教育心理 の専門家が開発した保護者向けいじめ防止リーフレットを無償提供
いじめ問題の現状と課題について
文部科学省が発表した「令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」によれば、2020年度の小・中・高等学校および特別支援学校におけるいじめの認知件数は、51万7163件となり新型コロナウイルスの影響により、前年比では減少しておりますが、学校におけるいじめ対策は依然として様々な課題を抱えています。またインターネットやSNSの普及により いじめの多様化・複雑化が進んでいます。いじめについては今や学校の教職員だけの問題ではなく、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、関係機関との連携による教育相談体制の充実や未然防止と早期発見・早期対応の取組や家庭・地域社会等の理解を得て地域ぐるみの取組が必要となっています。
親子で取り組むいじめ予防プログラム「Connect Hearts Program」について
このプログラムは子どもたちの間で大変深刻となっているいじめを予防するため、いじめなど学校で生じる問題を研究する目白大学、都留文科大学 、筑波大学 、埼玉学園大学の4名の研究者と共に、エビデンスベースの情報を基に開発いたしました。このプログラムを通して、いじめに対する正しい知識、豊かな心を育てる親子関係、いじめの初期対応、学校との連携の必要性などを学ぶことで、少しでもいじめで悲しい思いをする親子が減ることを願っています。
リーフレットの利用について
いじめ対策には、教職員だけでなく保護者・地域の連携が不可欠であるという考えの下、制作いたしました。教職員や保護者の個人的な勉強のみならず、地域での研修やPTA、ソーシャルワーカーによる研修にもお使いいただけます。リーフレットは以下のサイトからダウンロードいただけます。
https://mamor.jp/parents/
また書籍「いじめ予防スキルアップガイド: エビデンスに基づく安心・安全な学校づくりの実践 出版社 : 金子書房 (2021/4/26)」からもダウンロード可能です。
マモルによる研修事業
株式会社マモルでは本リーフレットをはじめ、大学と連携開発した各種教材を用いた研修事業を展開します。
<対象>
・学校教職員
・保護者
・ソーシャルワーカー
・スクールカウンセラー
・その他専門家など
zoom研修・出張授業・研修の形式にて対応可能です。詳細につきましては別途ご相談ください。
お問い合わせフォーム:https://bit.ly/3GEjfb0
【目白大学心理学部 准教授 杉本希映氏コメント】
このプログラムは、教師やスクールカウンセラーが学校の保護者会などで使いやすいように、リーフレットやスライドを教材として作成しています。このプログラムを、どんどん学校現場で使用していただきたいと思います。
【都留文科大学文学部 教授 青山郁子氏コメント】
いじめは発生後の対処・介入・解決はとても大変なので、予防することが大切です。予防のためにできることをこれからも広めていきたいと思っています。
【筑波大学人間系 准教授 飯田順子氏コメント】
親として子どもの学校生活で心配なこと、不安なことの1つにいじめがあると思います。いじめの仕組みを知って、対応できるように備えておくことができれば、子どものSOSに対応する自信が高まります!ぜひこの教材をご活用ください!
【埼玉学園大学人間学部心理学科 准教授 遠藤寛子氏コメント】
いじめ被害の記憶は長期化する傾向にあることがわかっています。過去から解放されない状態はものすごく辛いものです。未来に希望を抱きながら、いろんな方にご活用いただければ幸いです。
【株式会社マモル 代表取締役 隈 有子コメント】
自分の子どもがいじめの被害者だけでなく、加害者にもなり得ることを心配する保護者は多いのではないでしょうか。いじめは子ども達だけでなく保護者も関わる大きな問題だからこそ、この「いじめ予防プログラム」を通して、お父さんお母さんやご家族の不安をいじめが起きる前に取り除いていきたいと思っています。
【会社概要】
会社名:株式会社マモル /Mamoru, Inc.
所在地:東京都新宿区西新宿 1-1-6 12SHINJUKU 907
代表者:隈 有子(くま ゆうこ)
設立:2018年7月30日
事業: ITサービス運営、いじめハラスメントに関する講演・セミナー
★東京都女性ベンチャー成長促進事業 APTWomen 採択企業
★第 3 期 MURC アクセラレータ LEAPOVER 採択企業
HP: https://mamor.jp
採用ページ:https://mamor.jp/recruit/
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社マモル 広報担当 e-mail: info@mamor.jp
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