モデル予測制御の民主化をAIによって目指す「株式会社Proxima Technology」がプレシリーズAラウンドでDEEPCOREより9,000万円の資金調達を実施
【会社概要】
株式会社Proxima Technology(プロキシマ テクノロジー)は多くの方々が数学による恩恵を受けられるような社会を実現するべく設立されました。機械学習や最適化、制御、3次元データ解析等、多くの分野において数理的なアルゴリズムの社会実装を目指しています。
現在は特に「Smart MPC」というモデル予測制御と機械学習を組み合わせた制御AIに注力しており、これにより自動運転業界などのごく一部の領域で使われてきたモデル予測制御を他の多くの業界に普及させることが可能となります。
【Smart MPCについて】
Smart MPCはモデル予測制御と機械学習を組み合わせたProxima Technology独自の制御AIで、今までにない新たな制御ソリューションを提供することが可能です。
■Smart MPCの特徴
1. むだ時間に強い(遅延があっても大丈夫)
未来の状態(予測)に基づいた適切な制御ができます。
2. 学習が早く、安定している
少数データでも学習が可能であり、学習結果も安定しています。
学習も簡単で、パラメータの調整の手間も非常に少ないです。
3. 計算量が小さい
制御対象によってはRaspberry PiのCPUでも動くほど軽量です。
その他、MIMO(多入力多出力)系や拘束条件が扱えること、最適化ができることといった特徴もあります。
詳細は以下のURLより
https://proxima-ai-tech.com/tech_smartmpc
【Smart MPCの適用事例】
1. 空調機最適制御:トリニティ工業株式会社
2. 双腕台車付きロボット「Nyokkey」の制御:川崎重工業株式会社
3. ヒューマノイドロボット「Kaleido」制御:川崎重工業株式会社
4. 4脚ロボット「Bex」の制御:川崎重工業株式会社
5. 冷却塔インバーターの制御
6. クレーン制御
【資金調達の目的】
この度調達した資金を活用し、Smart MPCの開発体制の強化や適用先の拡大、確率的Smart MPC等の新技術の開発等を行っていく予定です。
【投資家からのコメント】
DEEPCORE Deputy Senior Director 澤﨑 萌
Proxima Technologyは、今まで何千億〜何兆円もの巨額の投資が必要だった車の自動運転や超大型プラントなど資本集約的な産業に利用が限定されていたモデル予測制御(MPC)技術を、AIの進化により身近な存在に民主化していく世界を実現する技術を持つスタートアップです。その担い手となる深津CEOは非常に研究熱心で、難解な数学理論を紐解き、制御理論とAIを組み合わせた新しいプロダクトを発明し続ける、聡明でスピード感のある経営者です。また、高い技術力を有するエンジニア・チームも魅力的で、MPC技術の実装はまさに同社しか成しえません。従前のPID制御から取って代わり、同社のSmart MPCが描く新しいAIとMPCによる制御の世界を全力で応援していきます!
【代表からのコメント】
株式会社Proxima Technology 代表取締役 深津卓弥
私たちは多くの方々が数学による恩恵を受けられるような社会を実現することをミッションに掲げております。モデル予測制御や機械学習を中心に数理最適化や3次元データ解析等々、多くの分野において数学の社会実装を目指していきます。
【お問い合わせ先】
社名 : 株式会社 Proxima Technology
住所 : 〒116-0003 東京都荒川区南千住8-5-7 白鬚西R&Dセンター 303
代表者 : 代表取締役 深津 卓弥
URL : https://proxima-ai-tech.com
連絡先 : contact@proxima-ai-tech.com
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