【ラン活は4月からでは遅い?】今春購入予定者に聞いた2021年度ランドセルの最新トレンドの調査結果発表
年々激しさを増している「ラン活」ですが、去年からまだ年度が切り替わる前の3月中に、翌年度モデルを販売するブランドが増えて来ました。
今年度の入学式が終わっていないにも関わらず、すでに翌年度分のラン活競争は始まっています。
今年はさらにスタートが早くなり、一部では1月中に翌年度分を販売開始するというブランドも出てきました。
ラン活の状況は数年前と比べて明らかに前倒しになっています。
そんな状況に置いていかれないように、「ランドセルの通知表」では2021年度入学予定のお子さんがいる方を対象に、ランドセル購入に関する意識調査を行いました。
これからラン活を始める方向けに、最新の調査結果を発表します。
今年度の入学式が終わっていないにも関わらず、すでに翌年度分のラン活競争は始まっています。
今年はさらにスタートが早くなり、一部では1月中に翌年度分を販売開始するというブランドも出てきました。
ラン活の状況は数年前と比べて明らかに前倒しになっています。
そんな状況に置いていかれないように、「ランドセルの通知表」では2021年度入学予定のお子さんがいる方を対象に、ランドセル購入に関する意識調査を行いました。
これからラン活を始める方向けに、最新の調査結果を発表します。
アンケートの概要
本アンケートは、2021年の4月に小学校へ入学するお子さんがいる方300名を対象に、2020年1月に実施したものです。
アンケートは日本全国を対象とし、インターネットを通じて行いました。
アンケート内容は下記となります。
■ランドセルの購入予算(税込)はいくらですか?
また、男女ともに9万以上の高級プレミアムランドセルを検討している人も3~4%おり、生産数の少ない貴重なモデルのニーズもあることがわかります。
■何色のランドセルを購入予定ですか?
何色のランドセルを購入予定かという質問に対して、男の子でもっとも多かったのは「黒」の66%でした。
やはり男の子では圧倒的に「黒」が強く、この傾向は今年も続きそうです。
女の子の回答で一番多かったのが「桃」の33%で、次点は「赤」の29%でした。
この2つを「赤系」とまとめてしまえば62%と過半数を超えますが、女の子向けランドセルのカラーは多種多様であり、昔ながらの「赤色」とは異なるため、「桃」と「赤」は別と考えた方が適していると言えそうです。
さらに「紫」が14%、「茶」が12%と続き、男の子に比べると色の好みは分散していることがわかります。
特に近年では「茶」や「こげ茶」といった落ち着いた色も、女の子向けとして一定の人気を得ています。
■どの素材のランドセルを購入予定ですか?
ランドセルを選ぶ際には価格やデザイン、重さなどいろいろな要素があるので、逆に「約半数の人が素材を決めている」と考えた方がよいかもしれません。
素材を決めている人の中で、もっとも人気が高かったのは男女ともに「牛革」で、次点が「クラリーノ」となりました。
※「クラリーノ」は種別としては「人工皮革」に分類されますが、固有名称として市場に浸透していることから、今回は分けて調査しました。
希少な素材のため生産数が少ない「コードバン」を選ぶ人も2~3%おり、購入予算のアンケートで9万以上と回答した層と合致しています。
まだ年度が切り替わる前ですが、昨年度から3月中に販売を開始するブランドが増えたため、ラン活の意識が高い家庭では販売開始と同時に購入を予定しているようです。
実際に工房系の一部の人気ブランドでは、販売直後に完売してしまうケースもあるので、欲しいモデルが決まっている人は早めに購入した方がよいでしょう。
3月以外では、5月の大型連休、8月の夏休み、12月の冬休みと、大型の連休ごとに購入のピークが来ます。
連休後は完売品が一気に増えるため、できればピークが来る前の購入がおすすめです。
翌年以降で検討している人も10%超いますが、この時期はアウトレットセール等で安く買えるチャンスがある反面、在庫数がかなり少なく、人気カラーなどは手に入らない可能性があるので注意が必要です。
■何を重視してランドセルを選びますか?
男の子の場合、女の子に比べて動きが活発なので、多少乱雑に扱っても大丈夫なランドセルが好まれるようです。
一方で女の子の場合は、なるべく身体への負担が少ないように、軽くて背負いやすいランドセルが好まれています。
また2番目に多かった項目に注目すると、男の子の「価格」の21%に対して、女の子で「価格」を選んだ人は11%しかおらず、「デザイン」の25%が2位という結果でした。
これは購入予算の調査結果とも合致しており、男の子向けのランドセルでは「価格」がかなり重視されているようです。
■ランドセルの展示会へは行きますか?
