【社会人1年目の仕事の悩みに関するアンケート調査】仕事の悩み第1位は「残業が多い」
メンタルヘルスのプロによるアドバイスも紹介!
ビジネスハックメディア「ビズノート」( https://biz-note.jp/ )を運営する株式会社ジャストイットは、社会人1年目の男女100人を対象に、仕事の悩みについてインターネット調査を行いました。
2019年4月に新入社員として会社に入社した方は、入社後まもなく1年が経ちます。
約1年間会社で働く中で、1年目なりの仕事の悩みがたくさんあったことでしょう。
そこで今回は、全国の社会人1年目の男女100人を対象に、仕事の悩みに関するアンケート調査を実施しました。
またアンケート調査で寄せられた仕事の悩みを、メンタルアップマネージャ大野萌子氏にご覧いただき、それぞれの悩みの解決方法についてアドバイスを伺っています。
社会人1年目の方だけでなく、組織の中で働く人ならだれでもあてはまる内容となっているので、現在仕事で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
◆調査概要
2位に「人間関係がうまくいかない(31人)」、3位に「いつも上司や先輩に怒られる(30人)」という結果となりました。
4位は「休みが少ない、または休みが取りにくい(28人)」「業務の量が多い(28人)」「 仕事がなかなか覚えられない(28人)」の3つがランクイン。
そして5位は23人が「仕事にやりがいを感じない」を選択しました。
では1位から5位のそれぞれの悩みについて、具体的な体験談とメンタルアップマネージャ大野萌子氏のアドバイスを見てみましょう。
慢性的な人員不足の会社に勤めています。人手が足りないので、朝から夜遅くまで働くのは当たり前で、家に帰り着くのは24時過ぎ、朝は6時には家を出るという生活を続けています。社会人1年目でありながら、これが普通でないということはなんとなくわかっていても、会社の上司におかしいと言える立場でもないので言われるがまま働いています。(商社の営業職 男性)
従業員同士の仲があまり良くありません。 入社してすぐ仲の良いグループがいくつかできて、自分はどちらかというとおとなしい性格なので、誰かの陰口を言い合うような会話には加われなくて浮いた存在になってしまいました。職場にいることが辛いです。(食品会社の倉庫内作業 男性)
一つ上の先輩ができる人だったので、その人の一年目の時と同じ仕事量ができないと比べられて、みんなの前でよく怒られてしまいました。銀行なので、お客様にも仕事場は見られている状態なので、怒られて涙目になってしまっただけで、「社会人なんだからここで泣くんじゃないよ!」と強く言われたことが辛かったです。裏に逃げ込んでこっそり泣きました。(地方銀行の銀行員 女性)
一応、土日祝が休みとなっています。しかし、営業なのでお客様の都合によっては土日祝も働かなければいけません。それに、1件も契約を貰っていないと有給休暇を取りたくても、「何で休むの?」と聞かれるので、「体調が悪い」と嘘をついたりしないと休めません。なので、有給休暇をほぼ使った事はありません。(生命保険の営業 女性)
一年目なので毎日新しく覚えることばかりで、たくさんのことを教えてもらうのはありがたいのですが、あれやってこれやってと言われ、お客様への対応もあるし、優先順位のつけ方がわからず、パンクしてしまいそうです。(旅行会社の店頭営業 女性)
大手小売業のバイヤーを志望して入社しましたが、販売員として店舗勤務しています。 覚えることは多いのですが、覚えてしまえば品出しや売り場作りといった仕事を毎日淡々とこなすだけになり、やりがいを感じません。(大手小売業の販売員 男性)
ビジネスハックメディア「ビズノート」公式HPでは、さらに多くの悩みと、大野萌子氏のよりくわしいアドバイスをご覧いただけます。
https://biz-note.jp/worries-1st-year/
企業内カウンセラーとしての長年の現場経験を生かした、人間関係改善スキルを得意とする。防衛省をはじめ、大手企業等で年間150件以上の講演・研修を行う。また、だれでも参加できる「生きやすい人間関係を創る」コミュニケーションスキルを1日で学べる「メンタルアップマネジメント講座」を開催。著書『「かまってちゃん」社員の上手なかまい方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)『言いにくいことを伝える技術』(ぱる出版)ほか、メディア出演多数。
