ブラジル・ベンチャー・キャピタルがペルーとコロンビアのスタートアップへ出資決定。日系ベンチャー・キャピタルとして初めてのシード投資。
出資先はペルーのデリバリー専門飲食事業のDigital Restaurantsとコロンビアの中小企業向けカード決済事業のMono。
ブラジル・ベンチャー・キャピタル（東京都、以下BVC）は、ペルーでデリバリー専門飲食事業を運営するDigital Restaurants、コロンビアの中小企業向けカード決済事業を運営するMonoに対して行いましたのでお知らせいたします。
日本のベンチャー・キャピタルとしてペルー、コロンビアで初めてのシード投資となります。今後も中南米地域各国のスタートアップへ積極的に出資、事業支援を行って参ります。
日本のベンチャー・キャピタルとしてペルー、コロンビアで初めてのシード投資となります。今後も中南米地域各国のスタートアップへ積極的に出資、事業支援を行って参ります。
●Digital Restaurants（デジタルレストラン）社について
Digital Restaurantsはペルーの首都、リマに本拠地を置き、デリバリーに特化したオペレーションを行うことでコストパフォーマンスの高い食品を消費者に対して提供しています。現状は「Lucky’s Crispy Chicken」（チキンサンドイッチ）、「Poke for the People」（ポケ丼）、「Black Burger」（ハンバーガー）の3ブランドを展開しており、今後も複数のブランドを追加していきます。
ペルーでは外出が難しい状況が続いている中で、シャアリングエコノミーによるデリバリーサービスが一般化しています。しかし、従来のレストランがデリバリー対応をする場合にデリバリー関連の費用が上乗せされるため、消費者にとって割高に感じる価格設定となっています。Digital Restaurantsはデリバリーに特化・最適化することで、消費者が満足を得られる費用対効果が高い食品を提供します。
創業者のPedro Neiraは今回で4度目のスタートアップとなる連続起業家で、バイアウトによるExitも経験。現地の起業家コミュニティであるEndeavor Peruの中心人物の一人でもあり、ペルーの最高学府でデジタルマーケティングの教授を務めた経験もあります。
また、中南米、マイアミ、ロンドンに7か所で展開する「Osaka」を含めた複数の飲食チェーンを運営するMCK Hospitalityの創業メンバーと食材の仕入れからメニュー開発まで幅広い協力関係を築いています。複数のブランド展開を固定費もスイッチングコストも低く展開できるデジタルレストラン業態でブランド開発を行いながら、MCKの持つ南米各国のネットワークで中南米各国への展開も見据えています。
●Mono（モノ）社について
Monoはコロンビアの首都、ボゴタに本拠地を置き、コロンビアの中小企業が決済に必要なコーポレートカードを発行することで、デジタル化が進む各種費用支払いを実現します。
コロンビアでは既存の金融機関のサービスが大企業中心であり、サービス形態も店頭・面前を中心となっています。中小企業にとっては口座開設も手間がかかる上、カード発行はさらに難しく、デジタルでの金融サービスとの連携もしずらいという問題を抱えています。
Monoは中小企業、個人事業主が「WhatsApp」のみで銀行口座を開設し、複数のカードを容易に発行し、さらにはオンラインの会計システムとの連携を可能にします。
Mono の4人の創業者は全員過去に中南米のフィンテックスタートアップ経験者で、そのうちの2人は、かつて Y Combinator に採択されているコロンビアのフィンテック企業Tpaga会社で勤務し、うち1名は創業メンバーとして2017年にYCのに参加した経験を持っています。他の1名はブラジルのデジタル銀行で企業価値も100億円を超えているNubankでの経験を有しています。
●中南米のベンチャー・キャピタル環境
中南米ではブラジルのベンチャー・キャピタル市場の成長が著しく、2021年には日本のベンチャーキャピタル投資額を超える資金がスタートアップ企業に投資されることが見込まれています。しかしながら、シード期の資金供給が不足するなど市場の不均衡があり、まだまだベンチャーキャピタル市場の発展・成熟化の余地が高いと考えています。
ブラジル以外の各国ではベンチャー投資件数はまだ少ないながらも、近年の投資金額の成長率は高く推移しています。また、近隣諸国がスペイン語を話し、文化的にも近いため、ラテンアメリカ内での国際展開は比較的容易とされていることもあり、3億人を超える市場と捉えることができます。
