グラミン日本とニホン継業バンク、シングルマザーや非正規職で働くシングル女性の経済的自立支援に向けた連携をスタート
~事業承継してビジネスを展開する“継業”を希望する女性への支援~
一般社団法人 グラミン日本(理事長:百野 公裕、所在地:東京都中央区、https://grameen.jp/ 以下「グラミン日本」)は、小規模事業者の後継者課題を解決するプラットフォーム・サービス「ニホン継業バンク https://keigyo.jp/ 」を運営する、ココホレジャパン株式会社(代表取締役:浅井克俊、所在地:岡山県岡山市)と連携し、第三者が事業承継してビジネスを展開する“継業”を希望する対象者への支援を行うことになりましたので、お知らせいたします。
■取り組みの背景
現在、日本において 6人に1 人が「相対的貧困」にあるとされており、世帯別の相対的貧困率は母子世帯が約5割と、突出して高い状況が問題視されています。また、新型コロナウイルス感染症の拡大が続く中、シングルマザーや非正規職で働くシングル女性からは、子育てをはじめとするライフスタイルにあった柔軟な働き方と家計への経済的な影響が課題として挙げられています。
このような状況の中、グラミン日本はココホレジャパンと連携することにより、「ニホン継業バンク」を利用して事業を承継したいと希望する方に、できる限りの低金利、無担保での少額融資、金融トレーニング、電力の無料提供(1年間)などの支援を実施することといたしました。この支援によって、経済的な不安を抱えるシングルマザーや非正規職で働くシングル女性が経済的そして自分に合ったワークライフバランスを築くことで自立し、多様な地域の担い手として活躍する社会を目指します。
■支援の概要
<少額融資の申し込みフロー>
<グラミン日本、ココホレジャパンの役割>
<支援対象者>
- シングルマザー、非正規職で働くシングル女性
- 地域の担い手として、事業を引き継ぎ、いきいきと働く意欲のある方
- 現在の収入が一定ライン以下の方(現在の収入が生活保護基準の1.8倍以内であることが目安)
- 5人1組のグループをつくり、互いに信頼し、助け合うことのできる方
- 規律を守れる方
- 継業に関わる費用の融資
- センターミーティング(継業するまでのフォローアップ)
- グラミンでんき https://minden.co.jp/personal/grameen/ を1年間無料で提供
- 地方に移住をして継業したいが、移住の資金がない、
- 継業した事業で、新しい商品を開発する資金が必要
- 継業した店舗、施設の修繕、設備を整えたい
一般社団法人グラミン日本について https://grameen.jp/
ノーベル平和賞を受賞したバングラデシュの経済学者 ムハマド・ユヌス博士が設立したグラミン銀行の日本版として2018年に設立。「貧困のない、誰もが活き活きと生きられる社会へ」をビジョンに掲げ、生活困窮の状態にある方々に低利・無担保で少額の融資を行い、こうした方々が起業や就労によって貧困や生活困窮から脱却し自立するのを支援するマイクロファイナンス機関です。
これまでの金融ではカバーされなかった人たち、たとえば働く意欲はあっても今は生活が苦しい母子家庭や若者に、生活資金ではなく、「起業や就労の準備のためのお金」を融資します。グラミン日本は、働く場所があるということが真の意味で人を貧しさから救う、そして融資資金はそのための種(シード)になると考えています。
ココホレジャパンについて
岡山県・瀬戸内海地域を拠点にし、地方創生、SDGs領域に専門性を持つコンテンツ制作プロダクション。
岡山を代表する魚「ままかり」をアンチョビ風にアレンジした「ままチョビ」の商品化。施設に玉ねぎのクレーンゲームを設置するなどした淡路島のタウンプロモーション「おっタマげ!淡路島」など、地域ならではのユニークなプロモーションを企画・展開している。2020年1月にニホン継業バンクを公開。
▼「ニホン継業バンク」概要 https://keigyo.jp/
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