専門学校への進学者数が、ついに大学進学者数と同率に!
キャリア教育が中学校の正式科目に取り入れられてから3年目の快挙!
このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。
令和2年の段階では、大学進学率が過去最高の54.4%であった一方、専門学校への進学率は16.4%とほぼ大学進学者数の1/3であった専門学校への進学。
その頃から、日本では大きな人事制度改革への荒波が一気に進む時代となり、これまでのような総合職採用から、職種別採用(一部では、これをジョブ型と呼ぶ企業もあり)が、新卒採用にも定義されるようになっていた。
よりキャリアへの選択が細分化されるにも関わらず、キャリアへの入り口に当たる中学校・高等学校での正規科目には「キャリア教育」がなく、学びの場から自分自身の将来に向き合う機会が極端に少ないという、今の日本では考えられない貧困さであった。
そこで、8年前、CareerMapと文部科学省、京都大学デザインイノベーションコンソーシアムが連携し、キャリアを自ら選ぶ視点を教育から、というスローガンのもと、プロジェクトを立ち上げた。
学校教育の中に、キャリア教育を正規課程として入れる際に、進学も就職も含めて、大人たちの中にある「序列」を払拭するための取り組みも同時に必要であった。これについては、経済産業省とも協調をし、経済界から「リカレント教育」の取り組みを強化する運動も同時に発進。
さらに、学び→就職→学び→就職という双方向への行き来を、学校の教員の養成課程に導入をし、教員免許を取り、教職についた後に一般企業での就職、または自身の学び直しも一つの教員養成課程と位置付け、生徒に直接対峙する学校の教職員に、キャリアと学びの融合を体感してもらうところから始めた。
また、スーパーサイエンススクールから、インターナショナルスクール、支援学校、専門校といった教育機関にも参加いただき、これからの未来の子どもたちが多様なキャリア選択ができるための教育は何か、という点を協議してきた。その中で、京都大学デザインコンソーシアムの塩瀬先生が開発された「キャリアの自由な選択ワークショップ」を正規課程の科目に導入。学校の教職員だけで完結するのではなく、その科目には、企業や行政、農業漁業林業といった第一次産業に従事する方々等、世の中の様々な職業の方々からも学ぶ科目として、研ぎ澄まして行った。また、高校卒業時に必ずしもすぐに進路を決めるのではなく、高校卒業から3年を本人の選択期間として認めるモラトリアム制度も導入。多様な価値観を認め、個人の自由な選択を応援する社会へと、日本はどんどん成熟していった8年となった。
その結果、大学進学だけでなく、専門学校、就職、モラトリアム期間という多様な選択を自らできることとなり、初めて大学進学と専門学校の進学者数が同等となることとなった。
8年前の日本では考えられなかった世界が実現し、グローバルな中においての人材競争力でも日本は常に上位に位置付けられる教育大国となった。これからの10年、ますます日本は世界の中で学びたい国へと発展していくだろう。
「April Dream」は、4月1日に単に笑えるネタではなく実際に企業が叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。
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