ブラジル・ベンチャー・キャピタルではブラジルを投資の中心としながらも、他のラテンアメリカ各国へも積極的に投資を行い、起業家の成長支援に尽力することで各地のスタートアップエコシステムへ貢献していきます。
●ブラジル・ベンチャー・キャピタル
代表者：中山充
本社所在地：東京都
サンパウロオフィス ：ブラジル連邦共和国 サンパウロ州 サンパウロ市
URL：http://www.brazilventurecapital.net/jp/
Digital Restaurantsはペルーの首都、リマに本拠地を置き、デリバリーに特化したオペレーションを行うことでコストパフォーマンスの高い食品を消費者に対して提供しています。現状は「Lucky’s Crispy Chicken」（チキンサンドイッチ）、「Poke for the People」（ポケ丼）、「Black Burger」（ハンバーガー）の3ブランドを展開しており、今後も複数のブランドを追加していきます。
ペルーでは外出が難しい状況が続いている中で、シャアリングエコノミーによるデリバリーサービスが一般化しています。しかし、従来のレストランがデリバリー対応をする場合にデリバリー関連の費用が上乗せされるため、消費者にとって割高に感じる価格設定となっています。Digital Restaurantsはデリバリーに特化・最適化することで、消費者が満足を得られる費用対効果が高い食品を提供します。
創業者のPedro Neiraは今回で4度目のスタートアップとなる連続起業家で、バイアウトによるExitも経験。現地の起業家コミュニティであるEndeavor Peruの中心人物の一人でもあり、ペルーの最高学府でデジタルマーケティングの教授を務めた経験もあります。
また、中南米、マイアミ、ロンドンに7か所で展開する「Osaka」を含めた複数の飲食チェーンを運営するMCK Hospitalityの創業メンバーと食材の仕入れからメニュー開発まで幅広い協力関係を築いています。複数のブランド展開を固定費もスイッチングコストも低く展開できるデジタルレストラン業態でブランド開発を行いながら、MCKの持つ南米各国のネットワークで中南米各国への展開も見据えています。
●Mono（モノ）社について
Monoはコロンビアの首都、ボゴタに本拠地を置き、コロンビアの中小企業が決済に必要なコーポレートカードを発行することで、デジタル化が進む各種費用支払いを実現します。
コロンビアでは既存の金融機関のサービスが大企業中心であり、サービス形態も店頭・面前を中心となっています。中小企業にとっては口座開設も手間がかかる上、カード発行はさらに難しく、デジタルでの金融サービスとの連携もしずらいという問題を抱えています。
Monoは中小企業、個人事業主が「WhatsApp」のみで銀行口座を開設し、複数のカードを容易に発行し、さらにはオンラインの会計システムとの連携を可能にします。
Mono の4人の創業者は全員過去に中南米のフィンテックスタートアップ経験者で、そのうちの2人は、かつて Y Combinator に採択されているコロンビアのフィンテック企業Tpaga会社で勤務し、うち1名は創業メンバーとして2017年にYCのに参加した経験を持っています。他の1名はブラジルのデジタル銀行で企業価値も100億円を超えているNubankでの経験を有しています。
●中南米のベンチャー・キャピタル環境
中南米ではブラジルのベンチャー・キャピタル市場の成長が著しく、2021年には日本のベンチャーキャピタル投資額を超える資金がスタートアップ企業に投資されることが見込まれています。しかしながら、シード期の資金供給が不足するなど市場の不均衡があり、まだまだベンチャーキャピタル市場の発展・成熟化の余地が高いと考えています。
ブラジル以外の各国ではベンチャー投資件数はまだ少ないながらも、近年の投資金額の成長率は高く推移しています。また、近隣諸国がスペイン語を話し、文化的にも近いため、ラテンアメリカ内での国際展開は比較的容易とされていることもあり、3億人を超える市場と捉えることができます。
ブラジル・ベンチャー・キャピタルではブラジルを投資の中心としながらも、他のラテンアメリカ各国へも積極的に投資を行い、起業家の成長支援に尽力することで各地のスタートアップエコシステムへ貢献していきます。
●ブラジル・ベンチャー・キャピタル
代表者：中山充
本社所在地：東京都
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URL：http://www.brazilventurecapital.net/jp/
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