幸福に感じているラクロス関与者は一般層の2倍
日本のラクロスコミュニティの価値観や意識に関する『ラクロス統計調査2022』の結果公開について
これからの日本のラクロスを発展させるためには、スポーツ競技としてのラクロスだけでなく、文化・コミュニティとしてのラクロスの価値を高め、社会に発信していくことが重要だと考えています。そのために、本調査では「ラクロスコミュニティが今何を感じ、考えているのか」を明らかにしました。
今後、ラクロスコミュニティの価値観や意識に関するマーケティングリサーチを年一回、定期的に実施することにより、JLAの事業の立案、実行、検証のプロセスの質を向上させ、JLAの理念の追求とビジョンの推進への取り組みを強化していきます。
■調査結果要旨
・ラクロス関与者の幸福度(Well-being)について、約6割が8点以上(10点満点)を回答している。2011年度の国民生活選好度調査では、8点以上の回答は約3割であった。
・ラクロス選手に対するイメージについて、「競技スタイル」「身体的魅力」の値が比較的高く、身近なプロスポーツ選手と比較し、「見た目がかっこよく、スタイリッシュである」と知覚されている。
・ラクロスのブランド構成ワードは、「Lacrosse Makes Friends」が第一想起であり、所属チーム以外のラクロス関係者との交流をしている人は約半数の48%である。
■調査概要
【調査名】
ラクロス統計調査2022
【調査対象】
日本ラクロス協会会員(元会員を含む)
【調査期間】
2022年10月17日(月)~12月31日(土)
【調査方法】
Webアンケートツールを用いたオンライン調査
【調査項目】
人口統計的特性、ラクロス経験等関連項目、ラクロスエンゲージメント関連項目(態度的・ 行動的)、ラクロスブランド関連項目、幸福度、推奨度(NPS)
【有効回答数】
2,644人
【調査担当者】
公益社団法人日本ラクロス協会
藤本淳也 大阪体育大学 体育学部 教授
【調査協力】
川上祐司 帝京大学経済学部 教授
福田拓哉 新潟経営大学客員教授/熊本バスケットボール株式会社代表取締役社長
■大阪体育大学 大学院スポーツマネジメント分野 スポーツマーケティング研究室 藤本淳也 教授コメント
この調査よって、日本ラクロス協会(JLA)が有する主要なラクロスコミュニティーの特性と意識が初めて明らかになりました。重要なことはこのデータを読み解き、課題を把握して解決に努め、未来価値創造のための戦略を議論することです。その主体となるのは日本ラクロス協会(JLA)とラクロッサーのみなさんです。本研究室も詳しい分析を進めながら、日本ラクロス界の発展とラクロッサーのWell-being向上に貢献できるよう努めて参ります。
■調査レポート詳細
下記よりダウンロードください。
https://www.lacrosse.gr.jp/img/cms/survey2022_0622.pdf
■公益社団法人日本ラクロス協会について
日本で最初のラクロスチームができた翌年の1987年に設立された。2018年には日本ラクロスの国内統括団体として一般社団法人の登記を行い法人化。全国の男女約350チーム、競技人口約16,000人、延べ競技人口は約100,000人。近年、小中学生に向けての普及イベントを多数実施している。2025年/2026年のラクロス世界大会の日本開催、及び、2028年のロサンゼルスオリンピックの競技化を目指し、国内外でのラクロス普及活動を展開。
・日本ラクロス協会HP: https://www.lacrosse.gr.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 調査レポート
- ビジネスカテゴリ
- スポーツマーケティング・リサーチ
- ダウンロード