バイオマス産業都市” 佐賀市の「共に創る未来の産業」CCCS 、スタートアップから経営戦略を農業24次産業化で推進を提言
日本初のクラウドファンディングの専門会社、株式会社クラファン総研株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:板越ジョージ/以下:クラファン総研)代表で、佐賀大学客員教授の板越ジョージは、資源循環で農業の持続可能性を支えるバイオマス産業都市” 佐賀市が立ち上げ日本全国から注目を集めている、新しい資源循環による産業(サーキュラエコノミー)創出により持続可能な社会を形成することを目的にした、 産官学金の交流を促すプラットフォーム『Co-Creation Circular-Eco SAGA(通称 CCCS)』のウェビナー「共に創る未来の産業 ~CCCSプログラム・農業のRe デザイン~」の基調講演とパネルディスカッションを行いました。今後は農業の6次産業に加えて、さらに4次産業として、DX(デジタルトランスフォーメーション)とクラウドファンディングを活用することで商品の付加価値を高め、地域を活性化し、地域ブランドを向上する取り組み「農業24次産業化」とCCCSで、「JAPANブランド」として、全国・海外進出する農業事業者を支援し推進していきますのでお知らせします。
Co-Creation Circular-Eco SAGA(通称CCCS)とは
2014年 7月に「佐賀市バイオマス産業都市構想」を策定し、廃棄物であったものがエネルギー及び資源として 価値を生み出しながら循環するまち「バイオマス産業都市さが」の実現をめざして様々な取り組みを行なう佐賀市。 CCCSとは、持続可能な社会実現に向けて、新たなビジネスを創出していくためのに企業や関係機関などの交流を促すプラットフォームです。2021年 3月19日に開催された、約700名が視聴したウェビナー「共に創る未来の産業 ~CCCS プログラム・農業の Re デザイン~」で、基調講演をとパネルディスカッション、オンライン見学会などが行われました。
垣根を超えて、集まり、情報を発信する、活動する場所
基調講演では、弊社代表の板越ジョージが、日本の農業を発展させるためには何ができるのか。現在、1次産業・2次産業・3次産業を掛け合わせた6次産業は定着してきています。その6次産業に、DX(デジタルトランスフォーメーション)やクラウドファンディングを4次産業として掛け合わせる24次産業により、地方からの全国展開や海外進出をめざせると述べました。
パネルディスカッションでは、最前線で活躍する多彩なパネリストが登壇。A-noker、三井住友銀行、三井住友海上火災保険、誠和、テラスマイル、天地人、クラファン総研、計7社によってトークが繰り広げられました。
農業を切り口にトークテーマを設定。「環境への調和」「テクノロジーによる農業のサポート」「人やお金の経営資源を呼び込むためには」という3つの観点で、各社が課題解決のモデルケースを提示しました。
A-noker 代表の安東浩太郎さんより、災害に よる農業被害の実情、産業廃棄物処理業などを行なう谷田建設とともに手掛ける佐賀平野のクリークから撤去された水草の有効活用プロジェクトについて、自動カーテン装置全国 シェア No.1 のメーカー誠和の大出浩睦さんから、自社の事業やスマート農業技術の開発・実証プロジェクト、農林水産省の「みどり の食料システム」戦略、SDGs のスコアリング技術のサービス化について、また、誠和とともに研究を行なっているJAXAベンチャー・天地⼈の櫻庭康⼈さんが登壇。世界中の衛生データを分析し、地上のデータと掛け合わせて気候変動に対応できる栽培方法やその土地に合う品種の選定などに活用していく取り組みについて、説明してくださいました。
また、戦略・教育支援のためのデータ基盤の提供及び、農業経営者・産地が活用するための分析 サービス提供を展開するテラスマイルの生駒祐一さんが、農業のデジタル化を行なう意義、スマート農業実証プロジェクトの実例、 ワークショップをはじめとするデータの活用例を話してくださいました。
全国120 を超える自治体と連携協定を結び、地域課題解決を支援する三井住友海上(RobiZy 創設者)の北河博康さん が登壇。ロボットを活用するための課題を解決するためのNPO 法人ロボットビジネス支援機構
(RobiZy)の活動、担い手不足をカバーする農業用ロボットの活用例、アグリドローンによる高付加価値化の例になどについて語ってくださいました。
