エコテックス®最高峰のラベル「MADE IN GREEN by OEKO-TEX®」日本第1号に「ミドリ安全」
~ミドリ安全と東レが共同開発したサステナブルなユニフォームの販売開始~
世界が認める繊維の安全証明「エコテックス®認証」の、欧州以外で唯一の認証機関である一般財団法人ニッセンケン品質評価センター(以下「ニッセンケン」)は、エコテックス®最高峰のラベルであるトレーサビリティ証明「MADE IN GREEN by OEKO-TEX ® (エコテックス®メイドイングリーン)」の第1号に、ミドリ安全株式会社(以下「ミドリ安全」)のユニフォーム製品を登録致しました。
「エコテックス®メイドイングリーン」は、製造現場の環境負荷や従事者の労働環境など、安全・衛生・社会的責任に対する生産現場の認証「 STeP by OEKO-TEX ®(エコテックス®ステップ) 」を取得している工場における生地の製造や縫製がなされ、また各素材および最終製品として350を超える有害化学物質を対象とした「STANDARD100 by OEKO-TEX ® (エコテックス®スタンダード100)」の認証を取得することが要件となっています。
よって、このラベルを取得した製品は、有害化学物質に対する世界最高水準の分析試験をクリアする安全性の担保のみならず、環境や従事者に配慮したサステナブルな工場で生産されていることが証明されます。
さらには、取得に際し、テキスタイル生産から縫製、最終加工までの複数のサプライチェーンの確認・登録が必須となり、高い信頼性を有するトレーサビリティ証明ともなっています。メイドイングリーン製品のラベルに付記されたQRコードからは、生産に関わったサプライチェーンが開示され、エンドユーザーも簡単に確認が可能となります。
この度の「エコテックス®メイドイングリーン」ラベル国内初取得となった取り組みは、「エコテックス®ステップ」認証を保持する東レ株式会社(以下、東レ)グループのテキスタイル生産拠点「ペンファブリック」 (所在地:マレーシア)で生産した生地をはじめ、 13社にわたる糸や各服飾資材等「エコテックス®スタンダード100」認証を持つ部材を、今回新たに「エコテックス®ステップ」認証を取得したミドリ安全グループの縫製拠点「ミドリアパレルホアビン」(所在地:ベトナム)の縫製工場に供給、縫製、製品化することにより実現したものです。
2015年に国連加盟193ヶ国により提唱されたSDGs(持続可能な開発目標)への具体的な対策が問われる中、日本の繊維業界をリードする「ミドリ安全」と「東レ」による今回の取り組みは、有害化学物質の使用をはじめ製造に関わる人や環境への負荷といった、アパレル業界が抱える課題解決への大きな一歩と言えます。またサプライチェーンの透明化への最先端の取り組みとして、繊維産業のトレーサビリティ向上に貢献されることを期待します。
ニッセンケンは、このエコテックス®認証を通じ、日本企業のサステナブルなものづくりを支援し、安心安全な製品が市場に増え、人に地球にも優しい消費が広がることをサポートすべく、さらなる認証業務を推進してまいります。
日本第1号 「MADE IN GREEN by OEKO-TEX®」製品
■認証対象製品 概要
【名称】MADE IN GREEN by OEKO-TEX®
(エコテックス®メイドイングリーン)
【申請企業】 ミドリ安全株式会社
【認証登録日】 2019年12月23日
【対象製品 4アイテム】
・ワークジャケット 認証番号M1SM8D6M1
・ワークシャツ 認証番号M1VLMHKV5
・ワークパンツ 認証番号M1VLMHAR0
・ワークカーゴパンツ認証番号M1VLMB83
【参考URL】https://www.oeko-tex.com/en/label-check
※上記URLに認証番号入力で閲覧可能になります【販売時期】 2020年1月~
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