Jabra、世界初180°パノラマ4K対応インテリジェントカメラ「PanaCast」から2種類の新製品が登場

会議室での利用に最適な「PanaCast 50」、個人利用に最適な「PanaCast 20」

デンマーク(コペンハーゲン)を本拠とする業務用およびオフィス向け、コンシューマー向けヘッドセットブランドJabra(ジャブラ)を展開するGN Audio A/S社の⽇本法⼈GNオーディオジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表:安藤 靖 以下:Jabra)は、世界初180° パノラマ 4K対応オンライン会議カメラ「Jabra PanaCast」の新しいラインアップとして、会議室での使用を想定したインテリジェントビデオバー「PanaCast 50」と、インテリジェントパーソナルカメラ「PanaCast 20」を発表しました。ニューノーマルな仕事環境における会議でのビデオ、オーディオ、インテリジェンスが刷新されます。

ニューノーマルな生活様式は日常生活だけでなく、私たちの働き方にも影響を与え、既存のオフィスや自宅だけでなく、カフェやサテライトオフィスなどで働くハイブリッドワークが浸透し始めています。世界的なパンデミック以来、チームメンバーそれぞれがさまざまな場所で仕事をすることが増えたことで、よりフレキシブルに多様な方法でコミュニケーションをとることが求められています。特に、ビデオの使用が大幅に増加しており、グローバルの調査によるとコロナ以前はオフィスワーカーの66%が独立型ウェブカメラまたはPC内蔵カメラを使用していましたが、現在では在宅勤務者の86%が使用しています*。Jabra PanaCastシリーズは、企業の柔軟でハイブリッドな働き方をサポートするために設計されており、臨場感のある視界やビデオ映像、世界屈指のオーディオ技術、最先端のAI技術を組み合わせることで、従来のミーティングやコラボレーションを刷新します。

オフィス向けソリューションを選ぶ際、高音質なオーディオか、高画質なビデオか、片方を選択しなければならないことが往々にしてあります。Jabra PanaCast 50は、PCに接続するだけで自動的に必要な設定がされるプラグアンドプレイソリューションを採用することで、臨場感あふれるビデオ体験を提供することができます。

Jabra PanaCast 50
 

◆臨場感のあるビデオ映像とサウンドを実現
PanaCast 50は、AIベースのビデオおよびオーディオストリームと、Jabra独自のAIアルゴリズムの両方を使用して、会議中の動きに応じてフレームを自動的に調整するバーチャルディレクター機能を搭載しており、会議の「ディレクター」の役割を担っています。ビデオストリームをインテリジェントに調整して会議中の動きを追い、発話者と会話の流れを検知しすることで、完全に会議に専念できる臨場感のあるオンライン会議エクスペリエンスを提供します。

高精度なマルチカメラアレイに搭載された3台の13メガピクセルカメラにより、引き込まれるような180°パノラマ4Kで部屋全体を見渡すことができます。鮮明で高精細な、特許取得済みのリアルタイム動画を繋ぎ合わせるリアルタイムビデオスティッチング技術で、高度なアルゴリズムを使用して、ビデオストリームのライブスティッチングをリアルタイムに正確に行います。一人での通話からチーム全体での会議まで、このインテリジェントテクノロジーにより、常に最適な方法で全員が会議に参加できるようなります。

PanaCast 50には、オーディオとビデオ用に特別に設計された2つの最先端のエッジAIプロセッサを含む、9つの強力なエッジプロセッサが搭載されています。この超高度なシステム設計により、オーディオ、ビデオ、データがリアルタイムで統合されます。この機能は、端に位置するユーザーを含めて常に完璧なフレームで表示する「インテリジェントズーム」機能を支えています。バーチャルディレクター機能は、会議の状況に応じてビデオフレームを発言者から発言者へと切り替えます。これにより、リモートの参加者でもディスカッションの状況を把握することが容易になり、気が散ることなくビデオ会議に専念することができます。

