看護師のスポットバイトマッチング「chokowa」が3期連続でトヨタ・モビリティ基金のMake a Move PROJECTに採択。
最適な看護師をマッチングするchokowaを活用することで、医療依存度が高くハンディキャップを抱える在宅療養者が安心して移動ができる社会を実現する「看護師同行つき外出支援」を実証開始する。
【本件の背景】
当社は、⼈材不⾜や教育に悩む医療介護施設と、得意分野を持つ看護師をマッチングするプラットフォーム「chokowa」(チョコワ)を開発・運営をしています。このプラットフォームを活用し、在宅療養者の移動支援プロジェクトとして「1人では移動が困難な方の移動ニーズを叶える、看護師マッチング移動⽀援プロジェクト」をテーマにトヨタ・モビリティ基⾦のアイデアコンテスト「Make a Move PROJECT」(https://mobility-contest.jp/)に3期連続で採択されました。
https://mobility-contest.jp/mfa-2023-interview/05-2022-final/
【実証成果と振り返り】
フェーズ1では、岡山県を実証フィールドとして、在宅療養者の外出の際に、看護師同行の必要性についての実証を行いました。看護師が付き添うことで、医療依存度の高い在宅療養者でも安心して外出ができることを実証しました。フェーズ2では、他県を実証フィールドとし、実現可能性と持続可能性を追求しました。実証先として、東京都と栃木県でも同様の外出支援を実施することができました。さらにハード、ソフト面のユニバーサルデザインを考える研修として、地域企業の従業員にこの外出支援イベントに参加していただきました。企業の研修の一部として費用をいただくことで、在宅療養者の外出に伴う個人負担を軽減し、社会保障費に頼らない仕組みとしても実証することが出来ました。地域企業と連携することで、持続可能な社会の実現という観点からも、誰もが安⼼して移動ができる「まち」づくりの実現に寄与できると考えています。
ハンディキャップのある方は、「福祉を受ける人」ではなく、「ユニバーサルデザインのアドバイザー」として活躍できると信じています。
【今期フェーズの達成⽬標】
今期フェーズでは、2つの目標をもとに活動していきます
1)地域企業との連携による医療依存度の高い在宅療養者の移動支援モデルの構築
2)サービスアプリ「chokowa」のブラッシュアップ
「1人では移動が困難な在宅療養者の移動を叶える、看護師マッチング移動⽀援プロジェクト」と設定し、医療依存度の高い在宅療養者の移動支援モデルの構築を目指します。外出⽀援を通して以下の短期〜長期ゴールを掲げ、社会保障費の削減という社会的インパクトを実現し、同時に誰⼀⼈取り残さない世界を実現します。
【短期ゴール】 医療依存度の高い在宅療養者に対し、地域企業連携による外出支援企画を実施します。
・在宅療養者の満足感のある外出企画コンテンツと、理想とする自己負担額の把握
・プロジェクトチームの発足 ・企業のアタックリスト作成と、研修コンテンツの確立
【中期ゴール】
持続可能な外出支援モデルを1エリアで確立。他県で同様の仕組みを複数拠点で展開します。
【長期ゴール】
身体的なハンディキャップがあっても「移動」という課題をクリアすることで、住み慣れた地域で安心して、いつまでも暮せる「まち」を作ります。さらに、入院期間の短縮、在宅復帰率の向上により社会保障費を削減します。
2023年は、プロスポーツ観戦の場において実証実験を行いました。
2024年の本フェーズでは、企業(公共交通機関、観光業、医療福祉機器など)・自治体・医療介護事業者との共同事業として取り組んで参ります。全国各地での実証が可能となり、他県での展開も視野に入れた取り組みとなります。
【岡山県 移動支援プロジェクトチームよりコメント】
岡山交通株式会社
取締役相談役 土江富雄
我々タクシー業界では、新型コロナウイルスの5類移行後、人の動きが活発化しており、タクシーが地域を支える公共交通機関として、役割を果たしていくことが重要だと考えております。
ライドシェア解禁の動きに対しても、地域の皆様からタクシーが安全・安心な移動手段であると評価していただき、「やっぱりタクシーは安全。」と選んでいただけるよう取り組んでまいります。これまでUDタクシーの導入や車いす対応の社内研修を実施する等、高齢者や障害者などの多様なニーズに対応できるように進めてまいりました。
今回、株式会社Cone・Xi様の「chokowa」の取組みに参加させてもらい感謝しております。Cone・Xi、看護師、そしてドアtoドアのできる唯一の公共交通機関である我々「タクシー」、これらが三位一体となる素晴らしい仕組みで、在宅療養者の方を安全にそして安心して移動ができるよう取り組んでまいります。
SPORTS DRIVE LLC.
代表社員 高岡敦史
第3期スポーツ基本計画の柱のひとつである「スポーツによる地方創生・まちづくり」は,コンテンツとしてのスポーツの利活用に留まらず,スポーツの楽しさと集客力・PR力をリソースとして「まちを変える」ということが重視されます。医療依存度の高い在宅療養者の多くは,スポーツをしたり,観戦したりすることから遠いところにいますが、本プロジェクトによる移動支援は、在宅療養者自身と家族等の介護者の中にある「意識の壁」を一気に取り払う可能性を秘めています。移動そのものと目的地のユニバーサルデザイン化を促進する可能性も持っています。加えて、連携企業における社員研修は、介護離職リスクの低減という経営課題の解決にも寄与します。
スポーツまちづくり会社としての弊社の役割は、この四方よし(在宅療養者、まち、連携企業、本プロジェクト推進体)の枠組みをトータルデザインし、特にまちと連携企業を本プロジェクトに巻き込むことです。
様々なスポーツまちづくり事業に参画している弊社としても、本プロジェクトはスポーツまちづくりの一丁目一番地と捉え、情報発信も含めて貢献して参りたいと思います!
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/86674
【今後の展望】
当社のビジョンは、 chokowa(チョコワ)を通じて、看護師が活躍できる場を提供し、その知識/技術が在宅療養者様に還元される世の中にアップデートしてまいります。
株式会社Cone・Xiのプレスリリース⼀覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/73117
<お問い合わせ先> 株式会社Cone・Xi Mail: info@conexi.co.jp (平⽇ am9:00 - pm6:00)
問い合わせフォーム: https://conexi.co.jp/contact/
※本件のお問い合わせである旨を記載の上、お問い合わせください。
■「株式会社Cone・Xi」について
・会社名 株式会社Cone・Xi(株式会社コネクシ-)
・所在地 〒704-8164 岡山県岡山市東区光津507-1 2階
・代表 高木 大地
・設立 2017年08月15日
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