仕事をしている人の84%は働きたくないと思う瞬間がある?1000人を対象にアンケート調査
働きたくないと思う瞬間とその理由についての意識調査
株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市 代表取締役 伊藤陽介)は、仕事をしている1000人を対象に「働きたくないと思う瞬間とその理由についてのアンケート調査」を実施しました。
詳細はコチラ( https://media.bizhits.co.jp/archives/2652 )
詳細はコチラ( https://media.bizhits.co.jp/archives/2652 )
株式会社ビズヒッツ(https://bizhits.co.jp/)が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディア「Biz Hits(https://media.bizhits.co.jp/)は、「仕事中に働きたくないと思ってしまう瞬間」とその理由を知るためのアンケート調査を実施。
アンケート結果に対して、キャリアコンサルタントであるDoublee Consulting.(http://doublee.jp/)中村ゆみ氏からご考察いただきました。
調査期間:2019年10月
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:1,000人(男性332人/女性666人/未回答2人)
・働きたくないと思う1番の理由は「職場の人間関係がつらい」
・働く理由は1000人中740人が「生活のため」
・男性が働く理由は大黒柱として家族を守るため
・女性が働く理由はより良い生活と将来のため
・給料が多く、人間関係の良い職場なら積極的に働きたい
仕事をしている中で「働きたくないと思う瞬間があるか?」を質問した結果、1000人中845人(全体の84%)の人が「ある」と回答しました。
働きたくないと思う1番の理由は、196人が挙げた「職場の人間関係がつらい」でした。5位の「上司が嫌い」の55人も人間関係の中に含めると、250人以上(全体の約20%)が職場の人間関係に対して、働きたくないと思えるほどのストレスを感じていることがわかります。
働く理由を質問した結果、1000人中740人が「生活のため」と回答。ダントツ1位の結果となりました。
働きたくないと思えるぐらい辛いことがあっても、生活のために我慢して働いている人が多いことがわかりますね。
「生活のため」がダントツの1位ですが、
生きるのに必要なお金を稼ぐため
家族を養うため
など、「一家の大黒柱として家族を守るために働いている」と感じられる回答が多かったです。
男性と同じく「生活のため」が1位となりますが、
生活の質を下げないため
家族で楽しく生活できるだけの収入を得たい
など、より良い生活のために働いている回答が目立ちました。
さらに、将来を考えての「貯蓄や老後の蓄え」「子供の教育費」のために働いているという回答が多かった点も女性ならではと言えるでしょう。
「生活のため」と一口にいっても「今の生活のため」という観点と「今後の生活のため」という観点があるとおもいます。
※キャリアコンサルタント中村氏の考察
令和元年度の世論調査における「働く目的」を問う設問では、56.4%が「お金を得るために働く」と回答しています。
年齢階級別では30~39歳が最もお金のために働いていると回答しており、将来の生活を強く意識する時期でもありますから当然とも考えられますが、生活はお金によってのみ構成されるものではありませんから、「統合的な人生設計」を視野にいれた生活を意識していきたいものです。
「どんな職場環境や条件なら積極的に働きたいか?」を聞いたところ、「給料が多い/仕事に見合った報酬がもらえる」(255人)、「人間関係の良い職場」(250人)がほぼ同数となりました。
給料は単に高収入を希望している人よりも、生活に困らない給料、仕事量に見合った給料がほしいといった現実的な回答が目立ちました。
また、「お互い助け合いの気持ちがある」「仲が良い」「信頼できる上司がいる」など、人間関係の良い職場なら多少仕事がキツくても頑張れるという声が多く聞かれました。
さらに、ネット環境が整備されつつある現代社会ならではの回答として特筆すべきなのが「リモートワークができる」(91人)です。
1000人中91人が回答していることからも、リモートワークが徐々に浸透してきていることが見受けられます。
※キャリアコンサルタント中村氏の考察
気持ちよく働けない、自分自身が納得して力を発揮できない状態であれば「仕事に見合った収入」といえるでしょうか?