◆オンライン参加者へホワイトボードのリアルタイム共有
PanaCast 50は、2つのビデオストリームを同時に配信することができ、1つのビデオストリームで会議参加者に焦点を当てている間に、2つ目のビデオストリームを使用して、ホワイトボードなどの室内の特定の関心領域に焦点を当てることができます。また、この2つのビデオストリームにより、デバイス自体に内蔵されているホワイトボード共有機能を使い、ホワイトボードの内容をリアルタイムに取り込むことができます。会議やレッスン、講義の中でライブ配信することで、すべての会議参加者や生徒がホワイトボードの内容を見て議論に参加することができ、その場にいないことで不利になることはありません。

◆インサイトを活用した意思決定
PanaCast 50は、このような2つのビデオストリームに加えて、独立した常時180°のデータストリームを提供し、匿名の人数メタデータをリアルタイムの数値情報として提供します。PanaCast 50は180°の視野を持っているため、会議室を100%映し出すことができ、会議室にいる全員をカウントすることができます。デバイスが単に人を数えるだけで、個人個人を認識してはいないため、この情報は匿名です。

PanaCast 50のPeopleCount機能は、本機能でカウントした人数を本製品利用者が定義した部屋の定員制限数と比較して、部屋の利用率が定員を超えているかどうかを判断します。人数が定員を超えた場合、PanaCast 50はその場にいる人に視覚的、聴覚的な合図を与え、安全と健全性確保のための適切な判断を促します。規定を超えた場合、その場にいる誰もが即座にリアルタイムで通知を受けることができます。さらに、ネットワークインターフェースを介して、長期的な分析データがIT管理者に提供されるため、企業や組織はミーティングスペースの利用についてデータに基づいた意思決定を行うことができます。また、会議が行われていないときでも、部屋がどれだけ使われているかを把握することができ、今後のオフィススペースの検討にも役立ちます。

◆パワフルなサウンド
PanaCast 50には、8つのビームフォーミングマイクが搭載されており、音声を正確に検出し、ノイズを除去するインテリジェントなアルゴリズムを備えています。ゼロバイブレーションにセットされた2つの50mmウーファーと2つの20mmトゥイーターの合計4つのパワフルなJabra独自設計のスピーカーからの高品位音声で部屋を満たし、最新の双方向オーディオ技術により自然な会話を実現します。また、PanaCast 50は、主要なUCプラットフォームにも対応しています。Microsoft TeamsやZoomで使用できるだけでなく、Microsoft Teams RoomsやZoom Roomsにも対応しており、スムーズな連携を可能にしています。

PanaCast 20

◆高度なセキュリティを確保した、持ち運び可能なビデオデバイス
PanaCast 20は、美しいデザイン、コンパクトさ、そして持ち運びや使用が簡単なパッケージで、場所も含めフレキシブルに働いている方が、高品質で安全なビデオ通話をすることができます。このデバイスには、エッジ処理によりデバイス上で管理されるAIが搭載されており、追加のソフトウェアをインストールすることや、余分なデータをクラウドに送って処理することなく、デバイス上で直接、高度な機能が動作します。すべての機能がデバイス本体内で行われるため、セキュリティ侵害のリスクを大幅に軽減し、スピード、正確性、そして全体的な質を最大限に高めることができます。また、カメラを使用する場合は、レンズカバーが内蔵されているため、プライバシーが守られ、誤ってカメラを「オン」にしたままにすることもなく、ユーザーの「安心感」を高めることができます。

外出先でのセキュリティ確保と同様に、映像や画像の質も重要です。PanaCast 20は、4K Ultra HDビデオ、HDRビデオに加え、パーソナライズされたインテリジェントズームにより、環境に関わらずメインユーザーを常に適切にフレームに収めることができます。また、自動照明補正機能も搭載しているので、時間帯や周囲の状況に関わらず、ビデオ映像は可能な限り最適化されます。