サイトURL
https://japan-mental-up.biz/
URL:https://biz-note.jp/
所在地:京都市下京区中堂寺粟田町93KRP6号館4F
設立日:2012年1月
HP:https://justit.co.jp/
◆運営サイト
留学マスター:https://knowledge-plus.com/
English Plus:https://knowledge-plus.com/english/
お金借りる研究所:https://euij-kansai.jp/
約1年間会社で働く中で、1年目なりの仕事の悩みがたくさんあったことでしょう。
そこで今回は、全国の社会人1年目の男女100人を対象に、仕事の悩みに関するアンケート調査を実施しました。
またアンケート調査で寄せられた仕事の悩みを、メンタルアップマネージャ大野萌子氏にご覧いただき、それぞれの悩みの解決方法についてアドバイスを伺っています。
社会人1年目の方だけでなく、組織の中で働く人ならだれでもあてはまる内容となっているので、現在仕事で悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
◆調査概要
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:社会人1年目の男女100人
- 調査実施日:2019年12月27日(金)
- 調査監修:大野萌子氏(メンタルアップマネージャ)
- 社会人1年目の仕事の悩みランキング!1位は「残業が多い」
社会人1年目の男女100人に、「仕事の悩みで当てはまるものをすべて選んでください」と質問したところ、「残業が多い」と答えた人が100人中33人いました。
2位に「人間関係がうまくいかない(31人)」、3位に「いつも上司や先輩に怒られる(30人)」という結果となりました。
4位は「休みが少ない、または休みが取りにくい(28人)」「業務の量が多い(28人)」「 仕事がなかなか覚えられない(28人)」の3つがランクイン。
そして5位は23人が「仕事にやりがいを感じない」を選択しました。
では1位から5位のそれぞれの悩みについて、具体的な体験談とメンタルアップマネージャ大野萌子氏のアドバイスを見てみましょう。
- 残業が多い(100人中33人)
慢性的な人員不足の会社に勤めています。人手が足りないので、朝から夜遅くまで働くのは当たり前で、家に帰り着くのは24時過ぎ、朝は6時には家を出るという生活を続けています。社会人1年目でありながら、これが普通でないということはなんとなくわかっていても、会社の上司におかしいと言える立場でもないので言われるがまま働いています。(商社の営業職 男性)
大野萌子氏のアドバイス この時期は、社風に慣れる、その組織のやり方を学ぶ時期でもあり、多くのことに触れることが後々の糧になることも少なくありません。 ただ、許容範囲を大きく逸脱しているにもかかわらず、もともと現場にいる人間にとっては当たり前のことになっていて、問題とみなしていない可能性も高いので、まずは、直属の上司に感じていることを話すことが先決です。 |
- 人間関係がうまくいかない(100人中31人)
従業員同士の仲があまり良くありません。 入社してすぐ仲の良いグループがいくつかできて、自分はどちらかというとおとなしい性格なので、誰かの陰口を言い合うような会話には加われなくて浮いた存在になってしまいました。職場にいることが辛いです。(食品会社の倉庫内作業 男性)
大野萌子氏のアドバイス 残念ながら上司や先輩を選ぶことはできません。相性が合う合わない、考え方の違いがあるのは当然ですが、何とか折り合いをつけていきたいものです。 何よりも業務に支障がないようにすることが大切なので、相手に対して苦手意識があったとしても、疑問や不満があるときには、率直にかかわりましょう。 そのためには、こちらの意向を伝えられる関係性を創ることが第一歩。まずは、相手の話をきちんと「聞く姿勢」を見せることが重要です。 |
- いつも上司や先輩に怒られる(100人中30人)
一つ上の先輩ができる人だったので、その人の一年目の時と同じ仕事量ができないと比べられて、みんなの前でよく怒られてしまいました。銀行なので、お客様にも仕事場は見られている状態なので、怒られて涙目になってしまっただけで、「社会人なんだからここで泣くんじゃないよ!」と強く言われたことが辛かったです。裏に逃げ込んでこっそり泣きました。(地方銀行の銀行員 女性)