あなたにとって、何を基準に見合った収入と感じることができるか今一度考えてみることをおすすめします。
気持ちよく働ける職場というものは経営陣の努力だけではつくりあげることはできませんから、あなた自身がより良い仕事・職場をつくっていくよう、積極的に働きかけることが大切です。
意外と知られていませんが、報酬の高さと、仕事の量、仕事の質に関係がない場合があるので注意しましょう。
「働きたくない」と思ったことがある人の中で、「そもそも労働が嫌い、働かずにラクして暮らしたい」と考える人は1,000人中36人とわずか3.6%。
多くの人は、「人間関係のつらさ」「休みがなく疲れがとれない」「働きに見合った給料が得られない」「通勤がつらい」のように、本当は働きたいけれども心が折れてしまう瞬間があることがわかりました。
現在、内閣府は「ワーク・ライフ・バランス」を勧めていますが、それと並行して、働く人同士が互いに思いやりをもち、気持ちよく働ける職場の雰囲気を作っていくことが大切なのかもしれません。
※キャリアコンサルタント中村氏の総括コメント
働きたくないと思っても、ほとんどの人は働きます。また、今回の調査でも働きたくないと思っている人はごく少数でした。
サラリーマン、自営業をするのか、ボランティア、家事労働、さまざまな仕事のあり方があり、仕事は幸せな人生をおくるためには切り離せないもの。
人間は「社会的な生き物」であり、社会の中でより良く生きたいと考えることは遺伝子に組み込まれた本能的欲求なのだそうです。
それを踏まえ文中でも触れた統合的な人生設計という考え方をご紹介します。
キャリア理論の大家である「L・サニー・ハンセン」の理論です。
人生には4つの役割があり、それをキルトのように組み合わせて、自分の人生を”有意義な全体”として織り上げると考えましょうということを言っています。
4つの役割とは「仕事」「学習」「余暇」「愛」だそうです。
「仕事に行きたくないな」とおもう日があっても、人生の大事な役割の中での意味を考え、うまくバランスをとりながらあなたらしいキャリアを組み立てていただきたいと思います。
全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://media.bizhits.co.jp/archives/2652
所在地 : 〒510-0218 三重県鈴鹿市野町西3-1-1
代表者 : 代表取締役 伊藤 陽介
設立 : 2009年1月19日
資本金 : 300万円
事業内容: WEBメディアの運営・コンサルティング
URL : https://bizhits.co.jp/
国家資格キャリアコンサルタント 19039435
マーケティング会社を経て、インナーコミュニケーション、組織活性施策の重要性を実感する。働く一人ひとりのキャリアと、組織成長の関係を研究テーマとし、働くひとと組織の悩みに対する支援を行う。個人相談と組織内施策展開の両面での課題解決を目指す。
URL : http://doublee.jp/
アンケート結果に対して、キャリアコンサルタントであるDoublee Consulting.(http://doublee.jp/)中村ゆみ氏からご考察いただきました。
- 調査概要
調査期間:2019年10月
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:1,000人(男性332人/女性666人/未回答2人)
- 回答者の年齢層
- 調査結果サマリー
・働きたくないと思う1番の理由は「職場の人間関係がつらい」
・働く理由は1000人中740人が「生活のため」
・男性が働く理由は大黒柱として家族を守るため
・女性が働く理由はより良い生活と将来のため
・給料が多く、人間関係の良い職場なら積極的に働きたい
- 仕事をしている人の84%は「働きたくない」と思う瞬間がある
仕事をしている中で「働きたくないと思う瞬間があるか?」を質問した結果、1000人中845人(全体の84%)の人が「ある」と回答しました。
- 働きたくないと思う1番の理由は「職場の人間関係がつらい」
働きたくないと思う1番の理由は、196人が挙げた「職場の人間関係がつらい」でした。5位の「上司が嫌い」の55人も人間関係の中に含めると、250人以上(全体の約20%)が職場の人間関係に対して、働きたくないと思えるほどのストレスを感じていることがわかります。
- 働く理由は1000人中740人が「生活のため」
働く理由を質問した結果、1000人中740人が「生活のため」と回答。ダントツ1位の結果となりました。
働きたくないと思えるぐらい辛いことがあっても、生活のために我慢して働いている人が多いことがわかりますね。
- 男性が働く理由は大黒柱として家族を守るため
「生活のため」がダントツの1位ですが、
生きるのに必要なお金を稼ぐため
家族を養うため
など、「一家の大黒柱として家族を守るために働いている」と感じられる回答が多かったです。
- 女性が働く理由はより良い生活と将来のため
男性と同じく「生活のため」が1位となりますが、
生活の質を下げないため
家族で楽しく生活できるだけの収入を得たい
など、より良い生活のために働いている回答が目立ちました。
さらに、将来を考えての「貯蓄や老後の蓄え」「子供の教育費」のために働いているという回答が多かった点も女性ならではと言えるでしょう。
「生活のため」と一口にいっても「今の生活のため」という観点と「今後の生活のため」という観点があるとおもいます。
※キャリアコンサルタント中村氏の考察
令和元年度の世論調査における「働く目的」を問う設問では、56.4%が「お金を得るために働く」と回答しています。
年齢階級別では30~39歳が最もお金のために働いていると回答しており、将来の生活を強く意識する時期でもありますから当然とも考えられますが、生活はお金によってのみ構成されるものではありませんから、「統合的な人生設計」を視野にいれた生活を意識していきたいものです。
- どんな職場環境や条件なら積極的に働きたいか?
