新型コロナウイルス感染予防のためのナノ粒子型蛋白ワクチンの開発:国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)と医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)にかかる委託研究開発契約を締結
有効性と安全性に優れ流通・普及しやすい国産・次世代の新型コロナウイルスワクチンを産学官連携体制で迅速に実用化
ユナイテッド・イミュニティ株式会社 (本社 三重県津市、代表取締役 原田直純)は、当社の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防のためのナノ粒子型蛋白ワクチンの開発について、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が実施する医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)に係る公募(第5回)「新型コロナウイルス感染症対策に関する研究開発課題(二次)」に今年7月に採択されたことを受け、この度、AMEDと委託研究開発契約を締結し、産官学連携のワクチン開発を本格的に開始したことをお知らせいたします。
本事業では、独自のナノ粒子型デリバリーシステムの採用によりキラーT細胞と抗体の同時誘導能力を高めた新型コロナウイルス蛋白ワクチンの製剤最適化、非臨床評価と治験薬製造体制の構築を進めます。代表機関であるユナイテッド・イミュニティ株式会社は、分担機関である国立大学法人京都大学(秋吉一成教授)及び国立大学法人長崎大学(モイメンリン教授並びに村岡大輔准教授)と連携し、この取り組みを迅速に進めます。その後、臨床試験及び生産体制整備を実施し、この国産ワクチンの迅速な実用化を目指します。
以上
(ユナイテッド・イミュニティ株式会社について)
当社は、ナノテクノロジーと免疫療法(対がん・対ウイルス)の融合技術の実用化を目指す、世界的にもユニークなベンチャー企業です。以下の疾患分野における新薬の実用化に取り組んでいます。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19): 新型コロナウイルスがもたらすパンデミックによる人命損失、医療崩壊危機、経済後退が全世界的課題となっています。ナノテクノロジーを応用した高性能で安全な国産ワクチンを迅速開発し、このパンデミックの終結に貢献します。
がん: がんの大部分は、標準治療や最新がん免疫薬に抵抗性の難治性がんが占めており、がん分野における世界的な重要課題となっています。当社独自のナノテクノロジーを応用したがん免疫療法技術は、がん内部から免疫系を活性化し、治療感受性のがんに変換します。
(本件に関するお問い合わせ先)
ユナイテッド・イミュニティ株式会社 (担当: 原田)
e-mail: naozumi.harada@unitedimmunity.co.jp
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