日本初の調査で明らかに、ZOOM躍進の秘訣は最適な価格設定
テレワークの必需品 WEB会議システムの価格に関する消費者調査
株式会社Best path Partners(本社:東京都港区芝公園4-6-8 代表:高橋 嘉尋 )は2020年8月6 日〜20日にWEB会議システム導入に関する決裁者を対象にWEB会議システムの1アカウントあたりの月額価格について価格改善クラウド「Pricing Sprint」( https://best-path-partners.com/pricing-sprint )を利用して消費者調査を行い、その結果をまとめましたので調査結果をお知らせいたします。
■要旨
- 301円以上499円以下のWEB会議システムがテレワーク未実施の企業に導入されやすい
- テレワーク未実施の企業の半数が、WEB会議システムを安すぎて品質に不安を覚え、導入しにくくなる金額は300円
- 企業の半数にとって3,000円から高すぎると感じ、導入検討に乗らなくなる
■調査背景
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、テレワークを導入する企業が増えています。スムースにテレワークを導入できた企業も多くある一方、金銭的な負担が要因でテレワークの導入に足踏みしている企業も少なくないという調査結果もあります。
今回の調査では、今まで捉えられていなかったテレワークの必需品であるWEB会議システムの「適正な価格」を科学的な手法で明らかにすることで、WEB会議システムの価格が適正化され、より多くの企業でテレワークの導入が進み、生産性が向上する一助となることを願っています。
■調査結果
①301円以上499円以下のWEB会議システムがテレワーク未実施の企業に導入されやすい
ZOOMをはじめ、多くのWEB会議システムが利用されている中、テレワークを未実施の企業に導入されやすい金額は301円から499円であるということがわかりました。一方でテレワーク実施済みの企業に対しては601円から999円が導入されやすい金額であり、テレワークの導入状態により許容できる価格が異なることがわかりました。
このことから、テレワークを実施している企業はWEB会議システムの重要性を認識しており、高額であっても業務で利用したい意向を反映していることが考えられます。
②テレワーク未実施の企業の半数が、WEB会議システムを安すぎて品質に不安を覚え、導入しにくくなる金額は300円
低価格すぎても導入に際し不安を覚え、導入に至らない価格というものが存在します。
近年、大規模なシステム導入型からアプリ型サービスへと移行し、低価格化しているWEB会議システムにも品質に不安を覚える価格は存在します。
テレワークの実施・未実施に関わらず、半数を超える企業が300円を下回ると品質に不安を覚えるという結果になりました。
③企業の半数以上は3,000円から高すぎると感じ、導入検討に乗らなくなる
テレワークの実施・未実施に関わらず企業の半数以上が3,000円からWEB会議システムは高すぎると感じているため、従来の価格帯のWEB会議システムの導入が大多数においては進みにくいことがわかりました。
一方、4999円以上のWEB会議システムでも約18%以上の企業が導入検討に乗るという結果も出ています。高付加価値なサービスを提供するWEB会議システムであれば、最も購入される価格のおよそ8倍の金額でも購入される可能性があるということがわかりました。
■今後の展望
今回の調査では総じて、今回の調査では総じて、テレワーク未実施の企業はテレワーク実施済みの企業より、WEB会議システムに対しての支払い意欲が低いことがわかる結果となりました。
この結果から、新型コロナウイルス感染症が落ち着き、テレワーク実施企業が減ると301円〜499円に平均的な価格帯が下がっていく可能性がある一方で、テレワーク実施企業が増えていくと601円〜999円が、基本的な価格になっていくことが考えられます。
今後もBest path Partnersは、プライシングのプロフェッショナル集団としてサービスとユーザーの間の価格に関する隔たりを埋め、良質なサービス普及の一助となっていきます。
次回はSaaS領域に関する価格調査第2回として、こちらもテレワークにおける必需品であるビジネスチャットツールの価格感度調査を発表する予定です。
■調査概要
調査設計/分析/執筆: 相関 集
調査期間: 2020年8月6日〜8月10日
調査テーマ:WEB会議システムの1アカウントあたりの価格感度調査
対象者:WEB会議システムの導入決裁者
サンプル数:34人
分析方法:Van Westendorpモデル
■価格改善クラウド「Pricing Sprint」について( https://best-path-partners.com/pricing-sprint )
Pricing Sprint は「顧客が安すぎて不安を感じる価格」や「高すぎて検討から外れる価格」をリアルタイムで可視化し、B2Bサブスクリプションサービスにおける、顧客離れの改善や円滑な値上げを実現させます。また着実に価格改善のPDCAを回すことで、安定的な利益率向上に貢献致します。
■本調査及び「Pricing Sprint」のお問い合わせ
株式会社Best path Partners
Mail : info@best-path-partners.com
URL : http://ur2.link/gwyj
■株式会社Best path Partners概要
プライシングに関するあらゆる課題を解決するために、「ダイナミックプライシング受託開発」、「ダイナミックプライシング導入コンサルティング」、「プライシングコンサルティング」、「プライシングリサーチ」等の事業を多角的に展開。「価格を科学する」をビジョンに掲げ、プライシングを通じた企業利益と顧客満足度最大化の実現にコミットします。
会社名:株式会社Best path Partners
ホームページ:https://best-path-partners.com
代表取締役社長:高橋 嘉尋
設立年月日:2019年6月26日
住所:東京都港区芝公園4-6-8 bijin-BLDG, 3F
ダイナミックプライシング専門メディア:https://price-hack.com
■報道関係者の皆様へ
本調査を引用される場合は、出典を「Best path Partners」または「ベストパスパートナーズ」と明記してください。
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