「どんな職場環境や条件なら積極的に働きたいか?」を聞いたところ、「給料が多い/仕事に見合った報酬がもらえる」(255人)、「人間関係の良い職場」(250人)がほぼ同数となりました。
給料は単に高収入を希望している人よりも、生活に困らない給料、仕事量に見合った給料がほしいといった現実的な回答が目立ちました。
また、「お互い助け合いの気持ちがある」「仲が良い」「信頼できる上司がいる」など、人間関係の良い職場なら多少仕事がキツくても頑張れるという声が多く聞かれました。
さらに、ネット環境が整備されつつある現代社会ならではの回答として特筆すべきなのが「リモートワークができる」(91人)です。
1000人中91人が回答していることからも、リモートワークが徐々に浸透してきていることが見受けられます。
※キャリアコンサルタント中村氏の考察
気持ちよく働けない、自分自身が納得して力を発揮できない状態であれば「仕事に見合った収入」といえるでしょうか?
あなたにとって、何を基準に見合った収入と感じることができるか今一度考えてみることをおすすめします。
気持ちよく働ける職場というものは経営陣の努力だけではつくりあげることはできませんから、あなた自身がより良い仕事・職場をつくっていくよう、積極的に働きかけることが大切です。
意外と知られていませんが、報酬の高さと、仕事の量、仕事の質に関係がない場合があるので注意しましょう。
- 調査結果からわかる概要
「働きたくない」と思ったことがある人の中で、「そもそも労働が嫌い、働かずにラクして暮らしたい」と考える人は1,000人中36人とわずか3.6%。
多くの人は、「人間関係のつらさ」「休みがなく疲れがとれない」「働きに見合った給料が得られない」「通勤がつらい」のように、本当は働きたいけれども心が折れてしまう瞬間があることがわかりました。
現在、内閣府は「ワーク・ライフ・バランス」を勧めていますが、それと並行して、働く人同士が互いに思いやりをもち、気持ちよく働ける職場の雰囲気を作っていくことが大切なのかもしれません。
※キャリアコンサルタント中村氏の総括コメント
働きたくないと思っても、ほとんどの人は働きます。また、今回の調査でも働きたくないと思っている人はごく少数でした。
サラリーマン、自営業をするのか、ボランティア、家事労働、さまざまな仕事のあり方があり、仕事は幸せな人生をおくるためには切り離せないもの。
人間は「社会的な生き物」であり、社会の中でより良く生きたいと考えることは遺伝子に組み込まれた本能的欲求なのだそうです。
それを踏まえ文中でも触れた統合的な人生設計という考え方をご紹介します。
キャリア理論の大家である「L・サニー・ハンセン」の理論です。
人生には4つの役割があり、それをキルトのように組み合わせて、自分の人生を”有意義な全体”として織り上げると考えましょうということを言っています。
4つの役割とは「仕事」「学習」「余暇」「愛」だそうです。
「仕事に行きたくないな」とおもう日があっても、人生の大事な役割の中での意味を考え、うまくバランスをとりながらあなたらしいキャリアを組み立てていただきたいと思います。
全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://media.bizhits.co.jp/archives/2652
- 会社概要
所在地 : 〒510-0218 三重県鈴鹿市野町西3-1-1
代表者 : 代表取締役 伊藤 陽介
設立 : 2009年1月19日
資本金 : 300万円
事業内容: WEBメディアの運営・コンサルティング
URL : https://bizhits.co.jp/
- キャリアコンサルタント紹介
国家資格キャリアコンサルタント 19039435
マーケティング会社を経て、インナーコミュニケーション、組織活性施策の重要性を実感する。働く一人ひとりのキャリアと、組織成長の関係を研究テーマとし、働くひとと組織の悩みに対する支援を行う。個人相談と組織内施策展開の両面での課題解決を目指す。
URL : http://doublee.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像