ゴーストサイトメトリー技術を搭載したラベルフリー細胞解析・ソーティング装置に関するプレミアアーリーアクセスプログラムを発表
AI駆動型の細胞形態ソーティング技術であるゴーストサイトメトリーの研究開発を行うシンクサイト株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:勝田 和一郎)は、本日、製薬企業やアカデミアの研究機関に向けて、プレミアアーリーアクセスプログラムを発表しました。本プログラムでは、世界中のライフサイエンス研究機関から選ばれたグループが、当社の画期的なラベルフリー細胞解析・ソーティング装置を先駆けて使用できるようになります。本装置は、特定の分子を対象とした標識がなくとも、個々の細胞の形態情報に基づいて目的の細胞集団を分離することを可能にします。
本装置は、がんを対象とした細胞治療に求められる、「疲弊していない活性化T細胞」といった特定の細胞集団の分離や、既存マーカーでは検出できない細胞表現型を新たに見出すための強力なツールを、研究者の皆様に提供します。2023年に予定する本装置の上市に先立ち、当社は本プログラムを通じて当該研究機関と連携し、パートナーのニーズに特化した細胞解析・ソーティングアプリケーションを開発することで、パートナーの取り組む画期的な研究開発を加速してまいります。
本プログラムやその他当社との提携機会について、詳しくはpr@thinkcyte.comまでお問い合わせください。
■ 本リリースに関するコメント
最高事業責任者 Janette Phi
現在、特定の機能を有する細胞の分離は、細胞の状態に影響を与える侵襲的な手法に依存しています。当社の新しい技術は、従来の蛍光マーカーに頼ることなく貴重な目的細胞の解析およびソーティングを可能にしました。これは、細胞治療、腫瘍プロファイリング、ゲノミクスなどの研究手法において新しい門戸を開くものであり、パートナーの皆様の本プログラムへのご参加を楽しみにしています。
■ シンクサイト株式会社
シンクサイトは、東京大学及び大阪大学で生まれた先端技術を元に、ライフサイエンス及び医療の発展と革新を目指すスタートアップ企業です。先端イメージング、機械学習、マイクロ流体等の異分野技術を組み合わせて、次世代型のイメージ認識型高速セルソーティング技術を開発しています。この基盤技術を用いることで、新しい再生・細胞医薬や医療検査診断、創薬を実現させ、革新的な治療や診断に貢献することを目指しています。2019年6月には、経済産業省よりJ-Startupの1社に認定されています。詳しくは、シンクサイトのウェブサイト(https://thinkcyte.com/)をご覧ください。
■ 会社概要
社 名 シンクサイト株式会社 ThinkCyte K.K.
所在地 東京都文京区本郷7-3-1
代表取締役 勝田 和一郎
設 立 2016年2月
URL https://thinkcyte.com/
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