『日米がん撲滅サミット2020』世界の中村祐輔氏の講演が決定!
『日米がん撲滅サミット2020』(https://cancer-zero.com)がいよいよ2020年11月15日(日)午後1時、東京ビッグサイト会議棟7F 国際会議場で開催される。
世界レベルという意味でも、今大会注目はもちろん中村祐輔氏(内閣府戦略的イノベーション創造プログラムディレクター、公益財団法人がん研究会がんプレシジョン医療研究センター所長)その人であろう。
1991年に大腸がん抑制遺伝子APCを発見。2001年に遺伝情報を網羅的に調査して遺伝子の変異によって引き起こされる多様性疾病との関係を明らかにするゲノムワイド関連解析・手法を開発。2002年にこの手法を用いて心筋梗塞を引き起こす遺伝子変異を発見。
こうした功績は世界が認めるところとなり、またたく間に世界の中村祐輔氏が誕生したのである。
同氏の事績については様々なところで解説されているため、ここではあえて詳細には触れないが、現在、世界の潮流であるプレシジョンメディシンに先行してオーダーメイド医療の概念を提唱した最初の日本人であるということのみ触れておきたい。つまり発想が世界レベル、世界を動かすレベルなのである。
しかも、このオーダーメイド医療を主導したのは米国のオバマ大統領の医療政策アドバイザーとして活躍していたマーク・J・ラテイン教授だ。
ちなみにマーク・J・ラテイン教授は『日米がん撲滅サミット2020』でもリモート講演が決定しているが、中村祐輔氏はこのラテイン教授の部下であると共に盟友でもある。
そして、もう1つ特筆するとすれば、がん細胞が発現する『ネオアンチゲン』というがん抗原体を投与。免疫細胞をコントロールしてがんを攻撃する「ネオアンチゲン療法」の推進者である。
おりしも昨年の2019年9月19日には講談社の講談社+α文庫より『がん消滅』というタイトルの書籍も刊行され、大絶賛の声が各界から上がっている。
これは遺伝子を利用したゲノム医療の時代が到来したことや、さらにがん医療は日本の一部の医療者がいかに否定してみせようとも新たな免疫療法の時代に突入したことを告げる画期的な書籍で、多くの医療者や患者の皆さんが待望する著作である。
『日米がん撲滅サミット2020』では中村祐輔氏によって、このネオアンチゲンに関する最新の情報や内閣府が推進するAIホスピタルの最前線の情報が発表される予定とのことだ。
その中村祐輔氏は言う。
「コロナ感染の拡大によって、世の中はすっかり様変わりしてしまいました。コロナ感染にだけ焦点が当たっていますが、がん医療にも大きな影を落としています。移動に対する自粛要請に加え、移動中や医療機関内での感染を恐れて、受診を控える動きが広がっています。緊急事態宣言下では、がん検診も止まっていました。コロナ感染を回避することは大切ですが、がんはそんなことにお構いなしに、われわれの体の中で広がっていきます」
さらに同氏は続ける。
「がん検診が6か月遅れることによって、治癒可能ながんが手の付けられないところまで広がっていることもあり得ます。また、抗がん剤治療中のがん患者さんは免疫機能が落ちており、重症化のリスクが高くなっていますので、医療機関を受診することに抵抗が生まれます。しかし、必要な治療を受けなければ、がんは確実に患者さんの体を蝕んでいくんです。臨床試験も、実施が大変になってきています。コロナ感染下でのがん医療を含めた医療供給体制を考えなければなりませんが、行政はそこまで考える余裕がありません」
確かに新型コロナウイルスはがん患者の皆さんにとっても脅威である。だが、メディアを見れば新型コロナウイルス一色で、あたかも日本からがんを含む他の難病の問題など消え去ってしまったかのようである。そのことを踏まえて中村祐輔氏はこう締めくくった。
「そんな環境下でも、自分の健康を維持し、自分の病気を治すためには、個人個人が、自分の病気と向き合って闘っていくしかありません。多くの困難に直面している今こそ、がんを撲滅して、がんから命を守るための活動を継続していくことが重要です。がん患者さんや家族だけでなく、さまざまな分野の方たちが声を上げてがん撲滅に協力して取り組むことが求められます」
そして『日米がん撲滅サミット2020』開催にあたり、患者の皆さんにこんなメッセージを送ってくれた。
「ひとり一人ではできないことでも、多くの方が集まれば、大きな岩でも動かすことが可能となります。こんな時代だからこそ、力を合わせてがん撲滅に向けて大きな流れを作りましょう」
日本を国内と世界の両方から見つめてきた中村祐輔氏の情熱と魂の込められた講演を聞くことのできる絶好の機会である。皆さんもぜひ参加されてみてはいかがだろうか。
入場は無料だが、事前のエントリーが必要。9月9日(水)午後3以降、大会HP(https://cancer-zero.com)『入場エントリーバナー』より、ぜひお申込みいただきたい。今大会は新型コロナウイルス対応のため、350名の募集となる。
【大会事務局】
アライアンス・フォーラム財団
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-3-11 日本橋ライフサイエンスビルディング5階
なお、お問い合わせは大会公式HP(https://cancer-zero.com)の『お問い合わせコーナー』より、すべてメールにて受付けており、電話でのお問い合わせは一切受け付けていない。
