12月8日は何の日?「太平洋戦争開戦日」に考える天皇と戦争、歴史と文学 ~小説家・奥泉光×歴史家・加藤陽子の対談イベント開催 

株式会社朝日出版社

『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』(朝日出版社刊)の著者である東大教授・加藤陽子さんが、12月8日(土)にジュンク堂書店池袋本店で、芥川賞作家・奥泉光さんと対談イベントを行います。


平成最後の12月8日。
この日は、1941年(昭和16年)に日本がアメリカとイギリスに宣戦を布告した「開戦の日」、いわゆる太平洋戦争の開戦日です。

 

77年目を迎えるこの開戦の日に、『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』で小林秀雄賞、『戦争まで』で紀伊國屋じんぶん大賞を受賞した加藤陽子さん(東京大学大学院教授)と芥川賞作家・奥泉光さんが、「グランド・ウォー・ミステリー」と称して対談を行います。

なぜ戦争は始まってしまったのか。
なぜ途中で引き返すことができなかったのか。
軍事指導者としての昭和天皇に疑義を抱くようになった政治主体が、軍の青年将校や中堅幹部となり、国内では五・一五事件、二・二六事件を引き起こし、対外的には満洲事変、日中戦争へと導いていった背景には何があったのか。
軍事指導者(大元帥)としての天皇像と、近代的な憲法上位置づけられる国家の最高機関としての天皇像との乖離はどうして生まれたのか。

天皇と戦争、歴史と文学――何が飛び出すかわからない、白熱対談にご期待ください。

 

【講師紹介】


奥泉光(おくいずみ ひかる)
1956年、山形県生まれ。国際基督教大学大学院博士前期課程修了。
93年『ノヴァーリスの引用』で野間文芸新人賞、94年『石の来歴』で第110回芥川賞、2009年『神器』で野間文芸賞、2014年『東京自叙伝』で谷崎潤一郎賞、2018年『雪の階』で柴田錬三郎賞を受賞。他の著書に『「吾輩は猫である」殺人事件』『グランド・ミステリー』『シューマンの指』『ビビビ・ビ・バップ』など。現在、近畿大学国際人文科学研究所教授。

 

撮影:岩本慶三撮影:岩本慶三


加藤陽子(かとうようこ)

1960年、埼玉県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授。1989年、東京大学大学院博士課程修了。山梨大学助教授、スタンフォード大学フーバー研究所訪問研究員などを経て現職。専攻は日本近現代史。2010年に『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』で小林秀雄賞、2017年に『戦争まで』で紀伊國屋じんぶん大賞受賞。他の著書に『模索する1930年代』『戦争の日本近現代史』『戦争の論理』『満州事変から日中戦争へ』『昭和天皇と戦争の世紀』などがある。


 

 

イベント概要

 

日時:2018年12月8日(土) 開場19:00/開演19:30
会場:ジュンク堂書店池袋本店4階喫茶コーナー
入場料:1,000円(ドリンク付き)
定員:40名
申し込み方法:事前予約必須。
ジュンク堂書店池袋本店1階サービスコーナーもしくは電話(03-5956-6111)にて。
https://honto.jp/store/news/detail_041000029365.html?shgcd=HB300

本件に関するお問い合わせはこちらまで
株式会社 朝日出版社 営業部
電話:03-3263-3321 メールアドレス:info@asahipress.com
 

 

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業種
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本社所在地
東京都千代田区西神田3-3-5 朝日出版社
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代表者名
小川洋一郎
上場
未上場
資本金
1600万円
設立
1962年06月