ワイヤレス給電評価用高周波電源ボードのサンプル提供を開始
~様々な動作周波数でワイヤレス給電装置を駆動可能~
株式会社Wave Technology(所在地:兵庫県川西市、代表者:石川 高英)は、周波数は設定ピンと可変抵抗で変更可能で、DC24Vを印加するだけで高効率なワイヤレス給電が可能な「ワイヤレス給電評価用高周波電源ボード」のサンプル販売を2020年11月から開始します。
ワイヤレス給電(無線電力伝送、WPT:Wireless Power Transfer)は現在、国内外で新しい規格検討が活発に行われており、スマートフォンやウェアラブル端末などの小電力アプリケーションに限らず、EVなどの大電力アプリケーションの製品化も間近に迫ってきています。
株式会社Wave Technologyのワイヤレス給電用高周波電源ボードは、様々な動作周波数のワイヤレス給電回路を駆動できるリファレンスボードです。特別な制御を行なわずスイッチング波形をそのまま出力しているため、ワイヤレス給電の初期検討に最適です。電源ボードからの出力波形の周波数は10 kHz ~ 6.78 MHzの範囲で変更可能のため、様々な動作周波数のアンテナを駆動させることができます。また、ご要望に合わせた仕様変更も可能ですのでお問い合わせください。
【サンプル価格】
- 高周波電源ボード単体価格:17万8千円 (税別)
- 送受電アンテナセット価格 :19万8千円 (税別)
【主要諸元】
【ワイヤレス給電デモ機のご紹介】
本電源ボードを用いたワイヤレス給電デモ機をご紹介いたします。デモ機は、150mm送電アンテナと100mm受電アンテナを使って、給電距離40 mmのワイヤレス給電を行っています。駆動周波数は500 kHzです。電源ボードからの出力電力50 W時に、受電アンテナ(整流回路)から最大31 Wが出力可能です。デモ機ではLED (最大22 W)とUSBファン (2 W)をワイヤレス給電で動作させています。
Qi規格での一般的な給電距離は数mm程度ですが、本デモ機の給電距離は40 mmと非常に大きくとることができております。また、さらに長距離給電用アンテナのカスタム設計も可能です。Qi規格の給電では要求仕様に合わない場合は、弊社のデモ機を使った動作検証を試してみてはいかがでしょうか。
本デモ機の動作は以下の紹介動画でご覧いただけます。
ワイヤレス給電評価用高周波電源ボードのデモ動画 | Wave Technology
【会社概要】
会社名: 株式会社Wave Technology
所在地: 〒666-0024
兵庫県川西市久代3-13-21
設立 : 1984年9月1日
代表者: 石川 高英
URL : https://www.wti.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- 電子部品・半導体・電気機器
- ダウンロード