富裕層向け別荘レンタル事業「エリート ヘブン」を買収
バケーションレンタル事業に参入
エリート ヘブンは1988年に設立され、富裕層向けバケーションレンタル事業のマーケティング、予約、コンシェルジュ業務、マネジメントサービスなど包括的に業務を展開しています。現在、インドネシア、タイ、スリランカ、モルディブにおいて200軒以上の宿泊施設を展開しています。
エリートヘブンの買収により、DTCは新しいマーケットにおいて持続可能で有益な成長を目標とした、「バランス」「多様化」「拡大」の3つの戦略を設定しており、これを達成することにより、DTCは包括的なサービスの提供とさらなる利益の向上を目指します。
「バランス」「多様化」「拡大」という新たに設定した戦略を元に、DTCはバケーションレンタル事業を視野にいれたホテル運営業務を、新たな市場にて積極的に推進してまいります。昨年、DTCはコンドミニアムや別荘レンタル事業展開をするタイのホスピタリティスタートアップ企業、Favstayへの投資によりシェア・エコノミー事業へ参入しました。また、今年4月DTCはASAIホテルの開業によりライフスタイル層への取り込みを発表しました。ユニークで新しいブランドであるASAIは、好奇心が強くミレニアルマインドを持つ旅行者に、活気ある街やリゾートにてローカルの体験をしてもらうことを想定して開業しました。ASAIは現在タイ、ミャンマー、フィリピンに5つのホテルを展開しています。
「エリートヘブンへの投資により我々の戦略ストーリーにもう一つ重要な意味を加えることができました。我々には拡大を目的とした二つの計画がありますが、ひとつは我々の運営するホテルの数を二倍にすること、そしてもうひとつはさらに多くの体験をお客様に提供することです。現在我々の持つラインナップは中規模ラグジュアリーホテルが主流ですが、エリートヘブンが加わったことで富裕層向けのバケーションレンタルという分野もカバーすることが可能となります。富裕層向けバケーションレンタルのマネジメント事業は、我々にとっては新事業ではありますが、エリートヘブンは小さな会社からアジアではこの分野のリーディングカンパニーとなるまでに成長し、その成功実績には感銘を受けるほどです。そして我々の70年にも及ぶ高級ホテルの運営経験がこの新事業をさらに促進させることを確信しており、エリートヘブンチームの協力を得ながら、富裕層のお客様へ素晴らしいサービスをご提供し、同時にアジアや他の重要な地域でブランドの知名度が拡大していくことを期待しています」(デュシット インターナショナル グループCEO スパジー・スタンパンのコメント)
「エリートヘブンは、期待を上回るサービスとお客様やスタッフなどの人にフォーカスしており、デュシットと同じ価値を共有できると思っております。また我々の間にはすでに築かれた強いシナジーが存在しています。デュシットファミリーの一員として弊社はさらに拡大し、持続可能かつ有益な成長を期待できることを光栄に思います。」(エリートヘブンCEO ジョン・ストーナムのコメント)
- デュシット インターナショナルについて
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