500 Startupsと愛知県、「Accelerate Aichi by 500 Startups」でスタートアップ支援プログラム「Growth Program」参加20社を発表
愛知県をはじめ日本国内のスタートアップに、業界リーダーによる実践的なコーチング、ピア・ラーニング、業界関係者へのプレゼンテーション機会を提供
2021年9月7日 – 世界的なベンチャーキャピタルである500 Startups(ファイブハンドレッド・スタートアップス)と愛知県は、スタートアップ・エコシステムの発展を目的とした協業プロジェクト「Accelerate Aichi by 500 Startups」を展開しており、本日、その一環である国内スタートアップ向けアクセラレータープログラム「Growth Program(グロース・プログラム)」に参加する20社の企業を決定したことを発表しました。本プログラムでは、参加企業が専門的なトレーニングやコーチングを受けることで、成長と事業発展を加速させ、同県のスタートアップによる成功モデルの創出を目的としています。
2021年9月6日から10月15日まで6週間にわたる「Growth Program」は、実用的なプロトタイプあるいはMVP(Minimum Viable Product/実用最小限の製品)を有しているシードおよびアーリーステージ期のスタートアップを対象としたスタートアップ支援プログラムです。本プログラムは、製品の市場適合に向けたスタートアップ企業の歩みを加速し、顧客獲得プロセスを改善することを主な目的としています。参加者は、グローバルな経験を持つ業界のリーダーから実践的なトレーニングを受け、同業とのネットワークや学びを深め、愛知県のビジネス環境を理解し、業界のステークホルダーや潜在的な顧客に向けてビジネスプランを発表します。
2021年9月6日から10月15日までの6週間の「Growth Program」は、実用的なプロトタイプやMVP(Minimum Viable Product)を持つシードおよびアーリーステージのスタートアップ企業を対象としたスタートアップ支援プログラムです。このプログラムは、製品の市場適合に向けたスタートアップ企業の歩みを加速し、顧客獲得プロセスを改善することを目的としています。
本プログラムへの参加が決定したスタートアップ20社は、以下のとおりです。
- 株式会社AnyWhere(https://anywhere.co.jp/):人でつながるワークプレイスプラットフォームを展開
- 株式会社AquaAge(https://www.aquaage.ai/) :パーソナライズドスキンケアのためのDXプラットフォームを展開
- Closer(https://close-r.com/):工場でのピック&プレース作業を自動化するロボットソリューションを提供
- 株式会社コーピー(https://corpy.co.jp/):製造業やヘルスケアなどの分野でAIソリューションを開発する先端AI技術を提供
- FutuRocket株式会社(https://www.futurocket.co/):誰でも手軽に使えるスモールビジネス向けのAIカメラ
- フューチャー・コンビニエント株式会社(https://www.medikabe.com/):医療業界にイノベーションをもたらすメディカルプラットフォームMedikabeを展開
- GEパートナーズ(ジーイーパートナーズ)(https://ge-partners.co/)株式会社:日本語オンライン学習プラットフォームを提供
- 株式会社ジースヌーズ(https://gthnooze.com/):社員のスキル・経験を可視化し、自立・成長を促すタレント・プラットフォームの提供
- 株式会社ジョコネ。(https://joconne.com/):女性のヘルスリテラシー向上を目的としたコースやコンテンツを提供
- 輝翠Tech(http://kisuitech.com/):農業に宇宙ロボットやAI技術を活用し、日本全国の農場をデジタル化
- ListenField株式会社(https://www.listenfield.com/ja/):植え付けから収穫までの効率を高める統合型の営農支援サービスを展開
- 株式会社Masentic(https://masentic.co.jp/):ゲーム型ファンディング・プラットフォームを展開
- 株式会社ミライ菜園(https://www.mirai-scien.com/):家庭菜園に役立つ病害虫診断AIと栽培SNSを兼ね備えたアプリ
- OnClouds Inc.:ロボットと人の共創社会を形成するためロボットプラットフォーム(RaaS)を提供
- Orange株式会社(https://orangeinc.voyage/):ご当地グルメやその土地のストーリーが届く旅のお取り寄せサービスを提供
- 株式会社ポットスチル(https://potstill.mystrikingly.com/):運転行動変容を促すドライバーエージェントを提供
- 株式会社リウシス(https://rivusis.com/):施設管理の分野でアナログとデジタルをつなぐ
- 株式会社スマビル(9月登記予定、現在、株式会社ピークス):すべてのビルの価値をアップするサービス「スマビル」を提供
- トーキョーサンマルナナ株式会社(https://tokyo307inc.com/):遊休スペース利活用したサードプレイスネットワークを提供
- 株式会社Wellday(https://wellday.jp/):従業員のワークエンゲージメントとストレスレベルを分析するクラウドベースのサービスを展開
