尿検査によるがんの早期発見を目指すIcaria株式会社 最高執行責任者(COO)に水沼 未雅が就任
Icaria株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:小野瀨 隆一、以下Icaria)は、新たに水沼 未雅が最高執行責任者(Chief Operating Officer、以下COO)に就任したことをお知らせいたします。
■水沼の就任により、サイエンスとビジネス両側面をさらに強化
Icariaは、名古屋大学発ベンチャーとして日本が誇る素材力を用いて生体分子を捕捉し、AI(人工知能)を組み合わせて医療に応用することで、少量の尿から、高精度でがんを早期発見する検査を開発しています。我々は、酸化亜鉛ナノワイヤを用いた独自のデバイスを開発し、尿からエクソソームを高効率に捕捉できる技術を有しています。エクソソーム中には、核酸やタンパク質など豊富な生体情報を含んでおり、そのうち疾患の発症や悪性化に深く関与している生体分子であるmiRNAを1,300種類以上検出することに成功しています。この発現パターンを機械学習で解析することで、高精度ながん検出アルゴリズムを生成し、その実用化を目指しています。
こうしたIcariaの動きを更に加速していくため、水沼がCOOとして就任いたしました。水沼は、薬理学分野で博士号を取得後、医薬品メーカー、戦略コンサルティングファーム、スタートアップ経営の経験があり、サイエンスとビジネスの両側面において豊富な経験があります。
水沼の参画により、Icariaはさらなる経営体制の強化に取り組みます。
■水沼 未雅(みずぬま みか)略歴
2008年 京都大学薬学部卒業、薬剤師
2013年 東京大学大学院 薬学系研究科にて博士号(薬学)取得
2013年 外資系製薬会社のメディカルアフェアーズ部門に参画し、
新製品の上市準備チームにてメディカル戦略策定、
学術コミュニケーション、エビデンス構築に従事
2014年 マッキンゼー&カンパニーに参画。
ヘルスケアプラクティスにて医薬品・医療機器分野の新製品
戦略や新規事業戦略策定、組織改革等のプロジェクトに従事
2017年 デジタルヘルス分野のスタートアップ(わたし漢方株式
会社)を創業、CEOとしてチャットボットを使用した
オンラインカウンセリング医薬品販売サービスを立ち上げ
(水沼コメント)
Icariaは生命科学、エンジニアリング、データ解析等、多様な専門性を有するメンバーが集まる素晴らしいチームです。それぞれのメンバーが存分に力を発揮できる仕組みをつくり、Icariaの革命的な技術の早急な社会実装を実現することが私の役割です。
新世代リキッドバイオプシーの実用化を通して医療の進歩、ひいては、IcariaのVisionである「天寿を全うする
社会」の実現に貢献できるように尽力いたします。
■Icariaについて
我々の目指すサービスは、尿検査により、痛みを伴わず高精度にがんの早期発見ができる世界を目指しています。がんの早期発見は、医療費の抑制や健康寿命に直結する最重要課題の1つであり、世界一の高齢社会である日本でこそ世界をリードできる課題です。 Icariaは、この課題を解決し、幸福に溢れる高齢社会の手本となるような社会の実現に大きく貢献してまいります。
<会社概要>
商号 Icaria株式会社
代表者 代表取締役 小野瀨 隆一
本社所在地 〒113-0033 東京都文京区本郷5丁目25番18号
URL https://icariacorp.com/
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