【ママたちに聞いた】令和の小学生の防災・防犯のホンネ

新生活を間近に控えたこの時期だからこそ気になる、子どもと離れている間の心配事や対策

TAG株式会社

TAG株式会社(本社:東京都練馬区、代表取締役:北尾幸弘/嶋田紀之)が運営サポートするママ向け防災メディア『いつもしも』(https://itumosimo.jp/)は、このたび、7名のママにWebインタビューを実施致しました。

『いつもしも』がスタートして、もうすぐ4年。これからも防災に関するリアルな不安や不満、最新の事情をキャッチしていきたいとの思いで始まった企画が「いつもしも部」です。


初回は、全国各地からご参加いただいた7名のもも友さん(=いつもしもの読者さま)たちに、事前のアンケートも含め、率直なご意見を伺いました。
 


子どもの防災を考える時、まずは「お子さんができること、お子さんにとって難しいこと」を把握することから始めると、何が必要なのかが見えてきます。

そこで、今回のインタビューでは、まず以下のような質問をしました。
  • お子さんが1人でできること
  • 子どもだけで外出する事はあるか
  • 子どもだけで外出させる際、安全のためにしている事、決めている事
子どもだけで外出することがあると答えた6名のママは、約束事など全員なにかしらの対策をしていると回答されました。

ただ、口頭で約束していても、子どもの方に約束を守れない事情が生じることもあります。
そんなときに助けてくれるグッズを持たせているかどうかを伺いました。
  • 「子どもだけで外出させる際、持たせているものはありますか」


約半数のママがなにかしら持たせているという結果になりました。

 

具体的には、やはりGPSを持たせている方が多いようです。
中には、お子さんのメンタルケアのためのミニライトや、防災メモ(緊急連絡用メモ)を持たせているという回答も。

『いつもしも』で配布しているオリジナルの「おたすけミニブック」を使ってくださっている方もいらっしゃいました。

持たせているママが多かったGPSについて、さらに詳しく伺いました。
  • 「外出時、GPSやケータイなどを持たせていますか」


約半数のママが持たせているという結果に。実際に使っているGPSやケータイも教えていただきました。

 

今回のインタビューでは、キッズ携帯よりもGPSを持たせている方が多数派でした。

シンプルに位置情報だけを受け取れるタイプと、テキストや音声のやり取りができるタイプがありますが、GPSに求める機能についても、ママたちのホンネの声が寄せられました。

「小学校で禁じられているのでやめましたが、文字のやり取りができるものもいいなと思います」
「うちは家から学校が近いのでGPSで十分なんです」
「キッズ携帯のGPSは、GPS単体のものより精度が粗いかも…」
「電話するのはお留守番のときや何かあった時くらいですが、やっぱり便利だなと思います」

GPSとしての位置情報の正確さはもちろん、もしもの時には子どもと最低限の意思疎通ができるものが求められているようです。

「いつもしも」の記事では、それぞれのGPSを使った感想やメリット、デメリットなども詳しく紹介しています。
■子どもの留守番や放課後遊びどうしてる?令和版・ママの不安と対策

 https://itumosimo.jp/club01-int-alone/


続いて、子どもの留守番についても伺いました。
  • 子どもだけで留守番をすることはあるか
  • 留守番中のルール
留守番をさせているかどうかは、住居が戸建てか集合住宅かということの他にも、子ども自身の性質によって左右されるようです。

留守番中の防犯ルールについては、「インターホンに出ない」が多いという結果に。他には「火や刃物を使わない」「ベランダに出ない」といった事故・怪我を防止する目的のルールが目立ちました。
  • 「子どもだけで留守番中に被災した場合に備えてやっている/やりたいと思っている防災対策はありますか」


具体的な対策として、家具の固定親への連絡方法子どもだけで身を守る方法を教えているというママが多かったです。

小学生になると、いつでもママがそばにいられるとは限りません。

離れているときも、家の中を安全な場所にしておくことや、連絡の取り方、もしもの時に子どもが自分で自分の身を守れるように対策したいという、ママたちのニーズを感じました。
  • 他にも気になるママたちの疑問
ママたちから気になる疑問を募ったところ、
  • 美味しい非常食が知りたい
  • 停電時にできる遊びが知りたい
といった声が寄せられました。

「いつもしも」からは、おすすめの非常食として、おにぎりタイプのアルファ米発熱剤付きの非常食、いつも食べている馴染みのお菓子の長期保存版をご紹介。

停電時にできる遊びは、明かりの備えやカードゲームケミカルライトやおまけのミニ図鑑をお見せしました。
 
  • Webインタビュー実施後の参加者の声
「いつもしも部」第一回企画のWebインタビューは、「いつもしも」のサイトやSNSを見てくださっている読者やフォロワーの皆さまと交流してリアルな声を聞くという、初めての試みでした。

オンラインの開催ではありましたが、飲み物を片手にママ友と情報交換するような感覚で、和気あいあいと進み、実施後のアンケートでは、なんと満足度100%という嬉しい結果を頂戴しました。

参加してくださったママたちの感想は、
「時間があっという間で、もっとお話しを伺いたかったです。」
「子どもにGPSを持たせていたりなど勉強になるお話しが聞けて良かったです。」

そして、今回のようなイベントがあればまた参加したいですか?という問いに対しても
「防災についてもっと知識を深めたいです。他の皆さんとも色々お話ししてみたいです。」
「防災の話をする機会がなかなかないので、為になるのでまた参加してみたいです。」

という大変前向きな声が多く寄せられました。

そこから見えてきたのは、

ママたちが、防災を堅苦しくなく「こうやってるけど、そっちと迷った」「そうそう」「あーわかる!」と共感し合いながら話せる機会は、実はあまりないのかもしれないということです。

今回はオンライン形式でしたが、子育て中のママ同士が、気軽に防災について話したり交流できる場が求められていると感じました。
  • 「いつもしも」の決意
子どもが成長にするにつれ、子育ての悩みはどんどん変化していきます。
まして、子どもの防災・防犯対策となると、ママの目線と子どもの目線が交わるところを探っていくという、独特の難しさがあります。

「いつもしも」としては、ママたちから具体的な悩みや対策を伺えたことで、

■住んでいる土地やお子さんの年齢・性質によって必要な防災は変わってくるということ
■子どもと離れているときの不安・心配は尽きないという点はママたち共通であること

という、真逆に見えるこの2つの観点が、どちらも「子どもとママの防災」には欠かせないという思いを強くしました。

今後も「いつもしも」は、実際に子育てしているママたちのお話を伺うなど、子どもとママの不安に寄り添いながら、無理なくできるリアルな防災情報を発信してまいります。
  • インタビュー概要
■募集方法:いつもしも各公式SNSから応募フォームによる申し込み
■募集要項
・6〜10歳くらいのお子さんのいるママ
・防災など「もしも」の備えに興味はあるけれど、何をして良いかわからない方
・事前のアンケートと当日のWebインタビューに期日を守ってご参加いただける方
■参加人数:7名
■開催方法:オンライン(Zoom)
■開催日時:2023年2月1日 10:30〜(約1時間)

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業種
情報通信
本社所在地
東京都練馬区豊玉北5-29-4 井門練馬ビル9階
電話番号
03-6914-7953
代表者名
北尾幸弘
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2015年01月