本アンケートはインターネットを通じて行いましたが、展示会は主要都市で開催されることが多いため、開催間所の問題で行けない家庭も多いのではないかと思われます。
展示会に参加できない場合は、
・近くの百貨店等で展示品を見る
・カタログを取り寄せて大きさなどを確認する
・インターネットで口コミや体験談などを調べる
などの方法でランドセルを調べる事をおすすめします。
■ランドセルのカタログは取り寄せますか?
一方で「取り寄せるつもりはない」と答えた人も3割以上いることから、ラン活に対する積極性は、家庭によってそれなりの温度差がありそうです。
今はインターネットで詳細なデータが手に入る時代ですが、各社のカタログにはインターネットには掲載されていないお役立ち情報が記載されていることもあるので、気になるブランドがある場合は、ぜひカタログを取り寄せてみることをおすすめします。
■最終的に誰が購入を決めますか?
やはりランドセルを購入する際は、子どもの意見を尊重して選ぶという家庭が多いようです。
次点は「父親」「母親」が決めるケースとなりますが、男の子では「父親」の数字が20%となっているのに対し、女の子では9%と低くなっています。
女の子の場合、同性の「母親」が最終的に購入を決めることが多くなっているようです。
■支払いは誰が行いますか?
男の子では63%、女の子では51%と少し差がありますが、やはり両親がランドセルを購入するケースが多いようです。
男女で差が出たところに注目すると、女の子の場合は「母方の祖父母」が23%と、男の子の倍近い数時になっていました。
両親以外がランドセルを購入するケースでは、金額や購入時期などで気を遣うことも多いので、なるべく早めに相談して、購入するモデルを決めておきましょう。
■人気ブランドへのインタビュー
今回行ったアンケートとは別に、人気ブランドの黒川鞄工房(所在地:富山県富山市)に、2021年度のトレンドに関するインタビューを行いました。
こちらもぜひランドセル選びの参考にしてください。
黒川鞄は創業125年。鞄を原点に<子どもの健康を科学する>企業です。
黒川鞄工房『はばたく®ランドセル』
■黒川社長のインタビュー
「2021年度は去年よりもさらにピークが早くなると思われるので、確実に購入したい場合は3月中に申し込みをした方がよいと思います。
ランドセルはここ数年でプレミアム指向が進んでおり、希少な素材を使ったランドセルは非常に手に入りにくくなっています。
また機能の均一化も進んでいて、どのメーカーでも『A4フラット対応』や『6年間保証』などはついてきますが、実際に背負った時に感じる負担は大きく違います。
収納力も大事な確認ポイントです。メーカーが公表している重量表記だけで比較せずに、背負ったときのフィット感などを確かめてから買うことをおすすめします」
上記のような結果がわかりました。
アンケートを行う時期によって回答結果は変動するかもしれませんが、2021年度にランドセルの購入を予定している人は、参考データの1つとして役立てていただければと思います。
なお本アンケートを実施した段階では、2021年度ランドセルのラインナップが未発表のブランドが多かったため、具体的な人気モデルの調査まではできませんでした。
今後の最新情報に関しては、「ランドセルの通知表」で随時報告していきますので、ぜひランドセル選びにお役立て下さい。
■本アンケートに関するお問い合わせ先
本アンケートは「ランドセルの通知表」運営チームが行ったものです。
お問い合わせがある方は下記サイトよりご連絡ください。
「ランドセルの通知表」
・男の子の人気ランドセルランキング
https://www.randoseru-report.com/otokoranking.html
・女の子の人気ランドセルランキング
https://www.randoseru-report.com/onnnaranking.html
所在地:東京都新宿区新宿1-28-9 新宿高山ビル5階
代表者:代表取締役 金子幸輔
設 立:平成23年11月1日
連絡先:
【TEL】03-6380-6404(代表)
【E-mail】info@maylight.co.jp
本アンケートは、2021年の4月に小学校へ入学するお子さんがいる方300名を対象に、2020年1月に実施したものです。
アンケートは日本全国を対象とし、インターネットを通じて行いました。
アンケート内容は下記となります。
- ランドセルの購入予算(税込み)はいくらですか?
- 何色のランドセルを購入予定ですか?
- どの素材のランドセルを購入予定ですか?
- いつ頃ランドセルを購入予定ですか?
- 何を重視してランドセルを選びますか?
