年末年始は家族や友人と飲み比べ！お酒をこよなく愛す4人の醸造家が作るホップSAKEコラボ

〜12月25日（土）より木花之醸造所オンラインショップにて販売開始〜

株式会社allwright

2021年12月22日 20時33分

浅草初の自社醸造所「木花之（このはなの）醸造所」を保有する株式会社ALL WRIGHT（代表取締役：細井洋佑、所在地：東京都台東区、読み方：オールライト）は、ホップを各種原酒と混ぜてお酒を作る「HOP CONNECTION PROJECT」（ホップコネクションプロジェクト）を開始しました。
今回は、福島県南会津の蒸留所「ねっか」、長野県大町市の醸造所「サノバスミス」、静岡県沼津市の醸造所「沼津クラフト」とコラボレーションして、ホップを添加したハイボール、ハードサイダー、ビール、どぶろくを作り、2021年12月25日（土）より4種の酒アソートセットとして木花之醸造所オンラインショップにて販売開始いたします。

■木花之醸造所オンラインショップ
https://konohanano-brewery.shop

面白いお酒を作りたい！という想いで誕生した“ホップどぶろく”

木花之醸造所では、2021年春にホップを混ぜた“ホップどぶろく”を醸造、発売したところ、お客様や卸先から、どぶろくとしての酸味や甘味に加え、ホップの鼻を抜ける香りが爽やかでとても面白く美味しいとご好評をいただきました。ホップは主にビールの醸造や料理のアクセントに使われますが、原酒と合わせてお酒を作ることはあまり例がありません。

お酒をこよなく愛し、研究を重ねる4人の醸造家がホップSAKEを表現

ベースのホップ（ポラリス・ネルソン）を統一し各種の原酒違いを愉しんでいただく企画として、木花之醸造所の呼びかけにより、福島県、長野県、静岡県の醸造家が、米焼酎、ハードサイダー、ビールを作りました。弊所で醸造したホップどぶろくと共に特別な「HOP CONNECTIONセット」で販売します。ぜひ、飲み比べをして各種原酒の違いを感じていただければ嬉しいです。

【1.只見生まれの米焼酎“ねっか”が作るホップハイボール】

合同会社ねっか（福島県南会津市）
蒸留家：五十嵐崇道
HP：https://nekka.jp

只見産の米のみを使用し、減圧蒸留、30度の低温蒸留にこだわった希少な焼酎を蒸留しています。日本酒と同じ工程で仕込んだ米焼酎ねっかの吟醸香に、ホップの華やかな香りをマリアージュし、スッキリと飲みやすいハイボールに仕上げました。焼酎の香りにホップが加わることで、清涼感のある抜け感のある香りに仕上がりました。

【2.りんご農家兼醸造家“サノバスミスが作るホップハードサイダー】

株式会社サノバスミス（長野県大町市）　
醸造家：池内琢郎
HP：http://www.hardcider.jp/

グラニースミスを主原材料とする新しい製法で、旅を通して生まれたアイディアをベースに自社で一貫して製造しています。福島県産のフジを主原材料に、酵母はQA23(S. bayanus)で主発酵しています。ホップはポラリスとネルソンソーヴィン及びサノバスミス産カスケードを使用しました。S. bayanusは、バラの様な香りがするL-フェニルアラニンの生合成経路由来のフェネチルアルコールが特徴で、ホップのチオール変換能及びテルペン系の香気成分を強める働きをするQA23のβグルコシダーゼ活性との相互作用がフジの良さをより演出してくれます。

【3.柿田川ブリューイングが作る沼津クラフトビール】

柿田川ブリューイング（静岡県沼津市）
醸造家：阿久澤健志
HP：http://numazucraft.com

今は懐かしきアメリカンIPAの現代的アプローチとして、ノルウェー生まれの高温発酵酵母のKveik、スパークリングワイン酵母QA23を投入しました。発酵中にホップ成分と酵母が化学反応して新たな香りが生まれるバイオトランスフォーメーション等のホッピング法を取り入れて仕込み、りんごの甘味とホップの鼻を抜ける感覚が爽快な一品に仕上がりました。

【4.浅草初の醸造所・木花之醸造所が作るホップどぶろく】

木花之醸造所（東京都台東区）
醸造家：日向勇人
HP：https://konohanano-brewery.com

“原酒×ホップ”の組み合わせは、全国見渡しても希少で新しいタイプのお酒です。醸造プロセスに一工夫を加え、調合過程で何度も小試験を重ねて誰もが感覚的に美味しいと腹落ちするクオリティを追求しました。濁酒であるどぶろくで日本酒の清らかさを表現し、スッキリとした味わいにホップの鼻を抜ける爽快感が加わった一品に仕上がりました。