奈良祐希が「佳水園」を舞台に細尾真孝/小原宏貴とコラボレーション 「Bone Flower」シリーズと新作「Lotus」シリーズを発表 個展「ENSEMBLE」を開催

日時:7月17日(土)-7月25日(日) 11:00-19:00

この度Artill株式会社(本社:大阪市北区 / 代表取締役:三輪昌徳)では、ウェスティン都ホテル京都と共催し、数寄屋⾵別館「佳⽔園」にて奈良祐希個展「ENSEMBLE」を開催します。

 

※写真はイメージです。実際の展示風景とは異なります。

陶芸家・建築家という2つの顔を持つ奈良は1989年⽯川県⾦沢市⽣まれ。本展では、奈良の処⼥作であり⾼い評価を受けている「Bone Flower」シリーズに加えて、新作「Lotus」シリーズ等を展覧いたします。

奈良は、350余年の歴史を誇る⼤樋焼⼗⼀代⼤樋⻑左衛⾨⽒を⽗に持ち、祖⽗である10代⽬(現・⼤樋陶冶斎)は⽂化勲章受章者でもあります。1600年代半ば、加賀藩主が京より千家茶道を取り⼊れた際、樂焼唯⼀の脇窯として⾦沢の地に⽣まれたのが⼤樋焼であり、初代・⼤樋⻑左衛⾨から、本家は代々、その名前を受け継ぎます。伝統家系の⻑男として⽣まれた奈良は当初、陶芸から距離を置き、東京藝術⼤学で建築を学び、同⼤学⼤学院(美術研究科建築専攻)を⾸席で卒業しました。2021年には若⼿建築家の登⻯⾨であるUnder 35 Architects exhibition 2021ファイナリストに選出されるなど、建築家としても将来を嘱望されています。

ウェスティン都ホテル京都は1890年の創業以来、京都の迎賓館、最⾼級ホテルとして君臨し続けています。1925年には⽇本近代庭園の先覚者として有名な7代⽬⼩川治兵衛の⻑男⽩楊により数寄屋⾵別館「佳⽔園」の敷地内に佳⽔園庭園が作庭されました。佳⽔園庭園は1994年に京都市⽂化財(名勝)に登録されています。数寄屋⾵別館「佳⽔園」は巨匠村野藤吾の設計により1959年に完成し、戦後の現代数寄屋造り建築の傑作としても知られています。佳⽔園ではホテルにいながら伝統的な⽇本旅館のサービスを受けることができるのが特徴であり、2020年7⽉に建築家中村拓志によりリニューアル⼯事が完成しました。

⼀般公開に先駆けてプレス関係の皆様にプレスプレビューを開催いたします。何卒ご参加いただけますようご案内いたします。
 
  • イベント概要

奈良祐希 個展「ENSEMBLE」

 


会期:2021年7月17日(土)-7月25日(日)
時間:11:00-19:00
会場:ウェスティン都ホテル京都 数寄屋風別館「佳水園」
住所:京都府京都市東山区粟田口華頂町1番地
特設サイト:https://artill.jp/projects/ensemble

内容:奈良祐希が「佳水園」を舞台に細尾真孝/小原宏貴とコラボレーション
「Bone Flower」シリーズと新作「Lotus」シリーズのお披露目展示販売

 
  • ENSEMBLE

個展名称になっている“ENSEMBLE”は「調和・掛け合い」の意味を持ち、⾳楽においては⼆⼈以上の演奏すなわち重奏を⽰す⾔葉として使⽤されます。奈良が考えるENSEMBLEとは⼆つ以上のものが掛け合い、相乗効果やダイナミズムを起こすことです。建築と陶芸という⼆つの異なる視点から、新しいイメージを想起させてきたように、他者から影響を受け、他者に影響を与え、価値観が更新されることで世の中になかったものが⽣まれます。作品は突拍⼦もなく⽣まれるわけではありません。他者とのENSEMBLEは⾃⾝の作品をブレークスルーさせる契機になると奈良は考えます。

まずは、佳⽔園とのENSEMBLEです。それは建築の空間性にとどまらず、村野藤吾が想いを込めた精神性との掛け合いでもあります。佳⽔園庭園のような⽇本庭園と奈良の作品の共通するところは、⽇本的な価値観や内と外の曖昧さです。それは外から部屋の中に差す光であり、内と外を曖昧につなぐ縁側のようなものです。また、奈良が⼿がけるシャープな作品は、「箕甲」と呼ばれる伝統的な納まりを⽤いて軒を薄く⾒せ、シャープで軽やかな切妻屋根が重なる佳⽔園との親和性があります。これは佳⽔園の設計者である村野藤吾、庭園を作庭した⼩川⽩楊、リニューアルを⼿がけた中村拓志とのENSEMBLEです。