- ランドセルの展示会へは行きますか?
- ランドセルのカタログは取り寄せますか?
- 最終的に誰が購入を決めますか?
- 支払いは誰が行いますか?
■ランドセルの購入予算(税込)はいくらですか?
購入予算でもっとも多かったのは男女ともに「5万未満」でした。次点は男の子で「3万未満」、女の子で「6万未満」という結果となり、男女で少し差が出る結果となりました。
男の子全体で見た場合、「~5万未満」までの合計が68%となり、約7割の人が5万円までのランドセルを購入しようと考えていることがわかります。
一方で女の子全体で見た場合、「5万~8万未満」までの合計が72%となり、男の子に比べて購入予算が高めであることがわかります。
また、男女ともに9万以上の高級プレミアムランドセルを検討している人も3~4%おり、生産数の少ない貴重なモデルのニーズもあることがわかります。
■何色のランドセルを購入予定ですか?
何色のランドセルを購入予定かという質問に対して、男の子でもっとも多かったのは「黒」の66%でした。
やはり男の子では圧倒的に「黒」が強く、この傾向は今年も続きそうです。
女の子の回答で一番多かったのが「桃」の33%で、次点は「赤」の29%でした。
この2つを「赤系」とまとめてしまえば62%と過半数を超えますが、女の子向けランドセルのカラーは多種多様であり、昔ながらの「赤色」とは異なるため、「桃」と「赤」は別と考えた方が適していると言えそうです。
さらに「紫」が14%、「茶」が12%と続き、男の子に比べると色の好みは分散していることがわかります。
特に近年では「茶」や「こげ茶」といった落ち着いた色も、女の子向けとして一定の人気を得ています。
■どの素材のランドセルを購入予定ですか?
購入素材に関するアンケートでは、「特に決めていない」が、男女ともに約半数という結果になりました。
ランドセルを選ぶ際には価格やデザイン、重さなどいろいろな要素があるので、逆に「約半数の人が素材を決めている」と考えた方がよいかもしれません。
素材を決めている人の中で、もっとも人気が高かったのは男女ともに「牛革」で、次点が「クラリーノ」となりました。
※「クラリーノ」は種別としては「人工皮革」に分類されますが、固有名称として市場に浸透していることから、今回は分けて調査しました。
希少な素材のため生産数が少ない「コードバン」を選ぶ人も2~3%おり、購入予算のアンケートで9万以上と回答した層と合致しています。
■いつ頃ランドセルを購入予定ですか?
購入予定の時期で、男女ともにもっとも多かったのは「3月」でした。
購入予定の時期で、男女ともにもっとも多かったのは「3月」でした。
まだ年度が切り替わる前ですが、昨年度から3月中に販売を開始するブランドが増えたため、ラン活の意識が高い家庭では販売開始と同時に購入を予定しているようです。
3月以外では、5月の大型連休、8月の夏休み、12月の冬休みと、大型の連休ごとに購入のピークが来ます。
連休後は完売品が一気に増えるため、できればピークが来る前の購入がおすすめです。
翌年以降で検討している人も10%超いますが、この時期はアウトレットセール等で安く買えるチャンスがある反面、在庫数がかなり少なく、人気カラーなどは手に入らない可能性があるので注意が必要です。
■何を重視してランドセルを選びますか?
何を重視してランドセルを選ぶのかという質問では、男の子は「耐久性・丈夫さ」が1位、女の子は「重さ・背負いやすさ」が1位でした。
男の子の場合、女の子に比べて動きが活発なので、多少乱雑に扱っても大丈夫なランドセルが好まれるようです。
一方で女の子の場合は、なるべく身体への負担が少ないように、軽くて背負いやすいランドセルが好まれています。
また2番目に多かった項目に注目すると、男の子の「価格」の21%に対して、女の子で「価格」を選んだ人は11%しかおらず、「デザイン」の25%が2位という結果でした。
これは購入予算の調査結果とも合致しており、男の子向けのランドセルでは「価格」がかなり重視されているようです。
■ランドセルの展示会へは行きますか?
ランドセルの展示会について質問したところ、男女ともに「できれば行きたい」が過半数を超えており、「必ず行く」を合わせると、約6割の人が展示会へ参加したいと考えているようです。
本アンケートはインターネットを通じて行いましたが、展示会は主要都市で開催されることが多いため、開催間所の問題で行けない家庭も多いのではないかと思われます。
展示会に参加できない場合は、
・近くの百貨店等で展示品を見る
・カタログを取り寄せて大きさなどを確認する
・インターネットで口コミや体験談などを調べる
などの方法でランドセルを調べる事をおすすめします。
■ランドセルのカタログは取り寄せますか?
