ハッキングされたFacebookアカウントはダークウェブで75ドルで販売されています - NordVPNの調査結果
日本は個人データを盗むハッカーのソフトターゲットになっています。
ダークウェブでは、何でも売買できると言われています。Privacy Affairsの研究者らは、悪名高いネットワークであるダークウェブを調査してアカウントを特定できる素材とその価格を調べ、データ収集を行いました。その結果は「Dark Web Price Index」で発表されています。
インターネットユーザーは、自分はハッカーにとって価値がないと考えがちですが、そうではありません。最近、日本のユーザー40万人分のFacebookデータが流出したことから、フィッシングメールやSMSを使ったスミッシングによって、ハッキングされたアカウントがより大きな問題につながることが多いことが明らかになりました。さらに、世界では3人に1人がソーシャルメディアを利用しており、70%の人が少なくとも1枚のクレジットカードを所有しています。これらの情報は、アンダーグラウンド市場では貴重なデータとなります。
調査結果
同指標によると、ハッキングされたFacebookのアカウントを手に入れるためには平均で74.5ドル、Instagramのアカウントは55.45ドル、Twitterのアカウントは49ドルの費用がかかるとのこと。ハッキングされたGmailアカウントの値段が最も高く、平均155.73ドルでした。
クレジットカードの詳細情報はわずか12ドルからで、PINコード付きのマスターカードの複製は15ドルという低価格で販売されています。また、ハッキングされたオンラインバンキングのログイン情報も100ドルで購入できます。NordVPNのデジタル・プライバシー専門家であるダニエル・マルクーソン氏は、「ハッキングされた個人情報が比較的低価格であることから、決済情報やSNSの認証情報は、ハッカーよりもその情報の持ち主にとって高い価値があると言えます」と説明しています。「ただし、この情報は個人情報の盗難を含む多くの不正行為で使用される可能性があるため、こうした情報に対する保護を過小評価してはいけません」
オンラインアカウントがハッキングされる仕組み
脆弱なパスワードは、オンラインアカウントがハッキングされる主な原因のひとつです。NordPass社の調査によると、個人の電子メールに固有のパスワードを使用している回答者は半数以下で、ソーシャルメディアのアカウントに固有のパスワードを設定しているユーザーは約35%にとどまっています。
NordVPNの市場調査による日本の回答者の25%だけがVPNソフトウェアについて聞いたことがあり、オンラインデータを保護するために何らかのVPNサービスを定期的に使用しているのは12%だけでした。それに比べて、DataProt.netのデータによる、世界中のインターネットユーザーの31%が定期的にVPNを使用しています。
サイバーセキュリティソフトの重要性に対する認識の欠如により、日本は、個人データを盗むハッカーのソフトターゲットになっています。主にハッカーは、セキュリティで保護されていない公共のWi-Fiを使用して、人々のデバイスを監視し、パスワードで保護されたオンラインデータなどを盗みます。
NordVPNについて
NordVPNは、他のVPNサービスに比べてよりセキュリティを重視する世界最先端のVPNサービスプロバイダで、ダブルVPN暗号化や、マルウェアブロック、Onion Over VPNを提供しています。製品は非常にユーザーフレンドリーで、市場でも破格の料金でサービスをご利用いただけます。さらに日本国内に80台以上のサーバーネットワークを提供するとともに、世界中に5,500台以上のサーバーを持ち、P2Pにも対応しています。。また、ノーログポリシーはNordVPNの重要な特長のひとつです。詳しくはこちらをご覧ください: https://www.nordvpn.com/ja/
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