壁のための意匠を、空間のための素材へ。フッコー、新意匠仕上げ材「Lapierre」を投入
次世代のテラゾーが導くクワイエット・ラグジュアリー

人手不足や工期短縮、コスト圧力——。日本の建築現場を取り巻く環境が厳しさを増す中で、内装の「仕上げ」にも“安定した施工性”と“品質の再現性”が強く求められている。一方、インバウンド需要の回復を背景に、ホテルや飲食、物販など体験価値で選ばれる空間では、写真や図面だけでは伝わりにくい「質感」そのものがブランド体験を左右する場面が増えている。
こうした相反する要請 ~現場の合理性と、空間の上質さ~ の交差点に向け、株式会社フッコー(本社:山梨県笛吹市、代表取締役:杉山成明)は、新たな意匠仕上げ材「Lapierre(ラピエール)」を発表した。ライムストーンのような表情を特徴としつつ、壁に留まらず、水回り、什器、家具、そして床といった複数部位での展開を想定する点が大きな特徴だという。

「統一感」を素材から設計するという発想
商業空間の設計では、部位ごとに素材や仕上げが切り替わることで、特に乾式部材では空間に“継ぎ目”が生まれ、世界観の一体感が薄れてしまうことがある。ホテルの客室、レストランの客席、ブティックなど、壁・床・什器が同時に視界へ入る空間では、素材の整合性が体験価値に直結しやすい。
「Lapierre」が狙うのは、空間全体の質感を連続させることだ。石の表情を思わせる自然な揺らぎや陰影を空間に取り込みながら、壁だけの仕上げにとどめない、水回りや床、什器・家具にまで用途を広げることで、境界を意識させない統一感をつくりやすくするのが「Lapierre」である。
インバウンド時代の“説明のいらない品質”へ
インバウンドを含め、来訪者の多様化が進むほど、空間は「説明のいらない品質」を求められる。素材の選択は装飾ではなく、滞在体験・食体験・購買体験の土台として機能する。
同社は、「Lapierre」の主な想定用途としてホテル、レストラン、ブティックを挙げ、そこには住宅も含まれる。ホテルでは、壁面から洗面周り、カウンター、床へ素材感をつなげることで、写真では伝えきれない上質さを“体感として”残しやすい。レストランでは、壁とカウンター、サイドボードの質感を揃えることで、料理と空間の関係性を整えられ、ブティックでは、背景が整うことで商品がさらに映え、静かな高級感を演出しやすいと考える。
「Lapierre」のキャッチフレーズである”クワイエット・ラグジュアリー”、主張しすぎない上質さはまさに「Lapierre」の目指す市場である。
新市場の広がりも視野に
「Lapierre」の射程は、宿泊・飲食・物販に留まらない。ウェルネス施設、サロン、ギャラリー、ハイエンド住宅、さらには海外案件までーー。空間価値が“体験”として評価される領域では、質感の統一がそのまま差別化につながる。伝統的な左官、意匠仕上げの技術を現代の用途設計へ接続し、意匠仕上げ材を「新たな市場をつくる側」に押し上げ、近年減少の一途をたどる古来からの伝統工法「左官」の活躍する場を拡げるべく、フッコーは「Lapierre」を、その挑戦の一手と位置づける。

代表者コメント
株式会社フッコー 代表取締役 杉山成明
「空間は、そこで過ごす時間の質を決めます。Lapierreは、壁に限らず複数部位で質感を連続させることで、設計者の意図を最後まで形にする仕上げを目指しました。漆喰や土壁に加え、新しい素材領域でも左官職人の活躍の機会を拡げ、文化の継承につなげていきたいと考えています。」
製品概要
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製品名:Lapierre(ラピエール)
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発売日/提供開始日:2026年1月13日
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用途:壁/水回り/什器/家具/床
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工法:左官工事
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提供形態:責任施工、認定店による施工
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参考価格:要問合せ
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対応エリア:全国
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