大野萌子氏のアドバイス 厳しく指導するのとハラスメントは別の問題なので、そこは切り分けて対応する必要がありますが、傷ついた気持ちを話せる場や相手(同僚など)がいるだけで、気持ちの整理に繋がります。まずは、職場内に気持ちや状況を話せる相手を見つけましょう。 |
- 休みが少ない、または休みが取りにくい(100人中28人)
一応、土日祝が休みとなっています。しかし、営業なのでお客様の都合によっては土日祝も働かなければいけません。それに、1件も契約を貰っていないと有給休暇を取りたくても、「何で休むの?」と聞かれるので、「体調が悪い」と嘘をついたりしないと休めません。なので、有給休暇をほぼ使った事はありません。(生命保険の営業 女性)
大野萌子氏のアドバイス 締切や納期がある現場では、とにかく終わらせなければならないこともあるかと思いますが、それが一時的なものではなく常態化しているようであれば、遠慮なく上司に相談しましょう。 |
- 業務の量が多い(100人中28人)
一年目なので毎日新しく覚えることばかりで、たくさんのことを教えてもらうのはありがたいのですが、あれやってこれやってと言われ、お客様への対応もあるし、優先順位のつけ方がわからず、パンクしてしまいそうです。(旅行会社の店頭営業 女性)
大野萌子氏のアドバイス 物理的なものはどうしようもないと諦めがちですが、やり方によっては大幅に改善されることも多くみられます。まずは、自分の処理能力を超えているということきちんと伝えましょう。その時には感情論ではなく、業務の状況や理解度を具体的に伝えることが重要です。 |
- 仕事がなかなか覚えられない(100人中28人)
大野萌子氏 管理者には、業務を遂行できるように指導する役割と責任があります。「見て覚えろ」「仕事は自分で探せ」という時代は終わりました。 わからなければ臆せずに質問し解決していくようにしましょう。質問するときは、何となくではなく、悩んでいる点や困っていることを具体的に伝えることが必要です。 |
- 仕事にやりがいを感じない(100人中23人)
大手小売業のバイヤーを志望して入社しましたが、販売員として店舗勤務しています。 覚えることは多いのですが、覚えてしまえば品出しや売り場作りといった仕事を毎日淡々とこなすだけになり、やりがいを感じません。(大手小売業の販売員 男性)
大野萌子氏 やりがいは、ひとによって違いますが「自分の仕事が人の役に立っている」「誰かに求められている(感謝される)」という、自分の価値を自他ともに認められることが原動力になるものです。嫌だと思うとすべてにマイナスのバイアスがかかってしまうこともあります。見切りをつける前に、どんなことでもよいので、これならだれにも負けないという自信をもてることを見つけてください。 |
以上、社会人1年目のお悩み上位5位と、メンタルアップマネージャ大野萌子氏からのアドバイスでした。
ビジネスハックメディア「ビズノート」公式HPでは、さらに多くの悩みと、大野萌子氏のよりくわしいアドバイスをご覧いただけます。
https://biz-note.jp/worries-1st-year/
- 【監修】大野萌子(メンタルアップマネージャ)
一般社団法人日本メンタルアップ支援機構(メンタルアップマネージャR資格認定機関)代表理事
企業内カウンセラーとしての長年の現場経験を生かした、人間関係改善スキルを得意とする。防衛省をはじめ、大手企業等で年間150件以上の講演・研修を行う。また、だれでも参加できる「生きやすい人間関係を創る」コミュニケーションスキルを1日で学べる「メンタルアップマネジメント講座」を開催。著書『「かまってちゃん」社員の上手なかまい方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)『言いにくいことを伝える技術』(ぱる出版)ほか、メディア出演多数。
サイトURL
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設立日:2012年1月
HP:https://justit.co.jp/
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お金借りる研究所:https://euij-kansai.jp/
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