用いただくことによる家族コミュニケーションの深化の一助や、移動式(巡回式)展示の手法に改善による空き家活用への提案などにもつなげていきたいと考えています。
今後も、当社は、さまざまなテーマ展示やワークショップ、企業向け研修や展示サービスを通して、社会に科学の楽しさ、面白さを訴求し、科学の発展の一助となる活動を行っていきます。
※文部科学省「平成30年度 科学技術白書」http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpaa201801/1398098.htm
<開催概要>
開催場所・日時:いずれの会場も最終入場は終了時間30分前まで
◆東京・吉祥寺開催(リベストプレイス吉祥寺:武蔵野市吉祥寺南町2-4-6
3月5日(火)~10日(日) 平日16:00~21:00/土日 10:00~19:30
◆神奈川・桜木町開催(ギャラリーぴおB1:横浜市中区桜木町1-1 桜木町ぴおシティB1F)
3月14日(木)~19日(火) 11:00~19:00(初日16:00から、最終日18:00まで)
◆千葉・柏開催(手作り科学館Exedra:千葉県柏市末広町9-6)
3月23日(土)、24日(日) 10:00~17:00
◆埼玉・三郷開催(ピアラシティ交流センター:三郷市泉2-35)
4月6日(土)13:00~19:30、 4月7日(日) 10:00~19:30
出展標本:モモイロペリカン頭骨、ジャワスズメフクロウ全身骨格、ヒメコンドル全身骨格、
デマレルーセットオオコウモリ全身骨格、ジャワトビトカゲ剥製、オオヒキガエル全身骨格、ヘリウムバルーン、
小型ドローンなど
入場料:400円
主催:Think Squares Project
イベントサイト:https://www.think-squares.com/theme-3
主要展示アイテム例:
<Think Squares Projectについて>
Think Squares Projectは、基礎研究者の研究継続を支援することを目的に、知的好奇心を満たす博物館“Think Square”を展開。科学に触れる場、体感できる場を提供し、社会に科学を支援する雰囲気を醸成することに取り組んでいます。実際に標本などの展示アイテムに触れ、自由な角度で観察・体感し、思考してもらうことで知的好奇心を満たしてもらい、科学の魅力を伝えていきたいと考えています。(https://www.think-squares.com/)
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