コンピュータービションの世界トップ学会CVPR2021にてセンスタイムの論文が66本採択されました
4つのチャレンジ部門でも1位を獲得する好成績を残す
2021年6月19日から25日の間に開催されたコンピュータビジョンとパターン認識の世界トップカンファレンスであるComputer Vision and Pattern Recognition(CVPR)2021にて、センスタイムより提出された論文が66本採択されました。採択率は23.7%という難関の中の結果となります。
そして、CVPRのもう一つの目玉であり、活動認識分野で最も権威のあるコンテストの一つであるActivity Netにおいて開催された、HACS Temporal Action Localization ChallengeのWeakly-Supervised Learning Trackで、SenseTime Researchチームが1位を獲得しました。
会期中には、センスタイムの共同ラボが設立したオープンソースコミュニティOpenMMLabが主催する “OpenMMLab: An Open-source Algorithm Platform for Computer Vision”と題したチュートリアルが開催されました。
CVPR2021で最優秀論文候補に選ばれた論文「Neural Recon: Real-Time Coherent 3D Reconstruction From Monocular Video」では、ニューラルネットワークを用いた新しい三次元再構成システムを提案しました。この技術は、センスタイムの拡張現実感プラットフォーム「Sense MARS」の中核でもあり、LiDARのような高コストの深度センサーを必要とせずに三次元再構成を可能にしています。
また、コンピュータビジョンにおける一般的な課題、例えば、大量の画像を扱う場合の画像圧縮や、自律走行に使用されるLiDARのモデルトレーニングにおけるアルゴリズムの適応性などについても、いくつかの論文が採択されました。センスタイムの論文は、様々な方向性の最先端の研究成果を網羅しているだけでなく、現実世界の課題を取り上げ、様々なシナリオに適用できる革新的なアイデアを提案しています。
The pre-trained model of Neural Recon performs real-time 3D construction of an office scenario
今後もセンスタイムはAI人材の研究革新をサポートし、コンピュータビジョン分野全体の発展に貢献してまいります。
※各社の会社名、製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。
■センスタイムジャパンについて https://www.sensetime.jp/
SenseTime Groupはディープラーニングとコンピュータビジョンの世界的なリーディングカンパニーです。香港中文大学のマルチメディアラボを母体として2014年に設立いたしました。センスタイムジャパンは同社の日本法人として2016年に設立。自動車・製造業・インフラ等、日本が強みを持つ分野に向け、自動運転、人物行動理解、顔認識、車両識別の技術を提供すると同時に、環境や状況の変化に柔軟に適応できるロボットに関する研究開発などを行っています。
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