米中で熾烈な開発競争となっている『自動運転』

三井住友DSアセットマネジメント株式会社(代表取締役社長 兼 CEO:猿田隆)は、経済イベントや市場動向に関するマーケットレポートを日々発行しております。このたび、マーケットレポート「米中で熾烈な開発競争となっている『自動運転』」を2020年10月27日に発行いたしましたので、お知らせいたします。
<今日のキーワード>

米中対立は今やメディアで取り上げられない日がないくらいに激化しています。このところ米側のハイテク分野での対中強硬姿勢が目立っていますが、これは中国の技術開発の早さに対する米側の警戒心の表れだと考えられます。本稿では、中国の台頭が目立ってきている技術分野に焦点を当て、シリーズとして現在の米中の開発状況を確認してみます。3回目となる今回は、『自動運転』です。

【ポイント】世界中で開発が進むなか、国策で優勢をめざす中国

■世界の主要自動車メーカーの他、テスラのような新興の自動車メーカーや、米グーグル、中国の百度(バイドゥ)のようなITプラットフォーマー、更にはウーバーやリフトのようなライドシェア企業等が、新興企業も含めて幅広く提携等の合従連衡を行って開発を進めています。開発に欠かせないテスト走行が様々な土地・環境で幅広く行われており、技術開発が日々進んでいます。
 

 

 

 

【今後の展開】新型コロナウイルス流行の影響で、テスト走行の進捗に米中で差が出始めている

■中国では、北京や上海、広州など、多くの都市でレベル4のテスト走行を行っており、報道によれば市内を走る車両の20%が自動運転車になっている都市がいくつもあると伝えられています。新型コロナウイルスの感染拡大抑制に成功しているだけに、ウイルスの影響はあまり受けずにテスト走行が出来ている模様です。

 

■一方、米国では、新型コロナウイルスの流行によって市街地でのテスト走行が停止されるケースが相次いだ模様です。ウェイモのような大手では、独自の施設でテスト走行を進めているようですが、中国のように市街地の走行データを集めることは難しくなっている模様です。

※個別銘柄に言及していますが、当該銘柄を推奨するものではありません。


重要な注意事項
・当資料は、情報提供を目的として、三井住友DSアセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。
・当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。
・当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。
・当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。
・当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。
・当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。
・当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。


【三井住友DSアセットマネジメント株式会社について】
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第399号
加入協会:一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、
一般社団法人第二種金融商品取引業協会

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://www.smd-am.co.jp/
業種
金融・保険業
本社所在地
港区虎ノ門一丁目17番1号 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー26階
電話番号
03-6205-0200
代表者名
猿田 隆
上場
-
資本金
-
設立
-