世界レベルという意味でも、今大会注目はもちろん中村祐輔氏(内閣府戦略的イノベーション創造プログラムディレクター、公益財団法人がん研究会がんプレシジョン医療研究センター所長)その人であろう。
1991年に大腸がん抑制遺伝子APCを発見。2001年に遺伝情報を網羅的に調査して遺伝子の変異によって引き起こされる多様性疾病との関係を明らかにするゲノムワイド関連解析・手法を開発。2002年にこの手法を用いて心筋梗塞を引き起こす遺伝子変異を発見。
こうした功績は世界が認めるところとなり、またたく間に世界の中村祐輔氏が誕生したのである。
同氏の事績については様々なところで解説されているため、ここではあえて詳細には触れないが、現在、世界の潮流であるプレシジョンメディシンに先行してオーダーメイド医療の概念を提唱した最初の日本人であるということのみ触れておきたい。つまり発想が世界レベル、世界を動かすレベルなのである。
しかも、このオーダーメイド医療を主導したのは米国のオバマ大統領の医療政策アドバイザーとして活躍していたマーク・J・ラテイン教授だ。
ちなみにマーク・J・ラテイン教授は『日米がん撲滅サミット2020』でもリモート講演が決定しているが、中村祐輔氏はこのラテイン教授の部下であると共に盟友でもある。
今大会は世界を代表するがん医療界の重鎮が参加するひじょうに画期的かつ有意義なものとなるだろう。
そして、もう1つ特筆するとすれば、がん細胞が発現する『ネオアンチゲン』というがん抗原体を投与。免疫細胞をコントロールしてがんを攻撃する「ネオアンチゲン療法」の推進者である。
おりしも昨年の2019年9月19日には講談社の講談社+α文庫より『がん消滅』というタイトルの書籍も刊行され、大絶賛の声が各界から上がっている。
これは遺伝子を利用したゲノム医療の時代が到来したことや、さらにがん医療は日本の一部の医療者がいかに否定してみせようとも新たな免疫療法の時代に突入したことを告げる画期的な書籍で、多くの医療者や患者の皆さんが待望する著作である。
『日米がん撲滅サミット2020』では中村祐輔氏によって、このネオアンチゲンに関する最新の情報や内閣府が推進するAIホスピタルの最前線の情報が発表される予定とのことだ。
その中村祐輔氏は言う。
「コロナ感染の拡大によって、世の中はすっかり様変わりしてしまいました。コロナ感染にだけ焦点が当たっていますが、がん医療にも大きな影を落としています。移動に対する自粛要請に加え、移動中や医療機関内での感染を恐れて、受診を控える動きが広がっています。緊急事態宣言下では、がん検診も止まっていました。コロナ感染を回避することは大切ですが、がんはそんなことにお構いなしに、われわれの体の中で広がっていきます」
さらに同氏は続ける。
「がん検診が6か月遅れることによって、治癒可能ながんが手の付けられないところまで広がっていることもあり得ます。また、抗がん剤治療中のがん患者さんは免疫機能が落ちており、重症化のリスクが高くなっていますので、医療機関を受診することに抵抗が生まれます。しかし、必要な治療を受けなければ、がんは確実に患者さんの体を蝕んでいくんです。臨床試験も、実施が大変になってきています。コロナ感染下でのがん医療を含めた医療供給体制を考えなければなりませんが、行政はそこまで考える余裕がありません」
確かに新型コロナウイルスはがん患者の皆さんにとっても脅威である。だが、メディアを見れば新型コロナウイルス一色で、あたかも日本からがんを含む他の難病の問題など消え去ってしまったかのようである。そのことを踏まえて中村祐輔氏はこう締めくくった。
「そんな環境下でも、自分の健康を維持し、自分の病気を治すためには、個人個人が、自分の病気と向き合って闘っていくしかありません。多くの困難に直面している今こそ、がんを撲滅して、がんから命を守るための活動を継続していくことが重要です。がん患者さんや家族だけでなく、さまざまな分野の方たちが声を上げてがん撲滅に協力して取り組むことが求められます」
そして『日米がん撲滅サミット2020』開催にあたり、患者の皆さんにこんなメッセージを送ってくれた。
「ひとり一人ではできないことでも、多くの方が集まれば、大きな岩でも動かすことが可能となります。こんな時代だからこそ、力を合わせてがん撲滅に向けて大きな流れを作りましょう」
日本を国内と世界の両方から見つめてきた中村祐輔氏の情熱と魂の込められた講演を聞くことのできる絶好の機会である。皆さんもぜひ参加されてみてはいかがだろうか。
入場は無料だが、事前のエントリーが必要。9月9日(水)午後3以降、大会HP(https://cancer-zero.com)『入場エントリーバナー』より、ぜひお申込みいただきたい。今大会は新型コロナウイルス対応のため、350名の募集となる。
『日米がん撲滅サミット2020』のお問い合わせは以下の通り。
【大会事務局】
アライアンス・フォーラム財団
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-3-11 日本橋ライフサイエンスビルディング5階
なお、お問い合わせは大会公式HP(https://cancer-zero.com)の『お問い合わせコーナー』より、すべてメールにて受付けており、電話でのお問い合わせは一切受け付けていない。
すべての画像
- 種類
- イベント
- ダウンロード