カタログの取り寄せに関しても、男女ともに6割以上の人が取り寄せたいと考えているようです。
一方で「取り寄せるつもりはない」と答えた人も3割以上いることから、ラン活に対する積極性は、家庭によってそれなりの温度差がありそうです。
今はインターネットで詳細なデータが手に入る時代ですが、各社のカタログにはインターネットには掲載されていないお役立ち情報が記載されていることもあるので、気になるブランドがある場合は、ぜひカタログを取り寄せてみることをおすすめします。
■最終的に誰が購入を決めますか?
最終的に誰が購入を決めるのかという質問で、もっとも多かったのは男女ともに「子ども」でした。
やはりランドセルを購入する際は、子どもの意見を尊重して選ぶという家庭が多いようです。
次点は「父親」「母親」が決めるケースとなりますが、男の子では「父親」の数字が20%となっているのに対し、女の子では9%と低くなっています。
女の子の場合、同性の「母親」が最終的に購入を決めることが多くなっているようです。
■支払いは誰が行いますか?
支払いを行う人について質問したところ、男女ともに「両親」が過半数を超えてもっとも多い回答となりました。
男の子では63%、女の子では51%と少し差がありますが、やはり両親がランドセルを購入するケースが多いようです。
男女で差が出たところに注目すると、女の子の場合は「母方の祖父母」が23%と、男の子の倍近い数時になっていました。
両親以外がランドセルを購入するケースでは、金額や購入時期などで気を遣うことも多いので、なるべく早めに相談して、購入するモデルを決めておきましょう。
■人気ブランドへのインタビュー
今回行ったアンケートとは別に、人気ブランドの黒川鞄工房(所在地:富山県富山市)に、2021年度のトレンドに関するインタビューを行いました。
こちらもぜひランドセル選びの参考にしてください。
黒川鞄は創業125年。鞄を原点に<子どもの健康を科学する>企業です。
黒川鞄工房『はばたく®ランドセル』
■黒川社長のインタビュー
「2021年度は去年よりもさらにピークが早くなると思われるので、確実に購入したい場合は3月中に申し込みをした方がよいと思います。
ランドセルはここ数年でプレミアム指向が進んでおり、希少な素材を使ったランドセルは非常に手に入りにくくなっています。
また機能の均一化も進んでいて、どのメーカーでも『A4フラット対応』や『6年間保証』などはついてきますが、実際に背負った時に感じる負担は大きく違います。
収納力も大事な確認ポイントです。メーカーが公表している重量表記だけで比較せずに、背負ったときのフィット感などを確かめてから買うことをおすすめします」
※黒川鞄工房公式サイト https://www.kurokawa-kaban.com/randoseru/
■まとめ
今回の調査結果から、2021年度の最新トレンドとして、
- 予算は女の子の方が多め
- 男の子の人気カラーは黒
- 女の子の人気カラーは分散
- 3月中に購入する人が増加
- 男の子で重視されるのは耐久性と価格
- 女の子で重視されるのは背負いやすさとデザイン
上記のような結果がわかりました。
アンケートを行う時期によって回答結果は変動するかもしれませんが、2021年度にランドセルの購入を予定している人は、参考データの1つとして役立てていただければと思います。
なお本アンケートを実施した段階では、2021年度ランドセルのラインナップが未発表のブランドが多かったため、具体的な人気モデルの調査まではできませんでした。
今後の最新情報に関しては、「ランドセルの通知表」で随時報告していきますので、ぜひランドセル選びにお役立て下さい。
- 本ページ内に掲載されている調査結果、及びグラフ画像などを引用する際は、引用元として「ランドセルの通知表」と明記して下さい。
■本アンケートに関するお問い合わせ先
本アンケートは「ランドセルの通知表」運営チームが行ったものです。
お問い合わせがある方は下記サイトよりご連絡ください。
「ランドセルの通知表」
・男の子の人気ランドセルランキング
https://www.randoseru-report.com/otokoranking.html
・女の子の人気ランドセルランキング
https://www.randoseru-report.com/onnnaranking.html
<運営会社>
会社名:株式会社MayLight所在地:東京都新宿区新宿1-28-9 新宿高山ビル5階
代表者:代表取締役 金子幸輔
設 立:平成23年11月1日
連絡先:
【TEL】03-6380-6404(代表)
【E-mail】info@maylight.co.jp
すべての画像