6次産業の観点でいえば、商品づくりや販路拡大の分野でもロボットは活用されているだけでなく、いい人材が農業分野に入ってきやすくなっていると、北河さんは感じているそうです。ロボットには夢もあり、過酷な環境での作業を ロボットに任せることができれば、人はよりクリエイティブな仕事に時間をさけるなど、ロボットを活用することで新しい価値が創造され始めています。
三井住友銀行で農業を担当している山北さんから、SMBCグループの取り組みや金融としての農業の関わり方についてのお話をいただきました。SDGsとESG 投資 について、持続可能な農業を実現 するために必要なこと、SMBC グループで立ち上げた農業法人の 取り組みなどが紹介されました。 これらの取り組みに対して、農業界でも金融経済教育が課題であることから、セミナー参加者より、SMBCグループが金融教育に取り組んでいることについて興味が示されました。1つの作物が作られて消費者に届くまでの過程がわかりづらい世の中になっている昨今、お金の動きまで含めて繋がりの “見える化” が進んでおり、そのような観点で意見を交わせたことは、有意義なものになったのではないでしょうか。
パネルディスカッション終了後、佐賀市より「CCCS すごかガー デン構想」を通して資源循環と農業が繋がるグリーンコミュニティ 活動を行なっていく計画があること、産官学金さまざまな繋がりを持ち、佐賀の農業をさらに強くし て、いくための取り組みを展開していくことが説明されました。
佐賀市では、もっと大きな繋がりを構築していくため、スマート農業、未来産業を協創できる場の提供ができる場の参加者を求めています。今後も佐賀市の取り組みに注目し、新たな産業に興味ある方は、アーカイブの下のアンケート回答すれば参加可能ですので、ぜひ参加してみたらいかがでしょうか?
詳細はこちら http://ccc-saga.com/
ウェビナーのアーカイブはこちら http://ccc-saga.com/topics/994/
農業24次産業化のサポート体制
今回のウェビナーを通して、スタートアップにはクラウドファンデシングが必要であることが再認識されました。それを含む農業24次産業化は、「何から始めたら良いのかわからない」「事業プランを作成できない」「クラウドファンディングができるかできないかわからない」「ストーリーや動画を作るのが難しい」、また自分自身が「専門知識を身に付けるにはどうしたら良いのか」…などを解消する必要があります。
そのため、弊社では24次産業化に関する「相談センター」「コンサルタント」が、初回30分のオンライン無料相談やコンサルを行います。専門家が伴走することで、労力の削減、在庫の削減や収益アップを支援します。また、多くの事業者が頭を抱える、費用に関する問題も、助成金などの利用を案内し、課題の解決をサポートします。24次産業化に関する「相談センター」「コンサルタント」は、弊社が呼称認定する「クラウドファンディングコンサルタント®︎」が担当します。
なお、本件についての諸情報は
ウェブサイト(http://www.crafun.co.info)の「農業24」(https://bit.ly/3w6rTuj)をご参照ください。
代表者について
板越ジョージ
代表取締役社長、佐賀大学客員教授
東京生まれ。都立高校卒業後、1988年渡米。University of South Carolina 卒業。中央大学大学院戦略経 営研究科修了(MBA)、 同大学院総合政策研究科博士後期課程修了。博士(学術)。1995年、NYで起 業。上場寸前までいくが9.11の影響で倒産を経験。その後、NYで海外進出を支援するGlobal Labo, Inc.を 設立し、海外進出を目指す企業やアーティストなどにコンサルティングを行う。「クラファン®」の名付け親。経産省・中小企業庁「あたらしい担い手」研究会委員。中小企業アドバイザー(中小機構)。
(掲載資料)農業24次産業化モデル」出典:クラファン総研株式会社提供資料
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クラファン総研株式会社
〒107-0062 東京都港区南青山3丁目15-9 MINOWA表参道3F125
問い合わせ:souken@crafun.co.jp
HP: http://www.crafun.info
PR担当:経営戦略室
お問い合わせ:取締役 野口
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