また、1688年より続く⻄陣織の⽼舗「細尾」12代⽬の細尾真孝が⼿がける最先端の⻄陣織テキスタイルからインスピレーションを受けた新作「Lotus」シリーズを展⽰します。テキスタイルのフィロソフィーや構法を陶芸技法に落とし込むことで「織物」のような新たな陶芸の価値観を提⽰します。
細尾真孝は1978年、元禄元年創業⻄陣織⽼舗の細尾家に⽣まれました。⻄陣織の技術、素材をベースにしたテキスタイルを海外に向けて展開し、建築家ピーター・マリノ⽒の⽬に留まりクリスチャン・ディオールの旗艦店やシャネルの店舗に使⽤されるなど、世界のトップメゾンをクライアントに持ちます。2012年より京都の伝統⼯芸を担う同世代の若⼿後継者によるプロジェクト「GO ON」を結成し、国内外で伝統⼯芸を広める活動を⾏っています。2014年には⽇経ビジネス誌「⽇本の主役100⼈」に選出され、2016年よりマサチューセッツ⼯科⼤学(MIT)メディアラボ・ディレクターズフェローに就任しています。

最後に、いけばな三⼤流派の⼀つ、いけばな⼩原流五世家元・華道家である⼩原宏貴とのコラボレーション展⽰も執り⾏います。⼩原宏貴は1988年神⼾市⽣まれ。1995年、6歳にして五世家元を継承しました。我が国の伝統⽂化である「いけばな」の普及に⼒を注ぐとともに、芸術家としても、植物を通した表現・創作活動を国内外に向け意慾的に展開しています。現在は、⼀般財団法⼈⼩原流研究院院⻑、公益財団法⼈⽇本いけばな芸術協会副理事⻑、兵庫県いけばな協会副会⻑、⼤正⼤学客員教授、⼩原流ビギナーズスクール校⻑を務めています。
⼩原流とは19世紀末、流祖⼩原雲⼼が「盛花(もりばな)」という新形式のいけばなを創始して、近代いけばなの道を開いたことに始まります。「盛花」は、⼝の広い器(⽔盤)に花材を盛るように展開させるもので、従来の線の動きを主にした構成に⽐べ、⾯的な広がりを強調したところに特徴があります。今ではおなじみの⽔盤と剣⼭を⽤いるいけばなは、⼩原流が始めたものです。創流からおよそ130年、その時代の⽣活様式の変化に伴って盛花を基本に、現代空間にふさわしいいけばなを⽣み出し続けています。上記のような⼩原流独⾃の「⽔平性」からインスピレーションを受けた新作のBone Flowerを花器に⾒⽴て、⼩原が盛花を⾏うことで、両者の特性を引き⽴てあった新作が⽣まれます。

コロナ禍において、⼈や街、国の分断が進む世の中になったことで、調和の精神や助け合いの精神、共⽣の精神といったコミュニティの⼤切さを私たちは改めて感じるようになりました。上述の精神は全て、個ではなくチームとしての考え⽅です。奈良のルーツである伝統工芸という分野は往々にして作家個⼈によるものでありましたが、野球やサッカーといったスポーツがチームとして他者との関わり合いの中で⾏われるように、これからはENSEMBLEがもたらす相乗効果に伝統工芸の未来があると奈良は信じています。

本展はENSEMBLEの集合であり、オーケストラのように多彩な作品で創り出される世界観をご⾼覧ください。
 
  • 奈良祐希 Nara Yuki


1989年石川県金沢市生まれ。2013年東京藝術大学美術学部建築科卒業、2016年多治見市陶磁器意匠研究所修了。2017年東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻首席卒業、2021年より建築デザイン事務所 EARTHEN 主宰。陶芸分野では、Art Basel / Design Miami(スイス)、TEFAF(オランダ)、SOFA(アメリカ) などに招待出品。主な受賞歴に金沢世界工芸トリエンナーレ審査員特別賞(2017)。作品は根津美術館(東京)、ヴィクトリア&アルバート博物館(英国) などに収蔵されている。建築分野では、主な作品に「障子の茶室」(2018/ 金沢21世紀美術館、台南市美術館)。2021年には若手建築家の登竜門 Under 35 Architects exhibition 2021 ファイナリストに選出される。金沢と東京の二拠点を中心に陶芸と建築、二つの領域をまたいだ創作活動を行っている。

経歴
2013 東京藝術大学美術学部建築科 卒業
2016 多治見市陶磁器意匠研究所 卒業
2017 東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻 首席卒業

