日本初※「在宅医療 × ペットシッター」の新モデル誕生!高齢犬猫をご自宅で支える新サービス

獣医師・愛玩動物看護師・ペットシッターが連携し自宅での医療的ケアと日常ケアを一体でサポートする『ペットのメディカルケアシッター』提供開始

オリーブジャパン株式会社

―「ペットのメディカルケアシッター」提供開始(オリーブジャパン × ノートル動物病院)―

ペットシッターサービスを運営するオリーブジャパン株式会社(東京都新宿区、代表取締役:川島恵  庄司紗梨加)は、往診専門のノートル動物病院を運営する株式会社notre(東京都港区、代表取締役:早坂光春)と、2025年12月3日に高齢ペットや持病を抱える犬猫の在宅ケアを共同で支援する業務提携契約(以下、本提携)を締結いたしました。

本提携により、獣医師・愛玩動物看護師・ペットシッターが連携し、高齢ペットや疾患を抱える犬猫の在宅ケア・介護支援をワンチームで行う日本初(※1)の取り組み「ペットのメディカルケアシッター」(※2) の共同提供を開始します。

※1:自社調べ。獣医師・動物看護師・ペットシッターの各専門家が一体となったペットシッターサービス。主要なペット業界団体ならびに公開されているサービスデータベースを確認し、類似サービスを調査した結果。2025年12月3日時点。
※2:「ペットのメディカルケアシッター」について商標登録申請中。

■ 何ができるサービス?

「ペットのメディカルケアシッター」は、
“医療チーム+ペットシッター” がチームとなり連携し、高齢犬猫を自宅でケアするサービスです。

今まではペットシッターだけでは難しかった、

● 投薬の補助
● 点滴・医療的ケア(獣医師・愛玩動物看護師)
● ごはん、排泄ケア、見守り(ペットシッター)
● ケアプラン
を"いつものお家"で受けられます。

■ 本提携の背景

日本のペット関連市場はここ数年で大きく成長しており、国内ペット関連支出は2024年時点で1兆7,800億円を超え、過去5年間で約26%増加しました。また、賃貸・分譲住宅の「ペット可」物件は2021年の12.9%から2023年には19.3%へと急増しており、ペット生活の需要の高まりが顕著になっています。さらに、獣医療の発展によってペットの長寿化も進んでおり、犬の約6割・猫の約4割がシニア世代となっています。その結果、慢性疾患の継続的治療や高齢ペットの介護を必要とするペットの数が増加しています。加えて、特に共働き世帯や単身世帯の増加や、人の高齢化が進む中で「病気のペットの留守中が不安」「継続的な通院が難しい」「高齢ペット介護の負担が大きい」といった課題が顕在化しています。

オリーブシッターは、これまでペットの日常ケアや見守りを担う中で、特に高齢や持病を抱える犬猫の“在宅ケアの難しさ”に日々直面してきました。特に簡単な投薬であっても"医療行為"に該当してしまうため、ペットシッターは対応することができず、飼い主さまが一人で抱え込まざるを得ない状況が続いていました。

一方、ノートル動物病院は往診を専門とし、通院が難しいペットや高齢のペットに対して在宅医療を提供してきました。診療の現場では、治療後の自宅ケアをどう継続するかが大きな課題となっており、必要な支援が十分に行き届かない状況が浮き彫りになっていました。

この課題に対し、オリーブシッターとノートル動物病院は「犬猫のメディカルケアシッター」という新たな在宅支援モデルを共同で立ち上げ、獣医師・愛玩動物看護師・ペットシッターが連携し自宅で継続的に必要となるケアを飼い主さまに替わって行う、新たなサービスを開始することにしました。


■ 本提携の概要

犬猫のメディカルケアシッターの提供

獣医師が監修した個別のケアプランのもと、愛玩動物看護師とペットシッターが連携して在宅ケアを実施します。

安心の仕組み(PDCA方式のケア体制) 

【Plan】ケア計画を作成:獣医師・愛玩動物看護師が診察・評価に基づいてケアプランを作成し、禁忌事項・緊急対応基準などを明示
【Do】訪問してケアを実施:愛玩動物看護師とシッターが連携訪問により共同でケアを実施。