Jabraのインテリジェント・ビジョン・システム シニアバイスプレジデント Aurangzeb Khanは、このように述べています。
「未曾有の時代にはそれに応じたソリューションが必要であり、新しいJabra PanaCast 50とPanaCast 20はまさにそれを実現するものであると信じています。PanaCast 50は、世界をリードするJabraオーディオと、独自の180°の視野、そして部屋の状況を検知する機能を組み合わせた初のビデオバーであり、ニューノーマルな環境下でも全員が参加し、協力しあえるミーティングを実現します。今こそ、オフィスの将来性を考え、フレキシブルかつハイブリッドに働く人たちのための最適なコラボレーション環境を構築し、チームが戻ってきたときに最大限の生産性を確保するための検討を始める時です。世界中の企業や組織の皆様には、Jabra PanaCastインテリジェントデバイスでこれまでにないオーディオとビデオを体験していただきたいと思います。」

製品についての詳細はこちらをご覧ください:https://www.jabra.com/panacast

Jabra PanaCast 50の主な機能と仕様
・ 世界のリーディングカンパニーの業務用オーディオ技術を搭載
・ 安全な距離を保ちつつ180°の視野で参加者全員を映し出す**
・ バーチャルディレクター機能によるリアルタイムでのビデオ調整、より専念できるミーティングを実現**
・ Safety CapacityとRoom Usage Insightsにより、すべての会議室の匿名の稼働率データを一度に生成
・ ネットワークにつながったシステムで、リモートでの管理やデータ送信が簡単
・ ホワイトボードをリアルタイムでストリーミングすることで、より密接なリモート連携が可能
・ 超高度なシステム設計と内蔵の2つのエッジAIプロセッサでインテリジェントな機能を実現
・ プラグアンドプレイで簡単なセットアップと使いやすさを実現
・ 設置は壁掛け、卓上スタンド、スクリーンマウントから選択可能***
・ Microsoft Teams、Microsoft Teams Rooms、Zoom、Zoom Roomsで使用でき、その他の主要なUCプラットフォームにも対応
※2021年6月15日(火)発売開始予定(14万5000円(税抜))
詳しくはこちらをご覧ください:https://www.jabra.com/panacast50

Jabra PanaCast 20の主な機能と仕様
・ カスタマイズされたIntelligent Zoom
・ インテリジェントな明るさ調整
・ ピクチャーインピクチャー機能でメインピクチャー内に別のビデオストリームを設定、統合が可能
・ 4K Ultra、HDRビデオ
・ エッジAIプロセッシングで、より高度なプロセッシングと、場所を選ばないフレキシブルな働き方を可能にするセキュリティの強化
・ プラグアンドプレイ接続で迅速な連携が可能
・ Microsoft Teams、Zoomで使用でき、その他の主要なUCプラットフォームにも対応
※2021年8月1日(日)発売開始予定(3万5000円(税抜))
詳しくはこちらをご覧ください:https://www.jabra.com/panacast20

* Jabra Research w. Kantar: “Work from Home during Covid-19”, November 2020
** Jabra Direct と Jabra Xpressを介してVirtual Director と Intelligent Zoomを選択可能
*** テーブルスタンドとスクリーンマウントは別売り

Jabraについて
Jabraはオーディオ、ビデオ、コラボレーションソリューションの世界的リーダーであり、消費者と企業向けの製品開発のため日々研究を重ねています。GNグループの一員として、その150年にわたる先駆的な取り組みをベースに、卓越したJabraのエンジニアリングがこれまで業界をリードしてきました。この技術開発力により、ビジネス向けにはコンタクトセンター、オフィス、コラボレーションのための統合されたツールを、また消費者向けには通話、音楽、メディアをさらに楽しめる完全ワイヤレスヘッドホンやイヤホンを生み出してきました。GNグループは全世界で6,500人の社員を擁し、2020年の年間収益は134億DKK(約2,302億円)に上ります。Jabraは年間売り上げ87億DKK(約1,495億円)、社員は約1,900人で、ナスダックコペンハーゲンに上場しています。GNグループは、革新性、信頼性、使いやすさを提供し、より良いライフスタイルの実現をサポートします。
www.jabra.com

©2021 GN Audio A/S。全著作権を所有します。 Jabra®はGN Audio A/Sの登録商標です。
その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。(デザインと仕様は予告なく変更される場合があります)。

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会社概要

URL
https://www.jabra.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都港区新橋1-10-6 新橋M-SQUARE7階
電話番号
03-3575-5850
代表者名
安藤 靖
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1986年02月