展示会
2016 菊池ビエンナーレ(菊池寛実記念智美術館/ 東京)
2016 うつわその先に陶ー魂のかたち(⽇本橋三越本店/ 東京)
2016 SOFA CHICAGO(アメリカ)
2017 Collect(イギリス)
2017 TEFAF Maastricht(オランダ)
2017 アートフェア東京(東京国際フォーラム/ 東京)
2017 Design Miami / Art Basel(スイス)
2017 ASIA NOW(フランス)
2017 KOGEI Art Fair Kanazawa(KUMU / ⾦沢市)
2018 Les Promesses du Feu / 炎の同⼼(Pierre-Yves Cas.r Gallery / フランス)
2018 アートフェア東京(東京国際フォーラム/ 東京)
2018 Asia Contemporary Art Show(⾹港)
2018 アート台北(台湾)
2018 Art Expo New York(Pier94 / アメリカ)
2019 Art Central(Central Harborfront / ⾹港)
2019 第21回岡⽥茂吉賞展(MOA美術館/ 熱海)
2019 Art KYOTO(⼆条城/ 京都)
2020 Hybridizing(Akio Nagasawa Gallery / 東京)
2020 Synergism(ROLF BENZ / 東京)
2021 Ceramic Expressions(Mullan Gallery / シンガポール)
2021 Fractal Synergy(YOD / ⼤阪)

建築
2018 五⾏茶室(⾦沢21世紀美術館, 台南市美術館/ ⾦沢, 台湾)
2021 Node(企業新社屋/ ⾦沢)
2021 Under 35 Architects exhibition 2021(うめきたショップホール/ ⼤阪)

プロダクト
2013 六角堂プリン(デザイン / 浅田屋)
2015 kizuna(ビアタンブラー / ニッコー)

作品収蔵
根津美術館 (東京都)
Victoria and Albert Museum (イギリス、ロンドン)

公式サイト
http://yukinara.jp/
 
  • 細尾真孝 Hosoo Masataka
 

1978年、元禄元年創業西陣織老舗の細尾家に生まれました。西陣織の技術、素材をベースにしたテキスタイルを海外に向けて展開し、建築家 ピーター・マリノ氏の目に留まりクリスチャン・ディオールの旗艦店やシャネルの店舗に使用されるなど、世界のトップメゾンをクライアントに持ちます。2012年より京都の伝統工芸を担う同世代の若手後継者によるプロジェクト「GO ON」を結成し、国内外で伝統工芸を広める活動を行っています。2014年には日経ビジネス誌「日本の主役100人」に選出され、2016年よりマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ・ディレクターズフェローに就任しています。

⻄陣織の⽼舗「細尾」は元禄元年(1688年)に京都西陣にて創業。以来、きもの文化の継承に取り組んでいます。伝統的なきものと革新的なテキスタイルを通じ、日本の優れた物づくりの価値を提供しています。

公式サイト
https://www.hosoo.co.jp/
 
  • 小原宏貴 Ohara Hiroki
 

1988年神戸市生まれ。1995年、6歳にして五世家元を継承しました。日本の伝統文化である「いけばな」の普及と、芸術家として国内外の活動に力を注いでいます。現在は、小原流研究院院長、公益財団法人日本いけばな芸術協会副理事長、兵庫県いけばな協会副会長、大正大学客員教授、小原流ビギナーズスクール校長を務めています。

⼩原流とは19世紀末、流祖⼩原雲⼼が「盛花(もりばな)」という新形式のいけばなを創始して、近代いけばなの道を開いたことに始まります。「盛花」は、⼝の広い器(⽔盤)に花材を盛るように展開させるもので、従来の線の動きを主にした構成に⽐べ、⾯的な広がりを強調したところに特徴があります。今ではおなじみの⽔盤と剣⼭を⽤いるいけばなは、⼩原流が始めたものです。創流からおよそ130年、その時代の⽣活様式の変化に伴って盛花を基本に、現代空間にふさわしいいけばなを⽣み出し続けています。

公式サイト
https://hirokiohara.com/
 
  • ​ウェスティン都ホテル京都 数寄屋風別館「佳水園」


住所:〒605-0052
京都府教師東山区粟田口華頂町1番地
電話番号: 075-771-7111
FAX番号: 075-751-2490
アクセス:京都市営地下鉄東西線 蹴上駅 2番出口より徒歩3分

公式サイト
https://www.miyakohotels.ne.jp/westinkyoto

 

 
  • Artill株式会社

2018年 6月   アートサービス「ONE ART」創業
2019年 3月   ONE ART株式会社設立
2019年 8月   ONE ART株式会社を「Artill株式会社」に社名変更
2020年 10月 ROLF BENZ×奈良祐希 個展「Synergism」を開催
2020年 12月 OSAKA光のルネサンス2020連携イベントとして巨大アマビエバルーンを制作
2021年 4月 グランフロント大阪にて巨大アマビエバルーンを展示

◇会社概要
企業名:Artill株式会社
代表者:三輪 昌徳
本社所在地:大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪北館6F
設立:2019年3月25日
HP:https://artill.jp
メール:info@artill.jp
事業内容:イベント事業/メディア事業/管理支援事業/アプリ開発/古物商
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