愛玩動物看護師・・・医療的ケア(投薬補助、皮下点滴、介護ケア、体位変換指導、創傷管理、バイタル測定など)を主導。

ペットシッター・・・生活ケア(給餌、排泄ケア、清拭、環境整備、見守りなど)を担当し、愛玩動物看護師と情報共有を行う。
【Check/Act】:愛玩動物看護師が訪問後の所見をまとめ、獣医師がプランを再評価・更新。


◼️専門研修・教育プログラムの共同開発

より安全で高品質な在宅ケアの標準化を図るため、ペットシッター向けに専門研修プログラムを共同で設立します。

  • バイタルサインの正確な測定

  • 感染予防対策

  • 適切な衛生管理

  • 在宅介護の基本知識 等

一定の研修を修了したスタッフには「認定証」を発行し、質の高いペットシッター人材を育成します。

オリーブシッターによるシッティングサービスの様子

■ 業務提携に関する両社代表コメント

オリーブジャパン株式会社 代表取締役 川島 恵

オリーブジャパン株式会社 代表取締役 川島 恵 氏

「私たちはこれまで、飼い主さまが安心して日常を過ごせるよう、多くのご家庭で見守りとケアを続けてきました。
しかし、高齢や持病のあるペットのケアでは、投薬を含む医療的なサポートが必要になる場面が増える一方で、シッターだけでは対応できず、私たち自身も“支えきれないもどかしさ”を感じてきました。

今回、在宅医療を専門とし、診療後の自宅ケアの課題に向き合ってこられたノートル動物病院と提携できたことを心から心強く思っています。獣医師が監修したケアプランのもと、愛玩動物看護師とシッターが一体となって支えられる体制が整うことで、これまで取りこぼされてきた“家庭内の不安”を確実に減らせると感じています。

この提携によって、医療と生活ケアの距離を近づけ、ご家族が抱える負担や不安を少しでも軽くできるよう、これからも取り組んでまいります。」

株式会社notre 代表取締役 兼 往診専門ノートル動物病院 院長 早坂 光春

株式会社notre 代表取締役 兼 往診専門ノートル動物病院 院長 早坂 光春

「在宅診療を行っていると、診療そのものよりも“その後の時間”にこそ、飼い主さまの不安や悩みがあることを日々感じます。高齢や持病を抱えるペットのケアは、日々の小さな観察やサポートの積み重ねがとても重要です。しかし、獣医師や愛玩動物看護師だけでは接点が診察の場面に限られ、どうしても日常のすべてに寄り添いきれない部分があります。

今回、現場で豊富な経験を持ち、飼い主さまの生活に最も近い立場で支えてこられた

オリーブシッターと提携できたことを、大変心強く、嬉しく思っています。

お互いの専門性を生かしながら、医療と生活のあいだを自然に橋渡しできる仕組みをつくることで、“ペットが自宅で穏やかに暮らせる時間”を少しでも増やしていきたいと考えています。」


■ オリーブシッターの想い

オリーブシッターは、創業者自身がペットと暮らす中で抱いた「大切な家族を、安心して任せられる場所がない」という切実な想いから誕生しました。

旅行や出張、日常の外出のときにも――“家族の一員であるペットを、信頼できる一流の人に預けたい”。その願いが、私たちの原点です。

今回の取り組みも高齢や持病を抱えるペットとそのご家族が抱える不安を、在宅医療と生活ケアの連携によって確かな安心へと変えるための一歩です。

ペットシッターという枠を超え、世界トップ水準の上質なケアと安心を届ける存在でありたい。
その信念のもと、今日もお一人お一人の大切なご家族に、感動と安心をお届けしています。

<本内容は現時点での検討事項を含んでおり、今後の協議・状況により変更となる可能性があります。あらかじめご了承ください。>


◾️会社概要

社名:オリーブジャパン株式会社

本社所在地:東京都新宿区四谷4-30 NOVEL WORK新宿御苑1階

代表取締役:川島 恵 庄司 紗梨加

設立: 2018年11月22日

事業内容:ペットシッターサービス「オリーブシッター」の運営

◾️本件に関するお問い合わせ先

オリーブジャパン株式会社 広報窓口

Email:info@olivesitter.com

HP:https://olivesitter.com/


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会社概要

オリーブジャパン株式会社

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URL
https://olivesitter.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区四谷4-30 NOVEL WORK新宿御苑1階
電話番号
050-1809-1320
代表者名
川島恵
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年11月