500 Startups の日本担当ディレクター、大出歩美は次のように述べています。「『Accelerate Aichi by 500 Startups』の立ち上げに続き、本プロジェクトの一つである『Growth Program』に参加企業を迎えることができ、大変嬉しく思っています。本プログラムには、大変多くの応募をいただき、その中から、ヘルステック、製造業、ロボット、人工知能など、次世代を担う産業における革新的な潜在能力のある20社を選定しました。うち7社は愛知ベースのスタートアップです。当社は、グローバルなスタートアップ ・エコシステムを構築する立場として、愛知県と協業の上、これらのスタートアップ企業の成長を支援し、同県のスタートアップ・エコシステムの発展にポジティブなインパクトを与えることを楽しみにしています。」
「Growth Program」の主な研修プログラムは、以下のとおりです。
ー 第1~第2週目:成長の基礎
ー 第3〜第4週目:グロース検証(実証実験)
ー 第5〜第6週目:資本増強とピッチ準備
ー 10月21日(木):デモデイ(オンライン)
ー 10月22日(金):プログラム終了イベント
本プログラムの参加企業は、2名のレジデンスメンター、田中 仁氏とノテ・クラウス氏による個別指導を受けます。田中氏は、日本のAIに特化したシードステージのベンチャーキャピタルである株式会社ディープコア(DEEPCORE)の投資ディレクターであり、グローバルなスタートアップ ・エコシステムにおいて企業へのアドバイスやメンタリングの長年の実績があります。過去に香港に拠点を置くアクセラレータープログラムとAIに特化した投資のグローバルリーダーであるZeroth.aiのパートナーや、VentureBeatによって2016年のBest Social Botに選ばれたAIマッチメーカーアプリFoxsyのCEO兼共同設立者も務めました。
ノテ・クラウス氏は、デザインコンサルティング会社ADGのプリンシパル兼創設者として、デザイン&ソサエティのアプローチで企業と提携して新規事業を成長させる取組みを行っており、カリフォルニア美術大学でもこのテーマで講義を行っています。過去には、サムスン、バイエル、スベルバンク、世界銀行、マッキンゼー・アンド・カンパニー等、と業務を行いました。また、本プログラム期間中は、他のビジティングメンターも参加し、スタートアップのビジネスモデルの指導にあたります。
本プログラムの最後には、2日間にわたるデモデイが行われ、プログラムのクライマックスを迎えます。参加するスタートアップ企業は、本プログラムで培ったスキルを活用して、投資家や潜在顧客に対して自社製品やサービスをプレゼンテーションします。デモデイご参加には、事前登録の上、審査が必要になります。 デモデイご参加のお申し込みは、こちらになります。https://airtable.com/shrA9ye77NDaWJl54
「Accelerate Aichi by 500 Startups」は、「Growth Program」のほかに、経営者やイノベーションチームがスタートアップ企業と提携し、イノベーション活動を推進するための事業会社を対象とした4日間にわたるプログラム「Corporate Innovation(コーポレート・イノベーション)」、海外のスタートアップが日本でのビジネスチャンスを見つけ、成長を拡大するための10週間にわたるプログラム「Landing Pad(ランディング・パッド)」の計3つのプログラムで構成されています。
500 Startupsは日本のスタートアップ・エコシステムの発展を支援する取組みを継続的に行なっており、今回の「Accelerate Aichi by 500 Startups」は最新の取組みとして発表したプ ロジェクトです。これまでにも、三菱商事の研究開発機関である M-Labとの連携や日本貿易振興機構(JETRO) シンガポールの「X-Hub Tokyo」等、様々な取組みを実施してきました。
「Accelerate Aichi by 500 Startups」の詳細については、以下の公式サイトをご確認ください。
公式サイト:https://ecosystems.500.co/accelerate_aichi/accelerate_aichi_jp
<500 Startupsについて>
500 Startupsは、アーリーステージを支援する世界で最もアクティブなのベンチャーキャピタルの一つです。2010年の設立以来、500 Startupsは77カ国で2,500社以上の企業に投資してきました。また、17カ国以上に140人以上のチームメンバーがおり、500 Startupsのグローバルポートフォリオを支援しています。代表的な投資先には、Credit Karma、Canva、Talkdesk、Intercom、GitLab、Grab、Bukalapakなどがあります。
また、500 Startupsは、政府や財団と提携して独自のアクセラレータプログラムを展開したり、企業と提携して新興企業との関係を促進したりすることで、イノベーションのエコシステムの発展を支援しています。また、教育プログラムを通じて投資家の育成も行っています。500 Startupsは、世界中で1,500社以上のスタートアップを対象に、60以上の成長プログラムやアクセラレータプログラムを実施してきました。
スタートアップならびに事業会社からのお問合せ:
株式会社 500 Startups
担 当:大出(おおで)・真島(まじま)
メール: accelerateaichi@500startups.com
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