当社が参画する地熱発電事業に関する融資関連契約の締結のお知らせ
2021年6月18日付にて、当社が参画する南阿蘇湯の谷地熱発電事業(熊本県阿蘇郡南阿蘇村・設備容量2.0MW、以下「南阿蘇湯の谷地熱事業」と言います。)を行う株式会社南阿蘇湯の谷地熱が、金融機関との間で融資関連契約を締結し、プロジェクトファイナンスを組成いたしましたのでお知らせいたします。
なお、当社は再生可能エネルギーの複数種類電源(マルチ電源)の開発を志向しており、本事業は当社として着工する初の地熱発電事業となります。
1. 融資関連契約を締結した目的
当社は、「グリーンかつ自立可能なエネルギー・システムを構築し枢要な社会的課題を解決する」という「ミッション/経営理念」を掲げ、太陽光、バイオマス、風力、地熱といった再生可能エネルギー資源による発電事業を地域に根ざして進めています。
当社は、2015年より共同スポンサーと共に、地熱資源の探索を目的として、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の助成制度を活用しながら、地表調査及び掘削調査等を進めてまいりました。
今後は、共同スポンサー2社と共に開発を進め、南阿蘇湯の谷地熱事業の事業価値向上を図ると共に、地域住民や関係者の皆さまのご理解をいただきながら、発電所の建設及びその後の運営や熊本地震の復興支援を通じて、南阿蘇村を中心とした地域経済の活性化への貢献や地域との協創に取り組んでまいります。
2. 今後の見通し
本融資関連契約の締結が今期(2022年3月期)の業績に与える影響は軽微であり、2021年5月10日付「2021年3月期決算短信〔IFRS〕(連結)」において公表した連結業績予想に織り込み済です。
(ご参考)南阿蘇湯の谷地熱事業の概要
- 発電所名:南阿蘇湯の谷地熱発電所
- 事業主体:株式会社南阿蘇湯の谷地熱
- 会社所在地:熊本県阿蘇郡南阿蘇村長野2471番地1
- 建設予定地:熊本県阿蘇郡南阿蘇村長野2471番地1他
- 出資会社(出資比率順):株式会社フォーカス(60.0%)、株式会社レノバ(30.0%)、デナジーサーマル株式会社(10.0%)
- 融資アレンジャー:株式会社新生銀行
- 設備容量:2.0MW(送電端出力ベース)
- 想定年間発電量:約1,480万kWh/年(送電端出力ベース)
- 売電単価:40円/kWh
- 着工:2021年6月(本格着工は、2021年7月予定)
- 運転開始:2022年12月(予定)
※ 事業の概要は本件発表時点での計画であり、今後変更となる可能性があります。
【株式会社レノバ コーポレートサイト】
https://www.renovainc.com/
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